愛の塩焼き

友人の薦めで勢いで開設してしまったよもやま日記。
早いもので16年を超えた。。。。

女たちよ、女性専用車両に乗れ!

2009年05月14日 23時25分16秒 | Weblog
 女たちよ、女性専用車両に乗れ! もう一緒に乗るのは御免だ!!

 ずいぶんと過激な言葉だが、決して自分が主張しているものではありません。
 通勤電車環境向上委員会というところが著した書籍のタイトルです。

 少し前、週刊誌に書評が掲載されており、面白そうだった、というより興味があったので購入してみた。


 本書は、まず第一に痴漢の冤罪が多発していることを指摘、第二に社内での女性のマナー違反について言及、そして最後に、そんな女性たちと一緒の電車は嫌なので、男女別々の車両に分けたらどうだということを提案している。

 120%男性の立場から書かれているので、女性は不快感を覚えるかもしれない(案外逆かもしれないとも思う)。

 もちろん、痴漢は冤罪ばかりでなく、犯罪が後を絶たないことも事実だし、指摘する車内でのマナーについてもすべての女性がそういうわけではないし、男性のマナー違反だって多々目につく。

 本書がテーマとしていることは、自分も一言あるが、とても長くなりそうなのでいまは控えたい。

 ただ、ひとつだけ、初めて知ったとても怖い事実だけ紹介しよう。



 電車内で、自分が痴漢と間違われてしまったと想像してみてくださいな。ついつい、駅長室でもなんでも行って断固無罪を主張したくなるじゃないですか。

 ところがぎっちょん、駅長室へ行ったらすべてが終わるそうです。男性の主張は一切聞いてもらえず、警察が到着した時点で弁明の余地はなく現行犯逮捕というのが現実なんだとか。警察も警察で、検挙率アップのために女性の言い分を100%信用するんだって。数字を上げるためには一番「オイシイ仕事」なんだそうだ。

 冤罪被害にあった男性の人生たるや・・・。それが女子高生や女子大生の気まぐれでやられた日にゃあーた。くわばらくわばら。

 鉄道の駅員も証言していますが、いちゃもんつけられたら、プライドが傷つこうがどうしようが、「そんなの知るか」とその場を立ち去るのが一番なんだそうだ。そこで正義感を出すと人生を棒に振ることに。

 書き始めると止まらないのでこの辺で・・・・

 とても怖い本だった。

 男性諸氏には是非一読をお勧めしたい一冊。自己防衛のためには読んでおいて損はないと思う。

 内容はかなり過激なものだったが、自分は、筆者の狙いはエピローグ、それも最後の14行にあるのではないかと感じた。そういう意味では女性にも読んでいただきたい1冊。

 小学館から1000円で発売。図書館で取り寄せてもらえばタダですよ~

 ちなみに自分は小学館勤務ではありません。念為。
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9 コメント

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うんうん (紫の上)
2009-05-15 07:12:43
たしかに ほんとの痴漢もいるのですが。

うちの夫は まちがわれないように

両手は上にあげて決して下ろさないそうです。

女性の中には 変な人もいますからね。

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そおだそおだ! (素顔)
2009-05-15 17:54:30
私は痴漢を二回退治したが、どなった私が周りからへんにみられたし、男女別にすべし!
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taromama (そうですねぇ・・)
2009-05-15 22:12:59
私も通勤をしていますがいつも空いている時間帯なので気にしたことはありませんでした

でもブログをみてそれでもぼくはやってないを思い出しまし

あの映画は女のわたし目線でもツラカッタです・・

やっぱり男女別車両しか方法はないのですかね





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すみません (taromama)
2009-05-15 22:16:02
名前とタイトル、反対でした
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紫の上 さん (hiiragi)
2009-05-15 23:00:32
コメントありがとうございます。

本によると、痴漢多発のラインで通勤する多くのビジネスマンは、ご主人と同じ防衛策を講じているそうです。

ちなみに、自分はあまりラッシュ時に乗り込まないので、バンザイはしんくて済んでます

マナーの悪い女子学生がいたからといって、決してお小言なんか言わないようにご主人にお伝えくださーい。

そこで恨まれると、後に仕返しとして、痴漢にでっちあげられてしまうこともあるそうですから
返信する
素顔 さん (hiiragi)
2009-05-15 23:03:38
ご無沙汰でした。
お元気ですか。

痴漢を退治するなんてすごいじゃないですか。
そんな正義感があったなんて。

被害にあった娘がよほど好みだったのかしらん

冤罪に巻き込まれないように注意してくださいねぇ。

大阪では御堂筋線が危険らしいですよ。
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taromama さん (hiiragi)
2009-05-15 23:17:24
コメントありがとうございます。

「それでもぼくはやっていない」。まだ見ていないのでこの週末にレンタルに行こうかと思っていました。

この問題はとても深い問題だと思います。著者はその解決方法のひとつとして男女別車両を提案していますが、それはあくまで目先の手段であって、そうした過程を経てまた平和な男女共同利用の時代に戻るのではないかと結んでいます。

男女が別々になっている公共施設は、公衆トイレ、お風呂、更衣室などたくさんあるので、男女別車両は結構すぐ慣れるかもしれませんね。


もちろん、痴漢は許せません
返信する
こんばんは^^ (suzuran)
2009-05-16 00:57:19
田舎住まいの私はほとんど電車を利用することなく、周りのほとんどの人もマイカー通勤なのでぴんときませんが、読んでいると怖いですね!
ずっと以前大阪や東京へ出張した時にラッシュアワーにひっかかってすごい状態の時がありましたが、皆さんあれを毎日経験されているのですね。
男女車両を別にすることで男性も女性も被害に遭わずに済みそうですね。
でも夫と一緒に出張に行った時には、ちょっと困るかなぁ。
私、方向音痴なので知らない都会で夫とはぐれてしまったら、どうにもなりません^^;
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suzuran さん (hiiragi)
2009-05-16 21:46:33
コメントありがとうございます。

降車駅だけしっかりと記憶し、ホームで待ち合わせればいいんですよ。昔、銭湯の前でパートナーを待ったように(笑) 神田川の世界ですねぇ。

携帯電話で連絡を取り合うという方法もあります。
ちなみに、電車内で携帯電話を禁止している国はほとんどないそうですね。海外からのお客さんは皆不思議がります。

まぁ、男女別車両も、限られた時間、限られた区間でいいと思うのですが・・・。

一番よいのは痴漢がいなくなることですね。
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