夏休み期間、このブログも休眠状態で、久々の更新です。
今年の8月は、例年より長めのお盆休みを取らせていただき、ご迷惑をおかけしました。おかげさまで、一生一度しかできないようなことも経験させていただき、また1年間、診療に全力を尽くすエネルギーを補給することができました。
お盆休みのあとは、手術、ビタミンママの取材、新しい喉頭内視鏡のデモなど、患者さんの少ないこの時期の方が予定を組みやすいことをいろいろやり、プライベートでは九州の妹が遊びに来たりしました。
新しい内視鏡は、鉗子のチャンネルの付いたものです。現在3本の喉頭内視鏡があって、目的や年齢によって使い分けていますが、いずれも観察専用のものでした。年に数人ですが、喉頭の異物、魚の骨などがのどの奥に刺さってしまい、通常の方法では取れない例があって、そのような方は、北部病院にお願いしていました。大学病院に行かなければならないというのは、患者さんにとって大きな負担になっていたと思いますが、これでそのようなことがなくなるでしょう。年数例だけなので、コストパフォーマンスはよくありませんが、技術があるのに道具がないからできないというのは、心苦しいことです。開業医でできることは開業医がやるべきです。