漁港町・銚子ならではの煮干系
JR銚子駅を出てヤマサ醤油の工場方面へ歩いて5分ほど。住宅街の一角に2019年3月にオープンした「中華そば おま屋 2号店」へ。ここより飯沼観音方面のスナック街で深夜まで営業していた「おま屋 1号店」は、新型コロナの影響もあり2020年5月に一旦閉店。移転先検討中との事で、現在は2号店のみの営業となっている。
それもあってか、これまで2号店の営業時間は11~22時で火曜定休だったが、2020年6月現在は定休日無しで11~24時(日曜のみ22時迄)の営業となっている。また、中華そばに加え、フライドチキンのテイクアウトも行っているそうだ。白木を基調とした明るい店内はカウンター8席に加え、店奥には小上がりもある。
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麺メニューは大きく分けて中華そば、バリカタつけめん、汁なしの3軸。中華そばは、長ネギと玉ネギを増量した「ネギバカ」をはじめ、チャーシュー、煮卵、つけ生卵、海苔、メンマを追加トッピング可能だ。また、汁なしは担々麺と煮干しそばを提供。250円でミニサイズのチャーシュー丼や高菜明太丼も用意している。
一方、定食メニューには焼肉、タン塩、レバニラ、麻婆豆腐、キーマカレー、炒飯をラインナップ。そして、これらは全て単品での注文もOKで、ツマミながら一杯引っ掛けることも出来る。今回は麺類最高価格の「ネギバカチャーシューメン(1150円)」をオーダー。注文時に紅生姜の有無を訊かれたので、入れてもらうことに。
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7分ほどでスープ表面をネギが覆う、もんじゃ焼のタネのようなビジュアルの一杯が到着。茶濁したスープは豚ゲンコツと煮干しから抽出したものでサラっとしているが、香味油が多めなのでオイリーだ。カエシが若干甘めで、煮干の香りも強すぎず飲み易い。そこに合わせるのは柔らかな茹で上がりの細麺。スープを良く拾い旨い。
玉ネギと刻みネギは辛くなく、煮干しとの相性も抜群。穴あき蓮華が付きというのも嬉しい。紅生姜も良いアクセントに。ほか具材は肩ロースのチャーシューが3枚。まあ、これで1150円というのは少し割高だが、他にない珍しい味わいなので良しとしよう。最後は調子にのって替え玉(100円)をして完食。いつか汁なしの煮干も啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 中華そば おま屋 2号店
【住所】 千葉県銚子市末広町8-1
【最寄】 JR総武本線「銚子駅」徒歩5分