神田MANNISHプロデュースの「昆布と塩」
都営浅草線・蔵前駅のA1出口から徒歩3分。蔵前一丁目交差点そばに2020年5月18日にオープンした「昆布の塩らー麺専門店 MANNISH(マニッシュ)」へ。こちらは、塩生姜ラーメンで人気の神田「MANNISH」がプロデュースする新店舗だ。MANNISHといえば、つい1週間ほど前に亀戸に支店を出したばかり。このところ勢いがある。
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店内はカウンターのみ8席。以前ココにあった札幌ラーメン店「北地蔵」の跡に居抜きで入居したようだ。今のところ麺類は「昆布の塩らー麺」と「冷たい昆布の塩らー麺」のみ。まぜそば、つけ麺は券売機に写真はあるがリリースは未だの模様。今回は「昆布の塩らー麺」に味玉と、気になる「味変!味噌昆布」を追加し注文した。
ラーメンは昆布の風味を変わらず感じられるよう、口が広く底が狭い切立丼で提供とのこと。澄んだスープはアツアツで、最初はカエシの塩味と鶏出汁が立っているが、後からじんわりと昆布の旨味が押し寄せてくる。そこに、三河屋製麺製のゆるくウェーブがかった中太麺を合わせている。麺は小麦の香りも良くスープとの相性も抜群。
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チャーシューは脂を抑えた鶏肉で、繊細なスープを邪魔しない味付けで良い。味玉は黄身がネットリとしていて昆布の旨味が染みたもの。ほか野沢菜、海苔、焦がしネギ、色紙切りの白ネギ、あられがトッピングされる。途中でレンゲにスープを取り、卓上の昆布酢を少し加えると一気に味が円くなり、これはまた旨い。
さて、昆布出汁をじっくり堪能した後は、気になる「味変!味噌昆布」の出番だ。味噌に刻んだ昆布などを練りこんであるようで、スープに溶けば一気にクリーミーで優しい味の味噌ラーメンに変身する。一杯で全く違う表情を楽しめる逸品だ。店を出ても暫く昆布の余韻は続く。次回は冷やしにするか、つけ麺か・・・迷うところだ。
<店舗データ>
【店名】 昆布の塩らー麺専門店 MANNISH(マニッシュ)
【住所】 東京都台東区浅草橋3-25-6
【最寄】 都営浅草線「蔵前駅」A1出口徒歩3分