思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

東京→修善寺 185系下り最終特急列車 踊り子13号乗車記

2021-03-18 08:23:00 | 2021年の旅行記(国内)
東京駅の丸の内南口から改札内に入りエキュート東京で昼食用弁当を購入します。しかし目の前で会計しているおばさんがどこか頭おかしいのか(全然関係ないポイントカード見せてポイント付与を迫る)店員も困惑。どうしても頭のおかしいのはいるさ、ちらと見たらドラッグストアのポイントカードだった。これから乗る列車はもうお判りでしょう、コチラです。









東京駅を発車する185系特急の最終列車〈踊り子13号〉に乗ります。行き先は伊豆急下田と修善寺とありますが、今日は日帰りで帰宅しないといけないので下田だとちと遠いこともあり修善寺へ、1か月前の時点で下り列車は難なく買えました。上り最終の〈踊り子16号〉は満席続きでしたがね。そして改札内のみどりの窓口で先ほどの「浅草橋→140円区間」の乗車券を示して修善寺までに変更してもらいます。こうすれば損もないし、ここから(山手線発)も浅草橋も同じ運賃なので。ちなみに浅草橋→修善寺だと上野・池袋・渋谷・品川と順路に沿って途中下車も可能です。「東京電車大環状線」を外していますからね。なお、私の対応してくれた窓口の隣の係は客もいないからか、まもなく発車する〈踊り子13号〉の指定席の照会を繰り返しやってた。直前キャンセルあるのかな?っていう好奇心というか暇だからでしょう。



今回私の席は15号車3番A席、隣には気弱そうな男がしきりに「すみません」「申し訳ないです」の連発で、彼は座っているだけ何もしてないが周囲の視線が気になるのでしょう。なおその席は2日前になって私が放出した席、えきねっとで事前申し込みする際に人数を2に間違ってしていたため。今日発券するまで座席は分からなかったが座席を横並び条件にしたから間違いないでしょう。ちらと見えたが特急券は川崎までだった、そういう短距離はほかの客に却って迷惑なんだがなあ。2日前以降に確保したからまだマシだけど、北陸新幹線の開業初日の金沢始発のかがやきで金沢→富山が一定数いたと聞く。全区間乗車したい人からしたら迷惑に感じます。自由席でいいじゃんと思う。

列車は定刻通りに東京駅を発車、罵声大会を危惧していたんですがホームの放送でも歓声ではなく拍手でお願いしますと言っていることもあり杞憂に終わりました。それとも東京駅に戻ってきたときは罵声大会かなあ?ほかの地方でまず見られない光景なので、首都圏近郊に集まるヲタは馬鹿で程度が低い。それでは昼食の弁当を食べよう。特急列車には弁当と缶ビールがつきものだ、まして踊り子のような行楽特急には。



以前から気になってたエキュート東京の「喜代村」で販売されている三色弁当1,100円。期限間際のJREポイントをびゅう商品券1,000円に交換したのを使ったので実際の負担額は袋第込みで105円。見た目は非常に悪い弁当、すしざんまいの会社が変な弁当を売っているなと随分前から思ってて、それでもずっと売っているのだから人気商品に違いない。いっぺん試してみるかと買った次第です。ご飯の上にマグロ煮やフレーク、鮭のハラスにいくら。鮭のハラスは脂の塊な感じもしますし実際ご飯がギトギトになっているんですが美味しいですよね。ぱさぱさな鮭の切り身食べるくらいならハラス焼きがいい、だから血圧高めなのか?いくらも醤油漬けで丁度いい塩梅で塩辛くない、マグロフレークは甘め、総括して意外に旨いじゃないかこの弁当。値段も1,100円なら昨今の物価を思えば高くはない。駅弁屋の弁当のほうがもっと高いし量も少な目。でも喜代村ならマグロ握りセットでも買うべきだったか?



多摩川を渡って川崎へ、窓の空く特急列車も今日で最後、今となっては換気に好都合なんだけどね。隣は「本当にご迷惑おかけしました」と降りてゆく。どうしてそこまで卑屈な態度なのだろう、私とは真逆だ。入れ替わりにB・C席に老夫婦が収まる、温泉旅行へ行く風には見えずやはり最後の乗車を楽しむのだろう。そういえば車内放送は各駅ごとに鉄道唱歌のチャイムを鳴らしているな。横浜のホームには高校生が男女数人写真撮影していたが学校は?車内にも学ラン着用の高校生がいてお前も学校は?しかし嬉しいことにホームで撮影している女の子、しゃがんでカメラ構えると乗客に向けてパンツ御開帳なんだよな、久しぶりにいいものを見た。その後はウツラウツラで気づいた時には小田原。





修善寺編成で海が望める区間と言えば根府川真鶴あたり、根府川は無人駅だからか支社の腕章をした社員が監視しているのが見えたが思ったほどの人数ではない。熱海では伊豆急下田編成と切り離しがあるので車内騒然、そこまでして大混雑の切り離し作業を見たいとは思わないな。近寄れないようにロープで規制線も張っているし。一旦ドアが閉まって切り離し後に軽く後ずさり、乗務員もJR東海に交代、三島までの2駅だけの乗務です。

個人的にはJR東海の車掌英語放送はやめたほうがいいと思う。発音がよくないから。三島では伊豆箱根鉄道の乗務員に交代し、車内にも本社の社員と思われる人が何人も乗り込んできた。修善寺まではもう少しだ。伊豆箱根鉄道とJR(国鉄)の直通運転の歴史は古く、戦後昭和25年からだというからいかに温泉客輸送の需要というか、戦後5年程度でゆとりが出てきた人もいるということだ。その直通運転も185系引退で終了になるのでは?という声もあったがE257系で継続になったのは嬉しい話だ。伊豆箱根鉄道的には直通運転は未来永劫継続したいでしょう、しかし熱海~三島がJR東海なのがネックになっているんだよね。このわずかの区間のために乗務員を確保したり他社車両運転できるよう養成しなくてはならないから。





三島田町、大場と過ぎて。



185系から見る景色も今日で最後、伊豆箱根にとっても185系は旗艦列車だった。大仁で降りた人も数人いた、ここまで来たら最後まで乗ればいいのに。踊り子13号は定刻通りに修善寺に到着。





あとは帰りがあるのみだ。



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