今年は年度末・年度初めがバタバタしてて、桜を撮り逃してしまいました。
加えて開花が例年より早くて、気が付いたら葉桜になっていました。
桜といえば川沿いが多いのですが、これには理由があって、桜の木を植えて根を張り巡らし、川土手の強度を増すといった狙いがあるそうです。また、桜を見に来る人々によって更に川土手が踏み固められるということ。
週半ばの雨予報のまえに、急遽桜を撮りに行きました。
場所は、広島県大竹市にある「亀居公園」。
桜スポット、工場夜景スポットとして知られている場所ですが、今まで行ったことがありませんでした。
山陽道「大竹IC」を降りて約3分で着きます。
入り口の看板が小さいので見落としに注意です。
広島城主福島正則が1608年に築いた支城「亀居城」の跡を公園として整備したということ。
公園内には、大竹市出身の作詩家、石本美由起さんの40周年を記念してつくられた"詩の坂道"には、「悲しい酒」や「憧れのハワイ航路」など7つの歌碑と1つの記念碑を見ることができます。
城にも桜が良く見られ、桜スポットになっている所が多くありますが、これは明治以降に植えられたものです。城が城として機能していた江戸時代は、城内には敵が身を隠す木々などはほとんど植えられていなかったそうです。廃城令により取り壊され、公園化するときに植えられた桜が多いようです。
30台ほど駐車できます。
散った花びらでいっぱいの坂道を登ります。
まだ桜のアーチが見られました。
遊歩道の脇に歌碑があります。
途中の休憩所から見た景色。
本丸までの階段。
本丸跡は平地になってます。
本丸跡地からの瀬戸内海の眺望。奥は大竹のコンビナート。
こんな海から近い場所に城を構えた理由が何かあったのでしょうか。
散る間際の桜と咲き始めのツバキを撮ってみました。
平日に訪れたため、人は少なめでしたが、満開の休日は結構な人出があるうようです。
坂もそこまで急でないため、ゆっくりと1時間くらいかけて回るのが良いでしょう。
ご覧いただきありがとうございます。
夕菅(ゆうすげ)
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