僕たちは、フィリンピンのセブ島にあるシャングリラホテルに泊まりました。
そこは、敷地は小さいながらもゴルフ場を併設し、プールもいくもあるかなり広大な敷地がきれいに掃除されている外国によくある光景でした。
しかし、ツアーで外に出るとその豪華さとは一変する過酷な生活が垣間見れました。
まずは、目につくのは衛生面です。
町の魚屋は、冷蔵庫もなく熱いフィリピンで台に平積みされた魚が売られています。
勿論蠅がたかるわけですが、日本人が来た時だけウチワで蠅を追い払ってくれます。
日本も60年前は、その様な光景は当たり前だったのですが、今の時代でその光景を見たのは驚きでした。
そして、一番心が痛んだのは子供の労働です。
下町に行くと、小さな子供も働いています。
子供は信号で停車中の車への物乞いや観光スポットなどで水を売ったりする仕事をしています。
子供が学校に行かずに労働していると、貧困から抜け出すのは相当難しいでしょう。
僕は、この日本で今までやりたいことやって自由に生きてきました。
しかし、このフィリピンの子供の様に一切学校へ行かなかったら、今の自分はあり得ません。
生まれた場所だけで、人生までも左右される。
本当に人生は、不合理です。
僕はこの満ち足りた環境に満足することなく、自分の出来る限り社会の務めを果たし、世界の子供たちに少しでも寄付をすることが、この日本で生きる自分の使命だと改めて思いました。
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