味噌ラーメンの元祖の店 味の三平へ初めて行ってみた

4月1日の話。

東横インに泊ったので朝はバイキング朝食。昼はエスコンフィールドだけどどの店も大行列で並ぶ気になれないのと、並んでいるときにやんちゃん（乃木坂46の金川紗耶）が出てくるかもと気が気でならないし、そんなに腹も減っていなかった。そしてあとのことを考えて15時半には球場を出て札幌に戻る。そこで3月30日に駅にも入れず大行列なのに札幌方面が空いたまま発車させているのがわかった。

ホームに行くと警備員がいるのだがとにかくホームの奥から詰めて乗る様にと指示される、手前の乗車位置に並ぶと「すみません…」と言ってくる。奥の方は千歳側なので反対の札幌側の先頭車に空きが目立つ状態に、しかも西武球場前と違って長時間停車できるわけもないから乗車したくて並んでいる人がいてもある程度で打ち切り次の列車でとなる。

まあ私はホーム上混雑しているわけでもないし、警備員の言っていることはお願いベースなのだから無視しましたがね。それは相手も分かっているのかしつこくは言ってこない。それにまだ試合中で大混雑と言うわけでもない。おかげで先頭車の空席に座れました。従ってたら立ってゆくことになったろう。その後は札幌駅の土産物屋で残っている旅行支援クーポンも使って買い物。松尾ジンギスカン以外の味付けジンギスカンが食べたい。それで松前漬けと一緒に購入して会計するときに保冷剤とかなにも聞いてこないので入れてくれるように頼むと「お金かかりますけど」などと言う。というか勝手にいらないという判断はしてほしくない。そもそも「お金かかりますよ」などと言われると気分悪い。そんなケチではない。

まだ寒いですし4時間くらいならそのままでも大丈夫ですよとも言うが、それは店員が勝手に決めていること。反して夏になれば短時間だからいらないと言っても「1時間以上持ち歩くなら保冷材付けてもらわないと販売しません」という店もある。その後は大通方面までぶらぶら歩き、遅くなったけど食事しよう。いま食べておけば帰宅までは問題ない。と向かったのはコチラ。



味の三平、味噌ラーメンを考案したことで有名な店。そんな店だからこそ観光客も多いし避けてきた。しかしいまの私は立派な観光客だ、札幌市民ではない。それに16時過ぎに混んでいるはずもなく試すにはいい時間だ。事実先客は2人のみで「お好きな席をどうぞ」と。



お冷と一緒に漬物が運ばれた、これはサービス？勘定に入っているのか？とくに説明は無い。味噌ラーメンを注文すると焼売はいりますか？と訊いてきた。この店は焼売も人気なのは知っているがラーメンだけで充分だし、先客もラーメンしか食べてない。その後3分ほどしてまとまった客が入って来て台湾人風。すると「兄さん、悪いけど席は移ってもらうよ。ここだとあちらの方がバラバラになっちゃうから」

お好きな席をどうぞ！じゃないのかい？

飲食店あるあるといえばそれまでだけど、先を見ることができないんだろうな。かといってカウンターの隅に座ると松本のテンホウみたいにここでいいんですか？テーブルも空いてますよと言われることも。その時も10分もしたらほぼ満席になってたし、結果的にカウンターに移れとか言われたかもしれず。



これが元祖味噌ラーメン、チャーシューは入ってないんだね。炒めもやしと挽肉で昔食べたような味噌ラーメンのビジュアル。スープは…ラードで膜ができているね。味は…濃すぎず薄すぎず、昔ながらの味噌ラーメンで老若男女問わず食べられる味。元祖なんだからそうかもしれないが。卓上に唐辛子はあったが辛子味噌？があったのでそれを少し入れて食べる。生姜も多く入っているのかポカポカと温まる感じで発汗作用で汗がポタポタ。普段から熱いラーメン喰うと汗が止まらないがそれ以上。値段が900円というのはちょっと高い気はしたね。

それにしても古くからある店なのに、なぜ大丸藤井セントラルという文房具屋ビルの4階にあるんだ？店の前の棚には線香が並んでいるような場所にさ。ともかくこれでやり残しはないので東豊線に終点まで乗って、バスに乗り換えて空港へ向かうこととします。



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