PAN
寝屋川 平和と市民自治
第3号 寝屋川 平和と市民自治の会
Party of Peace & Autonomy in Neyagawa
〒572-0837 寝屋川市早子町20-12
TEL/FAX 072-813-2913
090-3927-6382 heiwatoshiminjitinokai@outlook.jp http://blog.goo.ne.jp/heiwatoshiminjiti
東京新聞の7月29日朝刊に以下のような平和と民主主義をめざす全国交歓会(略称全交)主催のワンディ―アクションの一部が掲載されました。
「辞めても説明責任ある」 日報問題 防衛相辞任
首相官邸に向かって安倍政権の退陣を求めるデモ参加者=28日、東京・永田町で
稲田朋美防衛相は南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽(いんぺい)に関与したのか-。四カ月に及んだ特別防衛監察は、国民や自衛隊員に対する背信行為とも言える情報隠しの真相を解明できなかった。それどころか、監察の過程で文民統制にまで疑義が生じた。国会周辺では市民から「辞任しても説明責任はある」と声が上がった。 (土門哲雄、片山夏子、荘加卓嗣)
「稲田防衛相は辞任しても説明責任がある」「辞任は遅すぎた」
二十八日夕、安倍晋三内閣の退陣を求めるデモが首相官邸前であり、参加者は、中途半端に終わった監察結果や稲田氏の辞任について批判の声を上げた。
大阪市の公務員垣内由香さん(42)は、稲田氏の辞任について「内閣改造までごまかすと思っていたので、辞めたのには驚いた。それだけ国民の怒りが強いということ」と力を込めた。自民党は日報問題に関する国会の閉会中審査に同意しており、「防衛相を辞めても説明責任がある」とクギを刺した。
奈良市の主婦東田好子さん(65)は、日報隠蔽について「現地の情勢を隠そうとしたのではないか。組織的に隠蔽していたのだから辞任は当然」。フィリピンなどで女性や子どもの自立支援活動に関わっているといい「海外でも加計(かけ)学園や森友学園のニュースが放送されていて恥ずかしい。海外も安倍政権を厳しい目で見ている」と話した。
デモを主催した市民団体スタッフの東京都荒川区、高瀬幸子さん(62)は「稲田氏は都議選で『自衛隊としてお願い』と応援演説し、公選法違反などの疑いもある。安倍首相にも稲田氏を任命した責任、罷免しなかった責任がある」と訴えた。
【感動のZENKO in 東京を終えて】
寝屋川 平和と市民自治の会代表 大同敏博
戦争政策を目論む自公政府に対する市民の憤り
We shall overcome♪の大合唱をフィナーレにして、『2017年ZENKO in 東京』は感動のうちに幕を閉じた。ポール=ガランさん(フィリピンのNGO活動家にして歌手)が弾くギター演奏に合わせて、全員が肩を組んでの大合唱は、サミール=アディルさん(イラク労働者共産党)が口癖のように言う“International Solidarity”=国際連帯をそのまま出現させて、国境を越える市民の熱き友情の交流の場と化した。
ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)の運動に共感する<平和と市民自治の会>は、ZENKOの呼びかけに応じて7月28日からの三日間を彼らと共に過ごした。初日の28日は“ワン・デイ・アクション”として『アベ政権の退陣を要求する』署名簿を携えて中央官庁へ出向き、戦争政策を目論む自公政府に対する市民の憤りの意思を伝えた。
