思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

夜のウボンラチャタニ駅

2018-12-20 22:40:08 | 2018年の旅行記
夕方になって少し涼しくなってきたので再び街に出た。



朝に乗った2番ソンテウで駅に向かってみる、そろそろ夜行列車が発車する頃だ。ソンテウには学校帰りの高校生が3人乗っていた、真向かいの子がすごくかわいい、イサーン美人と言っても過言じゃないし、肌が褐色ではなく白かったら日本だったら間違いなく人気でそうな。







夜行列車はまだホームには据え付けられておらず側線に待機中。そうすると奥の引き上げ線から汽笛が鳴って気動車が入ってきた。



18時10分発スリン行き各駅停車で4両編成。だけど乗客はぱらぱらで半分の2両で事が足りる程度。さっきの真向かいの子も乗っていった、こんな地方でも列車通学がいるんだね。タイの場合鉄道ダイヤが通学などに全く考慮していないし、大概はバイクで通学する国だからね。発車まで余裕あるので乗ってみる。



かなり汚い…。そして暗い。これに長時間は乗りたくないなあ。



駅舎にはテコ扱い所。単線区間は通票閉塞でポイントも手動でテコ並んでいます。国鉄時代ならどこででも見られたような景色が残っていますね。そうこうしてうると笛が鳴って2番線に列車が到着、バンコクを6時40分に出てきた快速列車が到着です。入れ替わりに気動車が発車してゆきます。



その後は洗車作業。タイの鉄道では大概ホーム据え付けのまま洗車します。フワランポーン駅も同様。そして19時発の寝台特急が推進運転で入線。ホームには車掌と乗客係が集まっていて来た時と同じメンバー。バンコクへ帰れば行路が終了のようだ。私はそろそろ宿に戻ろう。

しかしソンテウがない…。


18時30分頃なのに待てど暮らせどソンテウは来ない。まだ列車の発着があるのに早仕舞いなんだなきっと。タクシーやトゥクトゥクは何台もいるけどなんかなあ…。

そうだ、歩いて帰ろう!

日が沈み風も出て20度くらいだろうか、幸いホテルまでそう遠くはない。Googleマップで検索すると3.8キロとでる。まだ19時前だし遅い時間じゃないしと暗い夜道を歩きだす。



どこからかニャーニャーと聞こえる。声のほうをみるとネコが一匹いたので、こちらも「ニャーニャー」と返事するとニャーと返事してくれた。大概のネコは変なものを見る目をするから嬉しいのだがしばらく私についてくる。こりゃあ悪いことをしたなと。「ゴメンね、なにもあげるもの持ってないの」。



駅から市街までは幹線道路なので迷うことはありません。



橋を渡って市街地の入口まで45分かかったかなと。