前方後円墳も円墳も沢山あるので、好き好きで建てているのか、と思っていたらそうでもないらしい。
『おい!墓屋、この丸いのと四角と丸の組み合わせみたいのと、値段はどうなんでえ!』『へい!お客様はお金は沢山お持ちでやしょうが、前方後円墳は王様でないとたてられねえんでやんす!』という会話が交わされたかどうだか?
前方後円墳の方の部分に登ると、手前に子分だか、家来だかの墓が、ちまちまっとあって、その向こうに、玄海灘が見える。
話によると、海から見ると、石組みの墓は権威を象徴するかのようにきらきらと輝いていただろう、それが墳墓造成の狙いでもあったとのことだ。
東側を望むと、隣にも古墳が見える。将来の古墳公園の中心地かもしれない。
今日はこちらも暑かったです。昨日の台風が嘘のよう。
仁徳天皇稜を開けてみればどうなっているのだろう?などと思ってもだれもそれは出来ないことなのですね。
もし、それが出来れば、考古学も民族学も大きく変動するのかもしれませんが、エジプトのピラミッドの扱いなどと違うところが日本の(あるいは皇室の)神秘的なところなのでしょう。まさに、遺跡ではなく、先祖のお墓なのですよ。