寒い日が続きますね。
出不精になり、運動不足が加速します。
基礎代謝が減った体は、正月太りがなかなか戻りません。
この時期に咲く水仙を撮りに島根県益田市に行ってきました。
唐音(からおと)水仙公園という所で、益田市と浜田市の間にあります。
広島からは、浜田経由でも益田経由でもそんなに距離は変わりませんが、今回は益田経由で行きました。
この時期に中国山地を越えることはあまりないのですが、積雪を考えて7時に出発しました。
R191 は、ほとんど道に雪はありませんでしたが、中国山地の峠付近は一面銀世界で外気温0℃、雪が舞っていました。
通っている車もほとんどがスキー場を目指す車で、その昔、早朝から車でスキー場に行っていたなあと思い出しました。
もう30年はスキーに行ってない。
益田市に入るころから日が差して気温も少し上がってきました。
唐音水仙公園へはR9 から少し海側に入るんですが、この道が狭い。
離合ポイントは所々あるにはあるが、路肩が緩そうで不安。
運よく対向車も来なくて駐車場に到着。下道で、約3時間かかりました。
20台ほど停められるでしょうか。
駐車場の横に、現地の方が営業されている出店があり、水仙の切り花やポットを売っておられました。
ここでパンフレットをいただきました。
左端にあるのは、きれいに清掃されたトイレです。
ここから日本海と公園全体を見ることができます。
この公園は、益田市鎌手地区の3haの敷地に、平成5年から毎年10aずつ日本水仙を植えていった管理花畑で、現在約200万球の水仙が咲き誇っています。
階段になった歩道を降りていきますが、ちょっと急で滑りやすい。
滑り止めのプラスチックが埋設されているんですが、それでも道が湿っている日は要注意です。
距離は長くはないのでゆっくりと降りるのがベターです。
坂道が終わると一面の水仙が迎えてくれます。
水仙で覆われた丘に圧倒されます。
海と水仙が絶妙なコントラストを見せます。
遊歩道の終わりは、「唐音の蛇岩(じゃがん)」という所に行きつきます。
元々あった岩盤に、マグマ活動によって貫入した岩脈が作り出した褶曲で、全体が大蛇のように見えることから名が付いたとあります。
どこがどのように貫入したのか良く分かりませんが、珍しい景観ではあります。
この日は風も強かったので、大きな波が岩に打ち付けていました。
昼前でしたが、気温も上がらず(8℃くらい)、とても寒かったので30分ほど撮影して、車に戻りました。
水仙はこの時期(12月~2月)しか見られないので、山陽方面からここを訪れるためには冬の中国山地越えというハードルがあるので、ちょっと気合がいるかなと思います。
足場が悪いので、小さい子どもを連れて行くのも難しいですね。
滑りにくい運動靴とちょっと脚力も必要かな。
でも、これだけの数の水仙を日本海をバックに見ることは他ではできないので、訪れる価値はあると思います。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)