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肥宝館 -貧すれば丼する-

【徳島 吉成】 麺屋BASE.TORITON「TORITONらーめん 鶏(900円)」

鶏と豚の二枚看板「BASE.TORITON」

JR高徳線・吉成駅から東へ歩いて25分ほど。県道29号=徳島環状線沿いで2017年7月20日から営業する「麺屋BASE.TORITON」へ。鶏スープと豚スープの2枚看板なので「トリトン」。いわゆる徳島ラーメンの店とは違うが味には定評があり、週末ともなると店前に8台分ある駐車場には県外ナンバーが混じることもある。

白木のテーブルでカフェのような雰囲気の店内はカウンター8席とテーブルに22席。ラーメンだが、鶏系は鶏白湯の「鶏base」を筆頭に「鶏白湯醤油base」、辛ネギ入りの「鶏赤」の3種を。一方の豚系は「豚base」と黒マー油ねぎ入り「豚黒」の2種をそれぞれ提供。鶏か豚のチャーシュー、煮卵、のり、ネギなどを追加可能だ。

また替え玉も用意されている。一方の飯モノには御飯、TORI丼、TON丼が。ほかギョーザもあり、一杯飲る事も可能だ。鶏と豚どちらも啜ってみたいところだが、今回は人気の「鶏」をチョイス。全部入りにあたり麺量も1.25倍になっている「TORITONらーめん(900円)」で注文することに。着丼までは待つこと6分ほど。

トロみのあるスープは2日かけて仕込んでいるという鶏白湯で、鶏の旨味が凝縮されている。コクがあり塩味も程よく旨いスープだ。またカエシの甘みが強くないのでスッキリとした後味に仕上がっている。そこに合わせるのは細ストレート麺。少し柔らか目の茹で上がりで、しなやかさもありスープとの相性は良い。

チャーシューは、やや甘めのタレが染みてトロトロに。こりゃライスとも合いそうだ。ほか、黄身ネットリの味玉、辛みを抑えた刻み玉ネギ、貝割れ、糸唐辛子が乗る。なお「TORITONラーメン」は鶏の場合、海苔が付かないそうなのでお好きな方は追加トッピングを。徳島では数少ない本格鶏白湯。美味しく完食した。次回は豚を啜ろう。

<店舗データ>

【店名】 麺屋BASE.TORITON(ベーストリトン)
【住所】 徳島県板野郡北島町鯛浜字原157-5
【最寄】 JR高徳線「吉成駅」徒歩25分(2.1km)

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