それではいよいよ鉄道の旅を始めましょうか。9時50分にドーミーイン稚内をチェックアウトして三度稚内駅へ。
窓口で10時28分の名寄行き走りますね?と確認すると「いまのところは問題なく走ります、ただしこの天候なので途中でどうなるかは保証できませんが」と。ともかく走るのであれば切符を購入、青春18をください!久しぶりに窓口で買ってみた。地方駅の売り上げに寄与できたなら最高です。日本最北のマルス端末で。かれこれ15年、20年くらい前はあえて常備券で販売してたな。
入線は10分ほどまえとの案内で、駅舎内の「ワッカナイセレクト」という土産物屋をのぞけば大混雑でツアー客。きのうからあちこちで遭遇するクラブツーリズム、確かこのあと同じ列車で抜海へ…。私もついついホタテ加工品コーナーで猿払村のソフトほたて貝柱を探してみたり、やっぱり食べたら飛ぶようなホタテを私も!という気持ちだが、よその産地で札幌で加工したものならあったけどそれはきっと飛べない…。
そば屋は10時開店と情報があったが閉まったまま、日曜は定休なのかな?改札に戻ると添乗員に引率された団体が20人弱いて、これから名寄まで4時間以上のるわけで、いい席を確保したいからこっちも焦っちゃうね。彼らは20分程度しか乗らないんだからどこでもいいだろうと思ってしまう。
キハ54は集団見合配置の席なのでなんとかギリギリ進行方向正向きの席を確保。真ん中のテーブル挟んで4人ボックスになった席ですが。確保できたので写真撮影を。発車前に運転士も途中で運転見合わせ、打ち切りの可能性がある事を放送で説明。嫌なら旅行は取りやめてくださいということでしょう。定刻通りに稚内を発車してすぐに高架線、国道40号を渡るだけの2キロに満たない日本最北の高架線路。1976年に開通したとのことで、当時は宗谷本線も天北線も各々10往復程度列車があり、貨物列車もあり、南稚内の機関区との回送もありで、いまとは比べ物にならないほど多かったのだろうと察する。まさか普通列車がたったの3.5往復(下り3本、上り4本)だけになるとは想像もできないだろう、それに特急が3往復だけ。南稚内で5人ほど乗車して発車すればすぐに原野の中を進む。
乗客はみな進行方向右手ばかりを気にしている、抜海からの日本海越しの利尻が見えることを期待しているのだろうが、こんな天気なら無理だよ。実際海さえ見えなかった。
抜海でクラブツーリズムの団体が下車して残るのは10人ほどでほぼ同業者、一般風は3人くらいなので普段はガラガラで空気輸送に近いということがわかる。向い合せの席は落ち着かないので空いたところに移動しようと思ったが、改造車なので窓と椅子の位置が合わないところしか残っておらず、ここのほうがマシなのでそのまま。
抜海駅の利用客は2022年平均で2.2人。2024年度末での廃止と言う話も出てきた。もともとは2021年3月で廃止になる予定だったけどね。しかしこのようなツアーを乗せれば、団体券で乗車しているわけだから乗車数にきっちり反映されるわけで、2023年平均は2.2人以上になることは間違いないだろうし、地元の町内会からすれば嬉しい話だろう。きっとね。
ここらで旅の友を…、セコマで売っているパームビールはとにかく旨い。濃いめのベルギービール。つまみはコマイ、中にはちゃんとマヨネーズが入っているのは痒い所に手が届くというやつだね。車内だから使わないけど持って帰る。
勇知でもひとり下車。ここは2022年平均は4.4人なので廃止基準の3人以下ではないためとりあえず残留。だからか、貨車駅舎の外壁を直してある。雪の降り方が大人しくなってきた、風が落ち着いてきたというか。
まだまだ旅は始まったばかりで先は長い…。
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窓口で10時28分の名寄行き走りますね?と確認すると「いまのところは問題なく走ります、ただしこの天候なので途中でどうなるかは保証できませんが」と。ともかく走るのであれば切符を購入、青春18をください!久しぶりに窓口で買ってみた。地方駅の売り上げに寄与できたなら最高です。日本最北のマルス端末で。かれこれ15年、20年くらい前はあえて常備券で販売してたな。
入線は10分ほどまえとの案内で、駅舎内の「ワッカナイセレクト」という土産物屋をのぞけば大混雑でツアー客。きのうからあちこちで遭遇するクラブツーリズム、確かこのあと同じ列車で抜海へ…。私もついついホタテ加工品コーナーで猿払村のソフトほたて貝柱を探してみたり、やっぱり食べたら飛ぶようなホタテを私も!という気持ちだが、よその産地で札幌で加工したものならあったけどそれはきっと飛べない…。
そば屋は10時開店と情報があったが閉まったまま、日曜は定休なのかな?改札に戻ると添乗員に引率された団体が20人弱いて、これから名寄まで4時間以上のるわけで、いい席を確保したいからこっちも焦っちゃうね。彼らは20分程度しか乗らないんだからどこでもいいだろうと思ってしまう。
キハ54は集団見合配置の席なのでなんとかギリギリ進行方向正向きの席を確保。真ん中のテーブル挟んで4人ボックスになった席ですが。確保できたので写真撮影を。発車前に運転士も途中で運転見合わせ、打ち切りの可能性がある事を放送で説明。嫌なら旅行は取りやめてくださいということでしょう。定刻通りに稚内を発車してすぐに高架線、国道40号を渡るだけの2キロに満たない日本最北の高架線路。1976年に開通したとのことで、当時は宗谷本線も天北線も各々10往復程度列車があり、貨物列車もあり、南稚内の機関区との回送もありで、いまとは比べ物にならないほど多かったのだろうと察する。まさか普通列車がたったの3.5往復(下り3本、上り4本)だけになるとは想像もできないだろう、それに特急が3往復だけ。南稚内で5人ほど乗車して発車すればすぐに原野の中を進む。
乗客はみな進行方向右手ばかりを気にしている、抜海からの日本海越しの利尻が見えることを期待しているのだろうが、こんな天気なら無理だよ。実際海さえ見えなかった。
抜海でクラブツーリズムの団体が下車して残るのは10人ほどでほぼ同業者、一般風は3人くらいなので普段はガラガラで空気輸送に近いということがわかる。向い合せの席は落ち着かないので空いたところに移動しようと思ったが、改造車なので窓と椅子の位置が合わないところしか残っておらず、ここのほうがマシなのでそのまま。
抜海駅の利用客は2022年平均で2.2人。2024年度末での廃止と言う話も出てきた。もともとは2021年3月で廃止になる予定だったけどね。しかしこのようなツアーを乗せれば、団体券で乗車しているわけだから乗車数にきっちり反映されるわけで、2023年平均は2.2人以上になることは間違いないだろうし、地元の町内会からすれば嬉しい話だろう。きっとね。
ここらで旅の友を…、セコマで売っているパームビールはとにかく旨い。濃いめのベルギービール。つまみはコマイ、中にはちゃんとマヨネーズが入っているのは痒い所に手が届くというやつだね。車内だから使わないけど持って帰る。
勇知でもひとり下車。ここは2022年平均は4.4人なので廃止基準の3人以下ではないためとりあえず残留。だからか、貨車駅舎の外壁を直してある。雪の降り方が大人しくなってきた、風が落ち着いてきたというか。
まだまだ旅は始まったばかりで先は長い…。
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ありがとうございます