PHP文庫 著者 日高義樹 680円
「戦争を早く終わらせるため」はやはりウソだった。
ー日本人が目を背けてきた「真実」を明らかにする!-
つい買ってしまいました。読書中です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(文庫版まえがき より抜粋です)
「2014年2月28日、ロシアのプーチン大統領はウクライナに対する侵略を始めたが、ウクライナが1994年ブタペスト条約によって冷戦時代の核兵器をロシアに引き渡さなければ、ロシアのプーチン大統領はウクライナからの核による報復を恐れ、侵略を思いとどまっただろうとウクライナの人々は考えている」
「2003年3月20日、アメリカがイラクに侵攻した時にも同じことが起きた。
アメリカはイラクが核兵器を持っており、それを取り上げるためにイラクに侵攻する、と発表していたが、当時アメリカの首脳はイラクが実践に使える核兵器を持っていないことを知っていた。イラクが本当に核兵器を持ち、アメリカを攻撃できる能力があれば、アメリカは簡単にはイラクに侵攻し、サダム・フセインを殺害することは出来なかった。結果論ではあるものの、イラクは核兵器を持っておらず、核兵器を持ったアメリカに侵略された」
「当時のアメリカ政府は日本が核兵器を作る理論には気がついているものの、核兵器を作る能力や構想をまったく持っておらず、日本に原爆を落としたとしても日本から報復として核攻撃を受ける心配はないと確信していた。このため、報復を心配することなくアメリカは、広島と長崎に原爆を落とした」
「ドイツに原爆を落とせば、ニューヨークやワシントンが原爆の攻撃を受ける。ルーズベルト大統領の側近たちはこう考えていた」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
原爆は忌むべきものです。が、「あやまちはくりかえしませんから」と言っているだけでは何も進歩も改善もないし、反省すらさせることも出来ていないのです。
原爆は持たない、とはいっても核の傘のしたで雨宿りしていれば、同罪でしょうね。
むずかしい問題です。しかし、
現実から目をそむけないで、とりあえず最後まで読んでみましょう(^^;
「戦争を早く終わらせるため」はやはりウソだった。
ー日本人が目を背けてきた「真実」を明らかにする!-
つい買ってしまいました。読書中です。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
(文庫版まえがき より抜粋です)
「2014年2月28日、ロシアのプーチン大統領はウクライナに対する侵略を始めたが、ウクライナが1994年ブタペスト条約によって冷戦時代の核兵器をロシアに引き渡さなければ、ロシアのプーチン大統領はウクライナからの核による報復を恐れ、侵略を思いとどまっただろうとウクライナの人々は考えている」
「2003年3月20日、アメリカがイラクに侵攻した時にも同じことが起きた。
アメリカはイラクが核兵器を持っており、それを取り上げるためにイラクに侵攻する、と発表していたが、当時アメリカの首脳はイラクが実践に使える核兵器を持っていないことを知っていた。イラクが本当に核兵器を持ち、アメリカを攻撃できる能力があれば、アメリカは簡単にはイラクに侵攻し、サダム・フセインを殺害することは出来なかった。結果論ではあるものの、イラクは核兵器を持っておらず、核兵器を持ったアメリカに侵略された」
「当時のアメリカ政府は日本が核兵器を作る理論には気がついているものの、核兵器を作る能力や構想をまったく持っておらず、日本に原爆を落としたとしても日本から報復として核攻撃を受ける心配はないと確信していた。このため、報復を心配することなくアメリカは、広島と長崎に原爆を落とした」
「ドイツに原爆を落とせば、ニューヨークやワシントンが原爆の攻撃を受ける。ルーズベルト大統領の側近たちはこう考えていた」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
原爆は忌むべきものです。が、「あやまちはくりかえしませんから」と言っているだけでは何も進歩も改善もないし、反省すらさせることも出来ていないのです。
原爆は持たない、とはいっても核の傘のしたで雨宿りしていれば、同罪でしょうね。
むずかしい問題です。しかし、
現実から目をそむけないで、とりあえず最後まで読んでみましょう(^^;