バイクで走ると季節を如実に感じます。
先週は夏用のライディングジャケットでしたが、それでは少し肌寒く、今週は革ジャンを着込んでも丁度いい感じでした。
今年はいつまでも真夏日が続き、彼岸花も一週間遅れで見ごろを迎えているらしい。
彼岸花の見頃は2~3日と言われていますが、日の当たり具合などにより一斉にピークを迎えて一斉に枯れるということはありません。
先週からピークを迎えて徐々に枯れつつあるものも見られました。
今年は秋分の日から1週間たった今週土日で、2か所を巡りました。
一か所目は、三次市の「辻ヒガンバナ群生地」です。
広島から下道で2時間くらいで到着します。
幟が立ってはいますが、車を停める場所がカーブの曲がり角にあり、ともすれば見逃してしまいそうです。
駐車場などは無くて、道路の端が少し広くなったところに6台くらいは車が停めることができます。
ここから道路を挟んだ反対側に仮設のトイレがあります。
車を停めるところに案内板があります。
この橋を渡るとすぐです。
ウエルカムボード。
群生地自体の半分くらいがすでに枯れていましたが、残りは見頃を迎えていました。
ヒマワリの種を袋詰めしたものが置いてあり、ご自由にお持ち帰りくださいとありました。
私は毎年庭にヒマワリを植えるので、頂いて帰りました。
群生地維持の足しになるように、少しばかり寄付をしました。
栗の木もありました。
看板の奥に見える建物に管理人らしい方がおられ、ここで取れたお米を販売しておられました。
写真撮影も含めて、滞在時間は40分くらいかな。
二か所目は、島根県吉賀(よしか)町にある「ひがん花の里」です。
広島からは、中国自動車道を使って1時間ちょっと、下道でも2時間あれば到着します。
今回は吉和から先の道が狭く、時間がかかるので吉和ICまで下道で行き、吉和ICから六日市ICまで中国道を利用しました。
六日市ICを出て右折。R187→県道16号で約10分で到着。
この幟が目印でした。
この道を通って、駐車場に行きます。
駐車場は未舗装ですが、20台くらいは停められそうです。
料金は500円の無人料金箱。
施設維持の寄付の意味もあるかと思います。
ここは、かなり広範囲に渡って彼岸花が育成されています。
そのため、枯れ始めている所もあれば、満開の所もあり長い期間に渡って、彼岸花を楽しめるようになっています。
日曜日ということもあり、一眼を持ったカメラマンや観光客が入れ替わり立ち代わり訪れていました。
トイレも仮設ではなく、きれいなものでした。
ここにも栗の木がありました。
青空とのマッチング。
滞在時間は写真撮影も含めて1時間くらいかなと思います。
2日間バイクや車で移動する道すがらにも彼岸花は咲いています。
道端の赤い花はやはり目を引きます。
学名リコリスのこの花は、曼殊沙華・死人花など多くの名前を持ちますが、主に不吉な名前が多いですね。
有毒で動物除けということで人為的に植えられていたりします。
群生地は意図的に生育させた場所で、維持管理にも手間がかかるようです。
限られた時期しか見られないため、撮影したい衝動に駆られるのかもしれません。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)