都羅山行きDMZ-Trainは定刻通り10時15分にソウル駅を発車、気動車の3両編成です。汶山から先は非電化ですからね。すぐに車内を車掌が回り、民統線を越えるための書類を配りました。外国人用に英語版でもあればいいのにと思うけどすべてハングル。しかし記入することは名前とパスポート番号に生年月日くらいで「私はDMZエリアに入域するにあたり、もし何かに巻き込まれても自己責任で」とかいうことに署名するだけ。ま、それほど難しくはないと思います。
車内はこんな感じ、なんて派手なんだ。
座席は転換シートで壁には各国の言葉で平和についての言葉が記載。しかしやっぱりかなあ、見た感じだけどタイ語よりも日本語は少なかった。そして昔の鉄道の写真なんかも展示されていました。
程なくしてさっきとは別の人(KorailのIDを提げています)が書類の不備を確認し、帰りの切符の有無もあわせて確認します。私は今回の切符はネット予約で自宅でしました。運賃は片道8,800ウォンでカード決済するとネット乗車券を発券できます。印刷してそのまま乗車できる優れものです。そしてゴニョゴニョ言うので「えっ?」と聞き返すと日本人と言うことに気づいたのか、英語で「トンネルには勿論行きますよね?」という。トンネルとは第3南侵トンネルのことだろう。「もちろん」と言い返すと「13,000ウォン」という。再び「えっ?」と言うと「マネー、マネー」という。
ネットでDMZ観光、安保観光について検索すると都羅山駅に着いてから窓口で申し込むと書かれている記事が多いのでそうだと思っていたが、向かっている車内で先に精算に変わったらしい。車掌が持つようなPOSでこのようなレシートを発行し、首から提げる入域用のIDカードを一緒に渡されました。でも考えてみれば列車の乗客はほぼ全員間違いなく行くのだし、乗車時間は1時間弱あるのでその間に済ませたほうがスムーズだよなと。料金は13,000ウォンですが、これも検索すると11,900ウォンとか出てくるので値上がったんですね。韓国はインフレがひどく、コンビニで500ミリのコーラが1,800ウォンにはびっくりした。日本よりずっと高いから。
そうそう、渡されたIDには2種類あって青っぽいのと緑っぽいのがあって後者を貰えたんだけど、実はこれが曲者でした。答えはのちほど。
列車は汶山を経て臨津江に到着。ここまでは前回来た時に乗りました、その時は駅前からバスで向かった記憶。要は臨津江~都羅山は未乗区間です。
平壌まではまだ200キロほどあります。線路が再連結した時にはセマウル号がいつかは走るかもと思いましたが、やっぱり…北朝鮮ですからね。もっとも今日はもう一つの南北連絡線の東海線で合同設備点検を行うとニュースで見たが、韓国側はつながっていない東海線など意味なかろうに。
憲兵さんはつらいんだよ~。乗客は整列ののちに憲兵の先導を受けて通用門からいったん外に出ます。
正面から駅舎に入って入域審査を行います。
ここで先ほど記入した書類とパスポートを提示して確認を受けます。勿論韓国人は身分証明書を提示です、外国へ行く訳ではないので。ウィキペディアにはX線検査とか荷物検査と書かれているけど一切なし。横に機器類はあったから緩和したのか。そうそう、私の真後ろに関西弁を話す女の子、てっきりパスポートを提示すると思ったら写真付きのカードを提示したけどこれってなんだろ?彼女は韓国籍の在日でそういう証明書だろうか?のちに疑問は氷解します。
とまあ無事にチェックポイントを通過すると、全員の審査が終わるまでは発車待機。
この先ずっと平壌に、北京、果てはモスクワにパリ…。つながっていると思うと浪漫だわ。日本統治下の頃は文句なしの複線で最大級の幹線でした。大東亜共栄圏ではなおさらね。
しばらくは写真撮影タイム。
蒸気機関車があしらわれているけど、恐らく京元線の分断地点に「鉄馬は走りたい」と書かれた看板に由来すると思います。
