愛の塩焼き

友人の薦めで勢いで開設してしまったよもやま日記。
早いもので16年を超えた。。。。

日本語は難しい?

2008年07月25日 23時15分45秒 | Weblog
 ブログ「シャツがほころんじゃった」さんが、「国語って難しい」と書いていた

 確かに日本語って複雑、というかわざわざ複雑にしているというか……。

 英語では、「I」はIで、「YOU」はYOUで、他に言いようがない。それは大統領もとなりのおばあちゃんも一緒。ところが日本語の場合、「I」を表現する言葉は、わたし、あたし、あたい、てまえ、ぼく、せっしゃ、おれ……、「YOU」は、あなた、きみ、あんた、てめえ、おまえ、ねぇねぇ(これは違うか)、といろいろな言い回しがある。
 他にもモノを数えるケースでは、英語はワン・ツー・スリー、何を数える時もこれは変わらない。ところが日本語は、人を数える場合は、ひとり・ふたり…、モノを数える場合は、いっこ・にこ…。モノでもいろいろある。豆腐はいっちょう・にちょう、蟹はいっぱい・にはい……等々。
 動物を数える時は、いっぴき・にひき・さんびき。一匹で付けて、二匹で外して、三匹でまた付ける。もちろんここでいう付けて外しては「濁点」「半濁点」のこと。日本人はなぜこんなに複雑なことをするのだろう。

 実はこの内容は、立川志の輔師匠が「みどりの窓口」という新作落語(日本語がなかなかうまく通じないという内容)のマクラで話しているもの。
 みどりの窓口で職員とお客さん(おばちゃん)のやりとりを噺にしたものだが。「水曜日、●●まで大人2枚」と注文する客に対し、「今週の水曜日でよろしいですか」と問う職員、この問いに対し「先週のわけないじゃない」と返す場面では思わず大爆笑だ。

 日本語はいろいろな表現があり、複雑だから「落語」というような文化も生まれたのではないかと話す志の輔師匠。

 確かに、日本語って複雑だし、難しいと思う。けれど、だからこそ楽しくもあることもこれまた事実。「言葉」については、ほんの少しだけ活字の世界に首を突っ込んで仕事をしていることもあり、多くの思いがある。特に最近の若者言葉については。(けして若者言葉を否定するわけではない。念為)。100年後には日本語も様変わりするのだろうなと思いつつも、言葉の乱れについては一言申し上げたい。

 まぁ、そうした話はまた別の機会に譲るとして、「シャツがやぶれちゃった」さんが、日本語の難しさについて触れていたので、最近よく聞く落語を引き合いに出して、「その通り」、「けれど楽しくもあるよね」という主張でした。
コメント (2)
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