▲町功労者の皆様に感謝状と記念品を贈呈
▲毎年恒例の日本舞踊
あけましておめでとうございます。
平成31年、平成最期の年が明けました。
1月10日、境町のアリモールにて、さかい新春の集いを開催させていただきました。発起人代表としてのご挨拶を掲載させていただきます。
「ごあいさつ」
本日はご多用の中「さかい新春の集い」に、500名を超える各界各層の皆様 に多数ご出席いただき、誠にありがとうございます。平成最後となる記念 すべき年明けを、皆さまとともに迎えられましたたことを、心よりうれしく思います。
さて、昨年2月の境町長選挙におきまして、2期目の町政を担わせていただくこととなりました。あらためて感謝を申し上げます。
平成26年に境町長に就任以来、財政再建、ひとの創生、人口増加政策の3本の柱を中心 に「選ばれる町境町」を目指 し、さまざまな政策を推進してまいりました。
全国的に人口減少が進んでいる 中、昨年4月には、プラス13人の人口増に転じました。これは、駅のない、つくばエクスプレス沿線でもない当町にとっては快挙であると思います。
今年度はマイナ ス50名前後を推移しておりますが、近隣では、同規模で300名から人口が減っていることを考えると、政策の効果が出てきており、下げ止まりつつあると言ってもよいと思います。また、財政については、5年連続で借金を削減する見込みであり、町の貯金も大きく増加をする見込みです。しかし、将来の借金である将来負担比率は、まだまだ県内ワーストワンのため、更なる改善に努めてまいります。
さて、昨年を振り返ると、2月の町長選挙からはじまり、
3月には、役場庁舎1階にベビー用品で有名なエジソンママと提携し、 キッズスペースを設置。
4月には、山神町にPFIを活用した、子育て世帯の移住定住を促進する住宅「アイレットハウス」が完成したほか、境町の全小中学校で先進的な英 語教育を行う「スーパーグローバルスクール事業」を開始いたしました。さらにアルゼンチンオリンピック委員会と、東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプ開催にかかる覚書の締結。そして、沖縄県国頭村との道の駅友好交流協定締結を実施いたしました。
6月には念願でもありました。「境古河IC周辺土地区画整理組合」の設立総会および、大和ハウス工業との業務代行基本協定書締結が行われました。また、昨年に引き続きハワイ州ホノルル市で 「境町ウイーク」を開催し、ワイキキビーチでハワイ最大級の花火を打ち上げました。ロイヤル化粧品桃園会長にはあらためて感謝を申し上げます。
7月には、全国初となる水害避難タワーが役場西側に完成。また、西日本では大変な豪雨に見舞われ、甚大な被害が発生。当町では、西日本豪雨の被災地支 援のため、広島県・岡山県倉敷市のふるさと納税の代理寄付受付を開始 し、広島県へ約7千万円、岡山県倉敷市へ約1億4千万円の寄付を届けさせていただきました。
また、打ち上げ数では全国ランキング5位となる、利根川大花火大会を開催し、20万人を超える来場者が境町を訪れました。
8月には、境町の中学生20名を、はじめて沖縄県国頭村に派遣する「リーダーシップ研修」を実施。参加した中学生たちは研修を通じ、大きく成長した姿を 見せてくれました。
9月には「ニコニコパーク」が文化村にオープンいたしました。連日親子連れや子どもたちで賑わいを見せています。小松マテーレ中山会長にはあらためて感謝を申し上げます。
そして、9月25日には、2年半という短い期間で、ハワイ州ホノルル市と友好都市協定を締結することができました。コードウェル市長、マーティン議長をはじめ関係各位にはあらためて感謝を申し上げます。
この月は、北海道胆振東部地震が発生した月でもあり、境町では、震源であり、一番犠牲者が多く出た、北海道厚真町に対して、ふるさと納税の代理受付を行 い、3千7百万円を届けさせていただきました。
10月には「道の駅さかい」に、隈研吾先生の設計による、六次産業化施設と「さかいサンド」をオープンさせていただきました。また、アルゼンチンへ境町の児童を派遣するとともに、アルゼンチンオリンピック委員会と事前キャンプの打ち合わせのため、私もアルゼンチンを訪問せていただきました。
12月には、空き店舗活用事業であり、まちなか賑わい創出事業として、旧大久さん跡地をリノベーショ ンした「河岸の駅さかい」がオープンさせていただきました。そして、3年連続茨城県一位となっている、ふるさと納税は、おかげさまで、申し込みベースで約50億円を超え昨年の2倍以上の寄付をいただくことができました。
振り返ると1年間様々な事業を実施させていただくとともに、結果としても、5年連続借金の削減、3年連続の人口の社会増、道の駅さかいの売上増加などを実現することができました。あらためて、関係各位に感謝を申し上げたいと思います。
平成最後、そして、改元を迎える今年としては、これまでの政策をさらに着実に進め、選ばれるまち境町となるように、生まれる前から、亡くなるまで、住民主体の、住民に優しい政策を進めてまいりたいと考えております。
移住定住政策の更なる充実、まちなかの活性化、企業誘致、健康づくり、教育の充実など、議会をはじめ皆様とともに、選ばれるまち境町を創ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
結びに、本日お越しの来賓の皆様方をはじめ、来場者の皆様、発起人の皆様、町のためにご功労をいただいた皆様、すべての町民の皆様並びに、各界各層の皆様に、心から感謝を申し上げるとともに、今年も引き続き、町政運営に対 し一層のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げ、今年一年が素晴らしい年であります よう心よりお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。
平成31年1月10日 境町長 橋本 正裕