見出し画像

肥宝館 -貧すれば丼する-

【岐阜 岐阜市】 らぁめん りきどう「つけ麺 凄平麺 チャーシュー(1500円)」

岐阜市トップクラスの人気店「りきどう」

JR岐阜駅から北北西へ2.7km、歩くと40分ほど。長良川に架かる忠節橋を渡り、早田大通1交差点を西へ折れて3~400m行った先にある「らぁめん りきどう」へ。こちらは岐阜県でトップクラスの人気店だ。ご主人は新宿「らぁめん ほりうち」や恵比寿「中華そば すずらん」での修行を経て帰郷。2013年3月に独立創業した。

店内はL字カウンターに8席のみ。行列時はまず食券を購入してから店内の並ぶルールとなっている。麺メニューは「つけ麺」と「らぁめん」の2軸。そして最大の特徴は細麺、太麺、小平麺、凄平麺、焙煎小麦麺と、5種類の自家製麺を用意していること。特に幅5センチにもなる「凄平麺」は、つけ麺のみでの提供ではあるが店の名物だ。

また、同じくつけ麺のみだが焙煎との合い盛り「焙煎2色つけ麺」を用意していたり、少しだけ凄平麺を食べたい人向けに200円で70g分を他の麺にトッピングすることも可能だ。なお麺量は小盛130g、並盛200g、中盛250g、大盛300gで、ここまでは全て同料金での提供。以降、プラス160円で100gずつ増量出来る。

追加トッピングには玉子、メンマ、ネギ、海苔、チャーシューが。また、おつまみねぎメンマでサッポロラガーの中瓶を飲ることも出来る。合い盛りなども考えたが、やはり凄平麺を心行くまで堪能すべく、今回は「つけ麺」を凄平麺の大盛で。更にチャーシュー増し(1500円)にして注文した。着丼までは10分ほど。

麺のインパクトもさることながら、つけ汁からは「ほりうち」ゆずりの大判チャーシューがはみ出しており、何から始めようかとワクワクしてしまうが、まずは麺をつけ汁に浸し啜っていこう。サラサラした清湯のつけ汁は、豚骨と鶏ガラをベースに鰹を加えた和風出汁にコクのある醤油のカエシをビシっと効かせてたもの。

ほのかな酸味と甘みが「ほりうち」を思わせるが、更にブラッシュアップしコクとキレを加えている印象。そして麺はモチモチ感、小麦の香り、喉越しの全てを持ち合わせており、言わずもがな絶品。表面はツルリとしているが、表面積が広いのでつけ汁との絡みも良く旨い。薬味のネギも良いアクセントになっている。

そしてチャーシューは厚みのある大判の肩ロース肉が4枚。甘味あるタレが染みており、柔らかで肉の味を存分に楽しめる逸品だ。こりゃ箸もレンゲも止まらない。卓上には七味、胡椒、酢があるのでお好みで味調整を。あっという間に麺300gを啜り終えてしまった。さて次回は焙煎か、小平麺か。どの麺を啜りに来ようか。

<店舗データ>

【店名】 らぁめん りきどう
【住所】 岐阜県岐阜市島栄町2-53
【最寄】 名鉄名古屋本線・各務原線「名鉄岐阜駅」徒歩35分(2.6km)

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「岐阜県」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事