最近は、なかなか人格者と呼べる人に会えないです。
どうしても、自分中心に考える人が多いです。
「自分はこういう理由で正しい。
だから、Aさんは不誠実だ。」
こう言っている人を説得するのは大変難しいことです。
「自分は少し置いといて、相手の言い分も聞いてみたらいいのではないですか。」
と言いたいところです。
ロシアには、ロシアの考えがあります。
ロシアの言い分を聞くつもりはありませんが、
「あなたは、ロシアのようになっていませんか?」
と言いたいのです。
「自分は正しいことを言っている。」
この正しいということに、あまり意味がありません。
正しい、正しくないという考え自体が短絡的です。
何事にもいろいろな事情が絡み合っているわけですから、
その単純すぎる考え方を捨てて、本質と今後の展開を中心に考えるべきなのです。
『実るほど頭が下がる稲穂かな』