横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

ソフトバンク優勝 ベイスターズは・・・

2010-09-27 12:34:31 | スポーツ

パリーグは福岡ソフトバンクホークスが優勝しました。両親が九州人で、私も中学高校は九州でしたし、今季は横浜出身の多村選手も怪我なく活躍してくれました。まずは、おめでとうございます。

 一方、私の郷里の出身である内川選手と山口投手の頑張りもむなしく、我がベイスターズは今季も最下位となってしまいました。
 1978年、大洋ホエールズが横浜に来て以来ファンになり、とくに三浦投手、佐伯選手、木塚投手に思い入れがあります。木塚投手が引退し、佐伯選手も戦力外、三浦投手も今季はほとんど活躍ができず、ファンとしては、寂しいシーズンの終わり方でした。
 2-3年前の残暑のころだったと思いますが、巨人戦、さして調子がいいとも思えない上原に完全に押さえ込まれていた中盤、佐伯選手がみごとな一振り、これぞ主軸のバッティングというホームランがきっかけで逆転勝利した試合が、横浜スタジアムで生で佐伯選手のプレイを見た最後になってしまいました。木塚投手の常に気迫溢れるピッチグも忘れることはないです。お疲れ様でした。
 



 

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夏の終わり 中秋の名月

2010-09-23 17:16:29 | 花鳥風月

 昨日はけっこう暑かったですが、今日はうって変わって秋の気候となりました。どうやら長かった今年の夏も、昨日で終わったようです。

 昨日の朝の西洋朝顔。この花は、涼しくなっても、もう少しの間頑張って咲いてくれます。


 このような夏空は、今年はもう昨日で見納めでしょうか。


 中秋の名月。雨も降るのを待ってくれました。この時期は秋雨や台風で天気が悪いことが多いのですが、今年は、夜になって涼しくなった秋の空気と虫の音とともに、冴え冴えとした月の光を堪能することができました。


 急に気温が下がるこの時期は、風邪をひく方が急に増える時期でもあります。お気をつけ下さい。

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3区耳鼻咽喉科医会 抗ヒスタミン薬

2010-09-17 10:39:48 | 院長ブログ
 昨晩は、都筑区、青葉区、緑区、3区の耳鼻咽喉科の集まりがありました。
 昭和大藤が丘病院の金井憲一准教授の講演は興味深かったです。抗ヒスタミン薬(たいていのアレルギーの薬はこれです)がなぜ効くかというお話と、さまざまな副作用のお話でした。

 最近はテレビのコマーシャルでも、ヒスタミンというアレルギーで最も重要な化学伝達物質が受容体というものにくっつかないように、薬がブロックすると宣伝していますが、ヒスタミンには、その場で症状を起こすだけでなく、受容体を増やしていく働きもあることがわかってきました。受容体が増えれば、アレルギーは重症化します。
 簡単に言うと、アレルギーの症状があるのに治療しないでがまんしていると、そのときつらいだけでなく、アレルギーが重症化していくのです。抗ヒスタミン薬には、そのときの症状をやわらげるだけでなく、受容体が増えるのを防止し、アレルギーの重症化を予防する働きもあるのです。
 花粉症の薬を、花粉が飛び始める1-2週間前から飲んでおくと症状が軽くてすむ理由も、受容体が増えるのを防止できることが、大きいようです。

 薬の添付文書(製薬会社の説明書)を見ると、非常に多くの注意事項が書かれています。それらをすべて厳密に考えると、抗ヒスタミン薬は、幼児と40歳以上の人を除いた若い健康な人で、かつ車の運転を全くしない人しか飲めなくなりそうなぐらいです。それでも医者は添付文書を無視できません。できるだけ副作用を少なくし、かつ最大限の効果が得られるように、その患者さんにあった薬の種類と飲む期間を考えます。当然のことですが、薬を処方するということは、重大な責任を伴うことで、多くの知識と経験が必要であると、改めて思います。 
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小児鼻副鼻腔炎の診断と治療

2010-09-15 19:40:52 | 院長ブログ
今、医事新報という雑誌に依頼された原稿を書いています。テーマは小児鼻副鼻腔炎の診断と治療です。

今年、日本鼻科学会から急性鼻副鼻腔炎ガイドライン(2010)が出されました。これが先月の学会の大きな話題のひとつでした。副鼻腔炎という病名からして、欧米のように鼻副鼻腔炎(Rhino-sinusitis)と呼ぼうということになりました。
今回のガイドラインの眼目は、抗生物質を、必要ないときには使わず、必要なときにはしっかり効く薬を選んで投与しましょう、ということです。小児の鼻副鼻腔炎は、1ヶ月以上続く経過の長いものであっても、成人の慢性副鼻腔炎とは違って、細菌感染の繰り返しであることが多いので、今回のガイドラインは参考になります。もっとも、副鼻腔炎と中耳炎の起炎菌はほぼ同じなので、既にある急性中耳炎のガイドラインに準じて抗生物質を使っていた当院の治療方針に大きな変化はないと思います。

しかし、どのガイドラインもそうですが、このガイドラインは完全なものではなく、すべての患者さんがこのとおりに治療すれば治るというものではなく、また新しい知識が情報が出てくれば、それに沿って改訂されていくものでもあります。
ガイドラインは、主に権威のある学術雑誌(英語)に載った論文をまとめてつくられるのですが、日本からの副鼻腔炎に関する英語論文がほとんどなく、日本の実情を必ずしも反映していないというところもあると思われます。また、小児の鼻副鼻腔炎はほとんど開業医が診ているのに、ガイドライン作成委員はほとんど大学の先生であることも、難しいところです。
私がまず疑問に感じて学会でも質問したのは、画像診断(レントゲンなど)の必要性をあまりにも軽視しているところです。耳鼻科開業医なら皆そうだと思いますが、日常の診療で画像診断が必要なことが多いことは、明らかに実感されるからです。もうひとつは、受診までの期間を全く無視していること。同じ症状であっても、発症してからの時間や受診するまでどのような治療を受けていたかで、方針が異なるはずだからです。

医事新報の原稿は、このガイドラインの概説と、副鼻腔炎の超音波検査について解説するものです。小児鼻副鼻腔炎については、多くの場合、超音波検査がレントゲンのかわりになります。まだ、広くは行われていない検査ですが、私はできるだけレントゲン検査は行わずに、より安全で繰り返し行うことが可能な超音波検査を行っています。


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小さい秋見つけた

2010-09-14 08:40:16 | 院長ブログ
 まだ暑さも残っていますが、朝などはけっこう涼しくなりました。昨日から、一足早くインテリアが秋に衣替えされました。なぜ昨日のことを今日書いているかというと、昨日は画像のアップロードがどうしてもうまくいかなかったのです。まだブログ初心者です。

 エントランス(階段)は、夏のムーミンから秋のTomteたちに変わりました。Tomteはスウェーデンの家を守ってくれる小人で、当クリニックの法人名でもあります。クリニックと訪れてくれる患者さんたちを守ってくれています。同様の伝説は世界中にあるらしく、アリエッティの一族もその類と思われます。(もっとも僕にはTomteと妖精の区別もつかないのですが)




 今回は、待合室の汽車コーナーも、開院以来のBRIOからトーマスに一新されました。


 中待合のおもちゃ箱もピアノバージョンからトーマスバージョンに衣替えです。
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