朝は7時半過ぎに起床しました。今日の旅程は列車の都合で非常にゆったりしています。でも移動距離は長いです。
1階のレストランで朝食。楽天やじゃらんの口コミでも朝食がいいとあったが、非常に内容のいい朝食で驚いた。正月なのでおせちの用意もありました。米もうまくてしっかりお代わりして食べました。最近、朝食バイキングにとろろがあるとつい手を伸ばしてしまいます。
9時になってからチェックアウト。昨夜は暗いから分かりませんが、結構古いホテルだったんですね。まあ部屋が昭和風だったし。
徒歩5分ほどで福島駅へ。
その駅構内にあるラーメン屋。さすがJR!って思わせる店名です。これで「当店は電子マネーは使えません」とあったら、それはそれで面白いのだが。もしこの人を思い出したなら相当寄席に通っていると言えるでしょうね。
9時37分発の郡山行きに乗車。701系4両編成でしたが終始混んでいました。福島の二大都市を結ぶ列車ですし、沿線都市も比較的大きいですから。車内で向かいの席で結構匂うハンバーガーを食べるオヤジには迷惑だったが。
この区間の電車では色々な思い出があります。
初めて一人旅した1994年3月、福島で黒磯行きに乗りました。すると若い女性が話しかけてきて「どちらまで乗ります?」と言うので「終点まで」と言うと「丁度良かった、この子二本松まで預かってもらえませんか?向こうの駅にはこの子のおじいちゃんが迎えに来ていますから」と幼稚園児を預けられた。まあ終始大人しくしっかりしている子で、こちらが促さなくても二本松が近づくと降りてゆきました。
2006年の1月3日、奇しくも同じ日だったと思います。東北地方は強風による運休・遅延が頻発し、仙台18時頃に出る福島行きが2時間遅れ、福島で21時過ぎてから黒磯行きに乗車しました。本来であれば黒磯から先、上野までは問題なく行ける旅程だったのですが、車内放送で黒磯から先の接続は無いこと。乗り換える人は車掌にとのこと。そこで切符(北海道&東日本パス)を呈示して新幹線に振り替え輸送できないか依頼。同様の人は私含め2名(もう1人は青春18きっぷ)で車掌は無線で指令に掛け合いました。ほどなく返事がありました。701系は半室運転台だし、先頭車の運転台そばに座っていたので無線は筒抜けです。
「北海道&東日本パス方は別途特急券購入で東京まで新幹線振替可、青春18の方は一切不可」
車掌は「同じような切符で扱いに差を付けられると現場でもめる恐れがあるので困る」と懇願してましたが「本社指令の判断だから」と却下。まあ私は結局のところ、新幹線に乗っても東京で一泊せねばならなかったので、郡山で降りてホテルを探しましたね。
10時25分に郡山着、すぐに1番ホームへ移動です。
10時44分発〈あいづライナー1号〉に乗ります。485系で運転されている快速で乗りトク列車です。方向幕は会津若松となっていますが、臨時延長で喜多方行きです。方向幕の用意がないのかな?一時期は583系で運転してたように思いますが、乗りたかったですねえ。
いや、485系も好きですよ。気づけば乗れる区間が減ってきていますし。
結構並んでいましたが無事に席は確保。荷物に留守番させて駅前に出てみました。
やっぱり郡山のほうがずっと都会ですね。コンビニで酒とつまみを買って戻るときれいに席が埋まって発車。
郡山に雪は無いのに、磐梯熱海ではさらりと積もっていました。これから会津に向かって増えてゆくことでしょう。