
災害の話も冒頭させていただきましたが、災害からの復旧、リーダーシップ論、これからの政策について講演させていただきましたが、ハワイも島ということで、日本と似た課題を抱えており、東日本大震災による原子力発電の問題や、クリーンエネルギー利用の課題など多くの質問があり、とても実りのある講義となりました。ダン先生をはじめ素晴らしい機会をいただいたプナホウスクールに感謝を申し上げます。
現在はホノルル市内の広大な敷地を持つ校舎で幼稚園から高等学校(第12学年)までの一貫教育を行っており、生徒数は3,750人を数え、単独の学校としてはアメリカでも最大の生徒数を持つハワイ州内でも有数の名門校で、大学進学率はほぼ100%であす。
校風は自由で、生徒の個性や自主性を重んじる雰囲気があり、課外活動の充実度は特筆すべきで、スポーツプログラムには学校をあげて力を入れており、オリンピックサイズのプール、陸上競技場、野球場、テニスコートなど大学レベルの設備を誇ります。もちろん設備だけでなく各競技でトップクラスの人材が集まり、スポーツ雑誌「Sports Illustrated」で全米38,000高校中、プナホウのスポーツプログラムが第1位に選ばれており、プナホウは数多くのオリンピック選手を排出していることでも知られております。