続く二日間は、上記の2氏の他にペニー=デックスさん(アメリカ・反戦イラク帰還兵の会)、アミルタラージ=ステファンさん(インド・フォトジャーナリストで反核運動を続けている)、そしてノ=ヨンスさん(韓国・希望連帯労組)を初めとする15名を越える韓国の青年達が集い、13の分科会に別れて現状の様々な課題について熱心に話し合った。いずれの分科会も盛り上がったのは、いみじくも韓国の仲間が述べた発言によって裏付けられる。「こんなにも熱の入った議論が出来たのは、アベ政権やトランプ政権のお陰ですね!」 グローバル資本の利益を代弁して、各国の市民・労働者・女性・学生を痛め続ける政治勢力が政権を握っているので、それに対する反発や憤りは更に強くなっている。彼らの策動に対抗するべく私たちは集まったのだから、ZENKO大会が盛り上がらない訳がない、と言う次第。
沖縄で反基地/戦争反対の闘いを粘り強く続けておられる上間さん、当真さんの現地報告は忽ち韓国・アメリカのゲストの共感を呼び起こした。戦前の沖縄の体験からして慰安婦問題は戦争行為と関係していて、反基地/戦争反対の運動は女性差別をなくす闘いと通じている。だから沖縄と韓国の課題は共同・連帯して担えるものであり、それを確信できて良かったと韓国の仲間から発言があった。辺野古新基地に反対する沖縄の人々に対して私たちに何が出来るのでしょうか、とのペニーさんの質問に応えて、上間さんが応えられた。「渡米して訴えるものの、それは沖縄の問題であってアメリカには関係がない、との返事が戻ってくる。辺野古新基地は日米共同の新たな、巨大なアジア抑圧の軍事施設であり、皆の問題である事を伝えて下さい」 上間さんのこの言葉にペニーさんは大きく頷き、「ハイッ、よく分かりました。私たちはその為に努力します」と応えられた。
ZENKOの大会は、何千人もの人々が集まるものではないけれど、それを創り上げてゆく各国の市民運動の質としてはとても良質で、大きな成果が得られた。それを象徴するのが全員で大合唱した♪We shall overcomeの力強い歌声であり、その歌詞のとおり「私たちは何時の日か勝利する!」を皆で確信し合えた。そして私たち<平和と市民自治の会>は、ZENKO大会での成果を寝屋川で根付かせるべく、決意を新たにした事をここに記したいと思います。(2017.8.1)
寝屋川 平和と市民自治
第3号 寝屋川 平和と市民自治の会
Party of Peace & Autonomy in Neyagawa
〒572-0837 寝屋川市早子町20-12
TEL/FAX 072-813-2913
090-3927-6382 heiwatoshiminjitinokai@outlook.jp http://blog.goo.ne.jp/heiwatoshiminjiti
東京新聞の7月29日朝刊に以下のような平和と民主主義をめざす全国交歓会(略称全交)主催のワンディ―アクションの一部が掲載されました。
「辞めても説明責任ある」 日報問題 防衛相辞任
首相官邸に向かって安倍政権の退陣を求めるデモ参加者=28日、東京・永田町で
稲田朋美防衛相は南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報隠蔽(いんぺい)に関与したのか-。四カ月に及んだ特別防衛監察は、国民や自衛隊員に対する背信行為とも言える情報隠しの真相を解明できなかった。それどころか、監察の過程で文民統制にまで疑義が生じた。国会周辺では市民から「辞任しても説明責任はある」と声が上がった。 (土門哲雄、片山夏子、荘加卓嗣)
「稲田防衛相は辞任しても説明責任がある」「辞任は遅すぎた」
二十八日夕、安倍晋三内閣の退陣を求めるデモが首相官邸前であり、参加者は、中途半端に終わった監察結果や稲田氏の辞任について批判の声を上げた。
大阪市の公務員垣内由香さん(42)は、稲田氏の辞任について「内閣改造までごまかすと思っていたので、辞めたのには驚いた。それだけ国民の怒りが強いということ」と力を込めた。自民党は日報問題に関する国会の閉会中審査に同意しており、「防衛相を辞めても説明責任がある」とクギを刺した。
奈良市の主婦東田好子さん(65)は、日報隠蔽について「現地の情勢を隠そうとしたのではないか。組織的に隠蔽していたのだから辞任は当然」。フィリピンなどで女性や子どもの自立支援活動に関わっているといい「海外でも加計(かけ)学園や森友学園のニュースが放送されていて恥ずかしい。海外も安倍政権を厳しい目で見ている」と話した。
