クルマバザクロソウ(ツルナ科・8月7日撮影)
ザクロに似た葉が車輪状につくのでこの名があります。熱帯アメリカ原産。“江戸時代の末、新潟の海岸に来たのが初め”と、牧野図鑑にあります。この名をつけたのも牧野氏。
写真に撮ったのは別の場所ですが、村のお墓の砂地ににたくさん生えています。低く横にはって、ほうっておくと直径30センチ、あるいはそれ以上に広がり、墓地の地面を一面の緑で覆います。いくらでも生えてくるので厄介な雑草のようですが、枝から根を出すことが無いので根元で抜くと(簡単に抜けます)径30センチがきれ~いに砂地になる。してみると生やしておいたほうが他のもっと手間のかかる雑草が防げるのか、でもこれ自体やっぱり雑草で、だらしなくみられるし・・・悩ましいところです。
花は小さく、地味ですが、拡大してみると美しい。
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