思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

クアラルンプール→ジョホールバル 夜行列車で移動体験記1

2016-12-15 23:57:52 | 2016年の旅行記
チャイナタウンでのマッサージを終えて外に出ると23時半、マーケットは既に終わっており露店は片付け中。昔この辺に泊った時は日が変わっても賑やかだったと記憶するんですが規制されたんでしょうかね、私の勘違い?



立つ鳥跡を濁しっぱなし…。でもこれを掃除する人の雇用もあるわけで、あまり綺麗なのも良し悪しかもしれません。このあとホテルに戻って就寝、ではなくもう少し夜遊び、でもなく。



KLセントラル駅にやって来ました。これから列車でジョホールバルまで移動します。

マレー鉄道の夜行列車と言えば23時ちょうど頃にジョホールバル行きの客車列車があって、プルマン式の寝台車や食堂車、座席も2等と3等が連結されていました。ジョホールバル着は7時前だったと記憶します。

ここで「~ました」だの「~します」と過去形なのかと言いますと、マレー鉄道がグマスまで複線電化したのと引き換えに客車列車は電化区間では全廃しちゃったんです。勿論夜行列車も廃止。その話を知った時、移動は夜行バスしかないな。郊外のTBSからRM40くらいで何本も運行しているからそれを利用するか。でも到着が早過ぎなんだよな、23時半過ぎに出発しても5時前には着いてしまいます。

でも仔細に鉄道の時刻表を見ると深夜帯でもグマスで乗り継げば移動することが可能です。バタンベサール20時発の電車がクアラルンプールを1時22分に発車しグマスに3時40分着、そこで4時10分発の列車に乗り換えてジョホールバルに8時20分着のルートとなります。これだと睡眠時間があまりとれないし深夜の乗り換えが億劫ではありますが、到着時間が程よいし、鉄ちゃんとしてはこのルートを使うのが筋であり、使わないようではヘタレな気もしまして切符は自宅でネットで予約しました。運賃は列車ごととなっており、KL~グマスがRM31、グマス~ジョホールバルがRM21ですので合計RM53。バスはRM40くらいだと記憶するのでちょっと高いし、直通していたころは寝台車を利用してもRM45くらいだったのだが…。電化区間が特急になって寝あがったのでしょう。RM31あれば以前は座席車で移動できたかと。



2階の窓口は一か所のみ営業中、寝ている人が至る所にいるけど夜行の乗客ではなく翌朝の列車を待つ人のような感じです。



6時の列車に乗るのかもしれません、駅は閉じられることはなく不夜城です。しかし切符には1時12分発とあるのに1時30分発、どっちが正しいのでしょうね?マレーシアらしいといえばそれまでですが、ただボケーと待つのもつらい。夜はワンタン麺のみなのでマッサージ後でもあり腹減った。



構内で24時間営業しているのがコンビニ2か所とマックのみですので、フィレオフィッシュバーガーのセットを食べて過ごします。当地のマックですからケチャップとチリソースはポンプで用意されていますので、小皿にてんこ盛りにして。コンセントがあればスマホを充電と思いましたが用意無し。店内の客は夜行待ちもいるものの、ここも夜明かしする人のほうが多そう。1時まで店にいました。



もういい加減改札しているだろうと思ったがまだ閉鎖中。



乗車待ちの方々もお疲れって感じで早く寝たいでしょうね。その列車ですが切符に印字された1時12分を過ぎても、表示のあった1時30分を過ぎても発車というよりバタンペサールから到着してないみたい。まあマレー鉄道ですからね、昔なら2時間以上の遅れは当たり前でした。複線電化して高速特急が走るようになっても…ということでしょうか。



と考えていたら1時40分に改札が始まりました。やれやれ、でもそれほど遅延してないんだね。近代化して定時性が増したんですね。





ホームに降りると6両編成の特急電車が。最新型のクラス93型電車ですね。運転台の扉が開いていたのでちらと覗いたら、日本の電車の倍くらい広かったです。遅れていることもあり1時45分にクアラルンプール発車です。



座席はリクライニング角が程よく、腰にフィットする感じです。疲れたこともあってよく眠れそうです。乗車率はかなり高めで7割くらいかと、大荷物を持った人が多く、日本にも言えますけど速い列車のほかに深夜帯をゆっくり行ける列車も必要なんだなあと。



缶ビールを飲めばもっとよく眠れそうです。ただし冷房がちょっときつめ&車内放送のボリュームが大きいのですが。