デモを主催した市民団体スタッフの東京都荒川区、高瀬幸子さん(62)は「稲田氏は都議選で『自衛隊としてお願い』と応援演説し、公選法違反などの疑いもある。安倍首相にも稲田氏を任命した責任、罷免しなかった責任がある」と訴えた。
【感動のZENKO in 東京を終えて】
寝屋川 平和と市民自治の会代表 大同敏博
戦争政策を目論む自公政府に対する市民の憤り
We shall overcome♪の大合唱をフィナーレにして、『2017年ZENKO in 東京』は感動のうちに幕を閉じた。ポール=ガランさん(フィリピンのNGO活動家にして歌手)が弾くギター演奏に合わせて、全員が肩を組んでの大合唱は、サミール=アディルさん(イラク労働者共産党)が口癖のように言う“International Solidarity”=国際連帯をそのまま出現させて、国境を越える市民の熱き友情の交流の場と化した。
ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)の運動に共感する<平和と市民自治の会>は、ZENKOの呼びかけに応じて7月28日からの三日間を彼らと共に過ごした。初日の28日は“ワン・デイ・アクション”として『アベ政権の退陣を要求する』署名簿を携えて中央官庁へ出向き、戦争政策を目論む自公政府に対する市民の憤りの意思を伝えた。
続く二日間は、上記の2氏の他にペニー=デックスさん(アメリカ・反戦イラク帰還兵の会)、アミルタラージ=ステファンさん(インド・フォトジャーナリストで反核運動を続けている)、そしてノ=ヨンスさん(韓国・希望連帯労組)を初めとする15名を越える韓国の青年達が集い、13の分科会に別れて現状の様々な課題について熱心に話し合った。いずれの分科会も盛り上がったのは、いみじくも韓国の仲間が述べた発言によって裏付けられる。「こんなにも熱の入った議論が出来たのは、アベ政権やトランプ政権のお陰ですね!」 グローバル資本の利益を代弁して、各国の市民・労働者・女性・学生を痛め続ける政治勢力が政権を握っているので、それに対する反発や憤りは更に強くなっている。彼らの策動に対抗するべく私たちは集まったのだから、ZENKO大会が盛り上がらない訳がない、と言う次第。
沖縄で反基地/戦争反対の闘いを粘り強く続けておられる上間さん、当真さんの現地報告は忽ち韓国・アメリカのゲストの共感を呼び起こした。戦前の沖縄の体験からして慰安婦問題は戦争行為と関係していて、反基地/戦争反対の運動は女性差別をなくす闘いと通じている。だから沖縄と韓国の課題は共同・連帯して担えるものであり、それを確信できて良かったと韓国の仲間から発言があった。辺野古新基地に反対する沖縄の人々に対して私たちに何が出来るのでしょうか、とのペニーさんの質問に応えて、上間さんが応えられた。「渡米して訴えるものの、それは沖縄の問題であってアメリカには関係がない、との返事が戻ってくる。辺野古新基地は日米共同の新たな、巨大なアジア抑圧の軍事施設であり、皆の問題である事を伝えて下さい」 上間さんのこの言葉にペニーさんは大きく頷き、「ハイッ、よく分かりました。私たちはその為に努力します」と応えられた。
ZENKOの大会は、何千人もの人々が集まるものではないけれど、それを創り上げてゆく各国の市民運動の質としてはとても良質で、大きな成果が得られた。それを象徴するのが全員で大合唱した♪We shall overcomeの力強い歌声であり、その歌詞のとおり「私たちは何時の日か勝利する!」を皆で確信し合えた。そして私たち<平和と市民自治の会>は、ZENKO大会での成果を寝屋川で根付かせるべく、決意を新たにした事をここに記したいと思います。(2017.8.1)
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