【タイ旅行のおはなし】タイ国鉄のバーンスー駅

地下鉄を３０分以上乗りましたか、終点のバーンスー駅に到着しました。タイ国鉄との接続駅だそうです。改札を出て長い連絡通路を抜け外に出てみると…

立派な地下鉄と比べると何ともみすぼらしい駅だこと。

駅員はいるんですが、特に改札口や入口と言うものが無く、どこから駅か、どこまでが駅前広場か、ちょっと判断しかねる感じの駅です。時刻表を見ると列車の発着は無いのに、気長に待つ人か、暇な人なのか結構います。犬も多いですけど。

駅の構内はとても広いのですが、見渡すともうひとつ駅が見えます。ちょっと意味が分からないのでそちらへも行ってみますと、どうも行き先によって分けているようです。この駅は分岐駅なためみたいですが、離すことは面倒だと思うのは私だけではないと思います。同じ場所に設けて、ホームだけ分ければ済む話だと思うのですが。

待合室には交通道徳の絵があったのですが、その中から興味深いものをふたつ。タイ語は全く読めませんが、前者は「列車に投石するな」でしょう。フィリピンだと、子供が列車に投石するのがあとをたたず、窓に金網を入れているといいますが、タイでも同様の事例があるのでしょう。初めて知りました。後者は「屋根の上に乗るな」ですね。まるで終戦直後の日本みたいだ。

そうこうしていると列車が入ってきました。これがバンコク（ホワランポーン）行きなら乗りましたが（運賃も５バーツ程度みたいですし）、逆方向なので諦めます。駅にはセブンイレブンがあるので、缶ビールを買ってベンチで飲みます。通過する貨物列車を見ながら飲むビールは格別！？

・おまけ　駅にいた犬。私は犬は嫌いですが、タイの犬は吼えないし、人に無関心なので好きですね。