麺屋青山の味噌系ブランド「普賢象」
東関東自動車道「富里IC」で下車し、富里・八街方面へ2分ほど。県道102号=成田両国線沿いで深夜まで営業する「味噌らーめん 普賢象」へ。運営するのは株式会社AOJ。成田や香取、佐倉、富里といった東総エリアで「麺屋 青山」「らーめんどてちん」「濃厚らーめんガツリ」など複数のブランドを展開している。
八重桜の品種に「普賢象」というのがあるが、それが店名の由来だろうか。富里と佐倉も近いことだし。店内はカウンター、テーブル、小上がりとあって、独りメシからささやかな宴会まで対応。看板メニューの味噌ラーメンは、普賢象味噌、白味噌、辛味噌の3種から選ぶことが出来る。食券を渡すときに好みを伝えればよい。
麺メニューは他に醤油らーめん、塩らーめん、豚骨魚介らーめん、担々麺、海老味噌そば、つけ麺なども提供している。また「ちゃーしゅー飯」や「本気のカレー」「辛飯」といった飯モノや、唐揚げ、餃子もラインナップ。今回は1番のおススメという、店名を冠した「普賢象味噌らーめん」を特製で注文することに。
待つこと数分で盛りの良い一杯が到着。スープは豚骨ベースで、飲み口こそサラサラだが濃厚な旨味が楽しめる。そこに、やや甘味のある味噌ダレを合わせている。生姜の香りも効いていて旨い。一方の麺は、黄色い中細で縮れていて固めの茹で上がりだ。少しゴワっとした食感だが、強い味噌スープによく合っている。
そして特製は肉が多いのが嬉しいところ。片面焼きの分厚いチャーシューが3枚とサイコロチャーシューがゴロゴロと。どちらも脂多めでジューシーだ。ほか、黄身がネットリの味玉、メンマ、たっぷりのモヤシ、挽肉、タマネギが乗る。脂多目の一杯なので、年のせいか後半はモタれ気味。辛味噌ならもう少しスッキリ啜れるだろうか。
<店舗データ>
【店名】 味噌らーめん 普賢象(ふげんぞう)
【住所】 千葉県富里市七栄523-1
【最寄】 京成本線「公津の杜駅」徒歩40分(2.8km)