担々麺激戦区・赤坂でもトップクラスの一杯
東京メトロ千代田線・赤坂駅の4番出口から歩いて2分ほど。赤坂通り沿い、港区コミュニティバス『ちぃばす』の「赤坂五丁目交番前」停留所の目の前にある人気店「うず担」へ。元々この場所には「中華うずまき」という名店があり、そこが山王下交差点そばに姉妹店で担々麺専門の「うずまき別館」も展開していた。
しかし2020年8月に本店と別館を入れ替え。山王下の店舗を「うずまき 別館 シェフズテーブル」として1日1組限定でシェフ・柳沼哲哉氏のおまかせコース料理を提供。こちら本店を担々麺の「うず担」としてリニューアルした。お店は「赤坂通り50番ビル」の地下1階に。階段を降りると店内は2人掛けテーブル8卓とカウンター6席の計22席。
おしぼり、箸、紙エプロンをもって席へ。メニューは「担々麺」と「汁なし担々」が温と冷の2種あるほか、醤油と塩の2種の「ワンタンメン」や「ひやし中華」もラインナップ。冷やし系は「汁なし」以外は夏季限定というところだろうか。またフルサイズのチキンカレー、ミニカレー、ライス、ルーローハン、杏仁も提供している。
一方で夜はツマミとして前菜盛り合わせ、肉団子、ネギダレの蒸し鶏、ピータン白和え、しゅうまい、麻婆茄子、トマト卵炒め、黒酢の酢豚なども用意しており、ビール、サワー、紹興酒、ワイン、日本酒、杏酒、桂花陳酒などを飲ることも出来る。今回は「つめたい汁あり担々麺(1350円)」をオーダーすることに。
まずは突き出しで肉団子が到着。挽肉の食感を残しつつ甘すぎないタレで味付されており旨い。こりゃ夜の部の料理も気になるなぁ。そうこうしていると担々麺も着丼。鶏ガラなどがベースだろうか。雑味ないスープに芝麻醤の甘味と濃厚さ、辣油の優しい辛み、肉味噌に絡められた花椒の痺れ、酸味が合わさり絶品である。
温かい担々麺だと低加水の細麺なのだが、冷たい方は加水率高めの平打ち麺を合わせている。コシがあってスープとの相性は抜群である。具材には低温調理でしっとりの鶏胸肉、たっぷりの小松菜、肉味噌、色紙切りのネギ、分葱が。あまりの旨さに、あっという間に完食してしまった。担々麺好きはぜひ一度訪れてみて欲しい。
<店舗データ>
【店名】 うず担
【住所】 東京都港区赤坂5-5-11
【最寄】 東京メトロ千代田線「赤坂駅」4番出口徒歩2分