ちなみに2両目はいろいろな人が手をつないだ絵。
警笛と笛が鳴って声がしました、もう発車時間のようです。いよいよイムジン河を越えてDMZエリアへ向かいます。憲兵も4人ほどやってきて各車両に乗り込みます、否応にも緊張感高まりますね。
車内はこんな感じ、なんて派手なんだ。
座席は転換シートで壁には各国の言葉で平和についての言葉が記載。しかしやっぱりかなあ、見た感じだけどタイ語よりも日本語は少なかった。そして昔の鉄道の写真なんかも展示されていました。
程なくしてさっきとは別の人(KorailのIDを提げています)が書類の不備を確認し、帰りの切符の有無もあわせて確認します。私は今回の切符はネット予約で自宅でしました。運賃は片道8,800ウォンでカード決済するとネット乗車券を発券できます。印刷してそのまま乗車できる優れものです。そしてゴニョゴニョ言うので「えっ?」と聞き返すと日本人と言うことに気づいたのか、英語で「トンネルには勿論行きますよね?」という。トンネルとは第3南侵トンネルのことだろう。「もちろん」と言い返すと「13,000ウォン」という。再び「えっ?」と言うと「マネー、マネー」という。
ネットでDMZ観光、安保観光について検索すると都羅山駅に着いてから窓口で申し込むと書かれている記事が多いのでそうだと思っていたが、向かっている車内で先に精算に変わったらしい。車掌が持つようなPOSでこのようなレシートを発行し、首から提げる入域用のIDカードを一緒に渡されました。でも考えてみれば列車の乗客はほぼ全員間違いなく行くのだし、乗車時間は1時間弱あるのでその間に済ませたほうがスムーズだよなと。料金は13,000ウォンですが、これも検索すると11,900ウォンとか出てくるので値上がったんですね。韓国はインフレがひどく、コンビニで500ミリのコーラが1,800ウォンにはびっくりした。日本よりずっと高いから。
そうそう、渡されたIDには2種類あって青っぽいのと緑っぽいのがあって後者を貰えたんだけど、実はこれが曲者でした。答えはのちほど。
列車は汶山を経て臨津江に到着。ここまでは前回来た時に乗りました、その時は駅前からバスで向かった記憶。要は臨津江~都羅山は未乗区間です。
平壌まではまだ200キロほどあります。線路が再連結した時にはセマウル号がいつかは走るかもと思いましたが、やっぱり…北朝鮮ですからね。もっとも今日はもう一つの南北連絡線の東海線で合同設備点検を行うとニュースで見たが、韓国側はつながっていない東海線など意味なかろうに。
憲兵さんはつらいんだよ~。乗客は整列ののちに憲兵の先導を受けて通用門からいったん外に出ます。
正面から駅舎に入って入域審査を行います。
ここで先ほど記入した書類とパスポートを提示して確認を受けます。勿論韓国人は身分証明書を提示です、外国へ行く訳ではないので。ウィキペディアにはX線検査とか荷物検査と書かれているけど一切なし。横に機器類はあったから緩和したのか。そうそう、私の真後ろに関西弁を話す女の子、てっきりパスポートを提示すると思ったら写真付きのカードを提示したけどこれってなんだろ?彼女は韓国籍の在日でそういう証明書だろうか?のちに疑問は氷解します。
とまあ無事にチェックポイントを通過すると、全員の審査が終わるまでは発車待機。
この先ずっと平壌に、北京、果てはモスクワにパリ…。つながっていると思うと浪漫だわ。日本統治下の頃は文句なしの複線で最大級の幹線でした。大東亜共栄圏ではなおさらね。
しばらくは写真撮影タイム。
蒸気機関車があしらわれているけど、恐らく京元線の分断地点に「鉄馬は走りたい」と書かれた看板に由来すると思います。
ちなみに2両目はいろいろな人が手をつないだ絵。
警笛と笛が鳴って声がしました、もう発車時間のようです。いよいよイムジン河を越えてDMZエリアへ向かいます。憲兵も4人ほどやってきて各車両に乗り込みます、否応にも緊張感高まりますね。