車やバイクを運転するときに、車間距離という「安全マージン」を考えることがあります。
二十歳で車の免許を取り、40年間車に乗ってきました。
模範的なドライバーではなく、若いころは何度か免停になったこともあります。
「スピード命」ではないけれど、そこそこにスピードは出していたかなと思います。
4月以来、通勤に約50分を要し、毎日大渋滞の中を出勤しています。
そうすると、アクセルを踏み込み加速することが無意味に思えてきます。
3車線を右往左往しながら進んでいる車もいます。
毎日、ほぼ同じ車を見かけますが、結局動きに大差がないことに気が付きます。
だとすると、そんなに車線を変えることに意味がないことがわかってきます。
でも、右往左往派は、毎日同じことを繰り返しています。
たとえ軽い接触でも、事故になると面倒な時間・精神的負担を負うことになります。
それを考えると、ぶつからずに運転することに、意味を見出すことができます。
車間距離を少し多めに取ると、必ず割り込む車がいます。
空いた車線から、本来いるべき車線に戻るためだと思います。
そんな車を入れさせまいと、車間を詰めることもありますが、それに意味が無いことに気が付きました。
「アンガーマネージメント」というものを聞く機会がありました。
「イラっ」としても、ほぼ10秒で収まります。
接触するリスクを考えると、一台・二台入ることなど気になりません。
後ろの車はイラついて、車間を詰めたりするのですが…。
あれっ、私って、迷惑な老人ドライバーですか?