思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

伊東温泉 時代おくれの宿 山岸園に泊る 夕食膳を紹介 あわび・きんめ煮つけ

2022-07-19 06:20:10 | 2022年の旅行記(国内旅行)
18時を過ぎたので夕食会場へ向かいましょう。場所は1フロア下の2階で既に殆どの部屋は食事中。お姐さんに告げるとすぐそばの卓を案内されます。すべて半個室になっててこれはいい雰囲気です。



これはなかなか立派な夕食膳ですね。しかも今日の宿泊料金からして…もっとチープなものかと思っていただけに。飲み物は勿論瓶ビールで、メニュー表にはサッポロ・アサヒ・キリンと揃えていますが指定しない場合はサッポロを提供しますとあった、風呂上がりのビールはとにかく美味い!



まずは刺身、ひとりでも船盛でこれは凄い!って感じのネタはありませんが地物を使っているのはわかる、メインはトビウオですね。



前菜の珍味各種に酢の物。



豚肉の陶板焼きにあわびの踊り焼、お姐さんが火をつけてゆきます。



時々肉はひっくり返してとあるので従います。…確かにくっつきやすいがそもそも油塗ってないのでは?盛り付け前にスプレーオイルでも吹きかけておくだけで違うのに。肉は美味しい、美味しいけどタレは市販のものっぽいな。





あわびがウネウネと動くのは何とも艶めかしい、アレを鮑と例え始めた人天才!と思うね。しかし私は鮑状よりも筋状のものを開くのが好きです。



焼き上がったものをナイフで殻から外して食べやすいサイズにカットしてバターを添えて…、生のあわびのコリコリ食感好きですが、焼き上がったふわっとした食感もいいですね。



茶碗蒸しと揚げ物が運ばれましたが、お姐さんは前菜の器を下げて行ってしまった。あのー、まだ青い実のようなの食べてないでしょうが!って田中邦衛なら間違いなく怒るよ。確認がなかったもの、こっちもひとつしかないものだからまだ残っているとも言いにくい。茶碗蒸しはうなぎ入り。



揚げ物は天ぷらではなくフライ、夏野菜のフライでタルタルソースでと。でもこれはありかも。というのも揚げたてならいいけども温蔵庫で保管する場合、天ぷらだとどうしてもシナシナになってしまう。しかしフライならその心配はあまりない。



スマホで今日行くつもりだった試合を見ながらの食事ですが、まあ…今日は行かなくて正解かもしれないな。明日勝ってくれればいいんだよ。ここでビールを2本目頼み、今日のメインも一緒に運ばれます。



きんめの煮つけ、プランによって切身だったり姿煮だったりするようだが最安なので切身。ってか最安プランなのに船盛にあわびにきんめは豪勢じゃないかい?きんめ煮つけは汁の味で旨い不味いが決まってしまうようなもの。ここのは程よい甘さでよい、たまに甘ったるいべたべた感のある煮つけあるよね。しかし全部食べては勿体ない。

時々下の宴会場から婆さんの下手糞なカラオケが聞こえるのも昭和の宿みたいだ。



ここでお食事をお願いして。



半分残したきんめでご飯を食べるのが最高でしょう。お姐さんも煮汁をごはんにかけて食べる方が多いですって、そりゃあそうだろう。料理はこれでおしまい、普段はバイキング宿が多くてその方が腹いっぱい食べて飲んでが可能だけども、たまにはお膳形式も悪くない。悪くないけど酒飲まない人や若い人は苦手だろうから、最近は客側もバイキング形式のほうがいいという人のほうが多いかな。さすがに部屋食でないと嫌だという人は少なくなったと思うし、部屋食やめてここみたいに食事会場に用意する宿の方が多いだろう。部屋食だとどうしても人件費がかかりすぎるしどこも人材不足です。私も20年以上前に温泉宿で勤務した経験から、ひとりの仲居が面倒見れるのはせいぜい5部屋くらいまで、それ以上は係もオーバーワークだし客側も不満が出てくる。食事18時開始希望と伝えるも先にチェックインした客が18時なので18時半か19時でお願いしますとかになり、お腹すいたから早く食事したいのに!ってね。

そういえば種村友の会にいた「高2パワー」の旅行会社勤務の男、いまなにやっているんだろ?その昔、私が温泉宿を勤めているのを分かったうえで「俺はキミが働くようなバイキング食やるような温泉には絶対に送客しないよ、バイキングは宿側のサービス放棄だ。温泉宿は部屋食でないといけないし、百歩譲ってレストランにお膳用意するのは許すけど、バイキングなんて温泉に泊った気がしないし温泉らしい料理がない」とちょっと偉そうで失礼なところがあった。観光業界にいるくせに旅館側の実情も知らないし旅行会社>宿泊施設という考えの持ち主だったのだろう。だったら宿へもっと支払ってから要求しなさいよと、団体ツアーの2食付きのJTBやKNTとかの契約料金いくらだと思っているんだ?と。いま思えば彼もまた若かったのだろうし、湯快リゾートも大江戸温泉物語などもない時代の話。もっとも今は個人旅行ならネットで直接予約かOTA経由が大半でJTBのカウンターで申し込むような人って殆どいなくなったよね。申し込むのは年寄りか情弱か、私自身最後にカウンターで宿を申し込んだのは15年以上前だろうか、いやもっと前?そのまえに高2パワーも今では50過ぎのオッサン。栗原景氏のように成功したのもいるだろうが人生失敗したようなのが多いだろう。



夕食後しばらくして貸し切り湯へ行ってみる。写真は食事前のまだ明るいに撮影したものです。予約制ではなく空いていたらご自由にと。



外が風があるのか窓がガタガタ。しかしこちらもいい湯です、熱すぎずぬるすぎずで。しかし入ってて思った、絶対ここでAVの撮影されたことあるんじゃないかって。だって広さ的にも雰囲気的にもおあつらえ向きだし、たとえそれ無くても若いカップルがここで、ね…。




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2 コメント

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Unknown (元会員)
2022-07-19 07:40:48
私淑する鉄道ライターの後輩読者に、なんて尊大な物言いだろうかと思いましたが、確かにあの親睦団体はこんな雰囲気がありましたね
会員の職歴や種村氏への距離感で序列を作るような・・・
「高二パワー」は昭和四十六年度生まれ、です
あまり言及したくないですが、既に世を去っている人もいます
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Unknown (admin)
2022-07-19 08:50:30
既に鬼籍入りはいましたね。
種村事務所公開の世話役というか。

やはりその時代に彼が運転してる車に乗ったことがありますが、やたら飛ばす飛ばす。一般道を100キロ以上で怖いからゆっくりでと言ったら乗せてるのに大人しくしろというか馬鹿にしてるのか?危険な運転してると注意したいのかと怒られたことが。

まあ結末は…
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