思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

宮本むなしの和定食(焼鮭定食)とJR羽衣線に南海高師浜線

2021-03-09 07:37:11 | 2021年の旅行記(国内)
3月5日の朝、いよいよ2021春シーズンの青春18きっぷの旅スタート、富田6時16分発亀山行きに乗るといつもは朝練の部活高校生が多い電車なのに一見してヲタというか同業者っぽいのが多いなと感じる。〈ムーンライトながら〉があった頃は乗り継ぐ人も多かった列車だが…。車掌が回ってきたが検札ではないので青春18に日付記入をやめておきます。というのもJR東海で車掌はスタンパーを持たないので手書きになるが、日付書いて「〇〇〇Mレチ」と書いたうえでシャチハタなのでどうしても見にくくなってしまい、都内の駅で不正乗車を疑われたことがあるからだ。降りるときにでも駅でスタンパー捺してもらえば駅名入っているからそんな疑いも起きない。亀山で加茂行きに乗り換えると車載式ICリーダーに電源が入ってた。ただしディスプレイ部にバツ表示されて使えなくはしてあった。3月13日からは関西本線全区間でICが使えるようになります。先ほどのヲタは「これ改善車」と盛り上がっている(4人いる)。柘植で京都行きの117系に乗り換えて腹が減ったのでかつて住んでいた石山で下車。草津で降りても駅周辺に牛丼屋はなく立ち食いソバしかない。



石山にあるのは牛丼屋ではなく「宮本むなし」ですけどね、当地に住んでいたのは2015年9月までなのでもう5年以上経ったのか…。住みやすい街ではある、ただし当時の職場は環境がクソ悪かったのでいい思い出はない。店内は先客が3人ほど、うち2人は朝から結構ヘビーな定食を食べながら「今日は定時帰宅でよかった」と言っているから周辺の工場勤務だろうか。東レやルネサスの工場が周辺にはあります。ともかく食券を買いますが、いつもなら朝定食の目玉焼きとウィンナー定食だけどそれって松屋でも全く同じものが食べられる。ならば今日は趣向を変えて和定食にしよう、値段はどっちも400円で鮭と納豆がついている。店員は漬物が入った容器を持ってきて食券をもぎって待つこと数分。



うーん、いくらなんでも器の大きさ見直したほうがいいのでは?干からびたみたいに小さくなった鮭がひときれあるのみで漬物はさっき持ってきたものを私がのせただけ。吉野家の牛鮭定食のほうが立派だし、こりゃあいくらなんでも寂しくないか?でも納豆と生卵、味付け海苔があるのでご飯を食べるのには全然困りません。味噌汁はしじみ汁のようだった、姿かたちは見えないけどもそんな風味がした。ご飯は全自動ロボットで盛るのだけど、下に丼置いて「普通」押したが思ったより量が少ないかも。おかわり自由だから結局3杯食べましたけどね。ごはんの友だけはいっぱいありますから。

食後駅に戻り大阪に出て毎度ながら天六の理髪館で旅行用の頭をこしらえます。前回から25日しか経過してないが次来れるとしたら相当後になってしまうからねえ、それに小奇麗な頭で旅行に行ったほうが気分いいでしょ。今日は洗髪だけ見慣れないお姉さんがしてくれたがどこかおっかなびっくりでまだまだ経験値が低いのかな。毎度ながら顔そりは上手だ。散髪後は天満駅に戻って関空/紀州路快速に乗って降りたのは鳳。



今日はすごく時間に余裕があるので、滅多に乗らない路線に乗りたいなと。羽衣線なんてもう何年も乗ってない。103系3両編成の頃以来かと、初めて乗った時はクモハ123の単行だった。



それが今は車両の都合とはいえ225系4両なのだから大出世だ、羽衣線って知らないと時刻表地図を見る限りではぽこっと飛び出た路線だけどJRと南海を連絡する通勤通学路線で結構乗っていますし営業的にも黒字のはずです。



列車も15分毎の運転で同じ車両が行ったり来たりしています。それもそのはずで1駅のみで5分とかからず、発車してすぐに右に曲がって高架になり大きな道を越えればもう東羽衣って感じ。





駅は両面にホームありましてかつては乗車と降車で分けていましたが現在は右側のみの使用。



改札は窓口がカーテンで閉まっててインターホンで改札を開けてもらいます。西日本はこういう改札が都市部でも結構ある。みどりの券売機プラス設置。



このような形態の駅になったのは南海線を越えて先に延ばす計画があったからと聞いています。だからここは東羽衣。しかし南海線は高架化されて物理的に無理だ。南海は関空・和歌山方面のみ高架で難波方面はまだ地平線。折角ですので高師浜線にも乗りましょうか、これも15年か20年近く乗っていない。難波行きホームの南寄りに専用ホームがあり丁度電車がやってきた。



こちらも同じ電車が20分間隔で行ったり来たりしているダイヤ。この路線は羽衣~伽羅橋の高架工事に伴い5月から4年ほどバス代行になるとのことなので、乗るなら今のうちかな。輸送量が少ないから既存の線路を壊してそこに新たな高架をつくって繋げるということ。しかし廃止にするという話はでなかったのかな。と思ってWikipediaで調べてみましたが、乗降人員が3,000人ほどなのでそれほど赤字でもないかむしろ黒字かもしれません。わずか1.5キロしかない盲腸線ですから。それでも羽衣線ともども、戦前は周囲に松原が広がる海水浴場があったとのことで、夏には両社が熾烈な誘客合戦を繰り広げ、羽衣線は南海線を渡らないと海に行けないのでわざとノロノロ運転して踏切遮断時間で嫌がらせをしたなんて話も。





高師浜駅は住宅街のなかにぽつんとあるような駅でステンドグラスが見えます。無人駅で横には南海の研修所があった。





そして高石神社もあったので参拝しておきます。今回は御朱印帳は持ち歩いていません。寺社に行く予定はなかったので。それにしてもだ、やはり高師浜線の存在理由が気になる。





だって高師浜から10分ほど歩けば本線の高石に着いちゃうほど近いんですよ。無くて困る人ってほんの一握りでは?



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1 コメント

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Unknown (ひろ君)
2021-03-09 11:20:54
たまたま見つけました。50年位前に住んでいました。当時は高師浜は別荘地の名残りがありました。
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