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肥宝館 -貧すれば丼する-

【虎ノ門】 利尻昆布ラーメン くろおび「くろおびラーメン 塩(1200円)」

利尻昆布の旨味を存分に楽しめる一杯

東京メトロ銀座線・虎ノ門駅のA1出口から歩いて4分ほど。烏森通り沿いで営業する「利尻昆布ラーメン くろおび」へ。元々は同じ港区内の芝大門で2015年に創業したが、2017年9月13日に現在の場所に移転オープンした。なお、こちらのオーナーは明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏というのは有名な話。

割烹のような店内はカウンター4席とテーブル席16席の計20席。麺メニューは、利尻昆布を使った無化調の「ラーメン」を軸に、全部入りにあたる「くろおびラーメン」や「海老ワンタン麺」をラインナップする。また、この日は夏季限定メニューの「冷やしラーメン」「冷やしくろおびラーメン」も提供していた。

さらに餃子やポテサラ、中華くらげ、海老ワンタン皿盛りといったツマミ類や、チャーシュー丼、炊き込みご飯、おかかご飯などの飯モノも揃えている。今回は一番人気の「くろおびラーメン(1200円)」を塩で注文した。ちなみに卓上のお茶は、24種の原料から作ったオリジナルの「うぶすな茶」とのこと。悪くない味。

着丼までは5分ほど。薄濁りのスープは利尻昆布を主軸に魚介6種、動物系8種、野菜5種を加えて炊いているという。昆布は一晩かけて水で出汁をとるコダワリようだ。塩味は強すぎないので、出汁の旨味を存分に楽しめる。そこに極細縮れ麺を合わせているのだが、これがまたスープをよく拾ってくれるので旨い。

チャーシューはバラ肉とロース肉が1枚ずつ。どちらもホロホロで良い味付けだ。ほか、黄身ネットリの味玉、プリプリと海老の食感が良いワンタンが2つ、極太メンマ、笹切りネギ、スプラウト、糸唐辛子が乗る。無化調でこれだけの旨味を感じさせるのは企業努力。この夏、1回は冷やしも啜れると良いのだが…

<店舗データ>

【店名】 利尻昆布ラーメン くろおび
【住所】 東京都港区西新橋1-20-11
【最寄】 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」徒歩4分

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