浜松・有楽街のシメの定番「三太」の細麺
浜松随一の歓楽街「有楽街」は、浜松駅の北口から歩いて7~8分ほど。遠州鉄道の新浜松~第一通り駅間の高架線に沿うように居酒屋やバー、キャバクラ、カラオケなどが立ち並ぶ。鰻や餃子といった浜松名物に舌鼓を打つも良し、夜深くまで遊び歩くも良し。さすがは人口80万人を有する政令指定都市だ。なかなかに懐が深い。
今宵は有楽街のシメの定番「三太」のラーメンを頂く事に。三太は界隈に3店舗を展開。それぞれ違うラーメンを提供していて、今回訪れた「細麺三太」は濃厚豚骨スープに細麺の組み合わせ。通り挟んで向かいの「中華そば三太」は豚骨魚介系だ。また、新浜松駅に近いモール街にある「ラーメン三太」は豚骨スープに太麺と、三者三様。
三太グループ元祖の味は、モール街にある太麺の「ラーメン三太」だそうだが、呑んだシメだったので博多豚骨風の「細麺三太」に入ることに。黄色い看板がまぶしい店内はカウンターとテーブルが混在。麺メニューは醤油、塩、ごまみそ、辛みその各種ラーメンに加え、つけ麺、ピリ辛みそつけ麺も提供している。
また、チャーシュー、白髪ネギ、ピリ辛ネギ、海苔、キムチ、コーン、味玉を追加可能。特に白髪ネギの人気が高いそう。呑み会後なので、今回は普通の「醤油ラーメン」を幽門した。なお店内には「2回目以降のお客様へ」として、麺の固さ、脂の量、味の濃さもチョイス可能とあるが、初訪問ゆえ全て普通でお願いすることに。
ベースのスープは濃厚な豚骨白湯。2種類の国産豚骨を大量に使い炊き出しているそうだ。そこに醤油のカエシをしっかり効かせている。スープ表面には多めの鶏油。呑んだシメにはややヘビーだが、豚骨の嫌な臭みもなく、コクと旨味を味わえる。そのスープに合わせるウェーブがかかった細麺は、歯触りも小麦の香りも良い。
チャーシューは柔らかなバラロール。刻みネギが多めで嬉しい。卓上にはニンニク、紅生姜、豆板醤、黒胡椒があるのでお好きに味変を。空腹な方は替え玉(100円)も。啜り終えると黄色いトッピングサービス券を2枚くれた。10枚集めると餃子1人前にも交換可能とか。浜松の夜の常備アイテムだ。次回は握りしめて来よう。
<店舗データ>
【店名】 細麺三太 有楽街店
【住所】 静岡県浜松市中区田町323-1
【最寄】 遠州鉄道「第一通り駅」徒歩4分