今日は午後1時までの受付で、午後は休診としていましたが、結局一度も休憩を取れないまま診療が終わったのが3時半で、平日と同じぐらいの数の患者さんが受診してくださいました。
北部病院も藤が丘病院も横浜労災も、今日から休診です。開業医の先生方も、もう今日は休診のところが多いです。しかし一方で区の休日診療所も市の耳鼻咽喉科救急も明日30日からで、今日はやっていません。こんなエアポケットのような日は、1年に一度、今日だけです。そのため、少し離れたところからも、新患の方がいらっしゃいました。他に開いているところがなく、探して来てくださったのでしょう。その意味では、開けていた甲斐がありました。忙しい1日を、最後まで頑張ってくれた、スタッフと薬局の方たちには感謝です。
診療が終わったあとは、スタッフはレセプト。私は紹介状とその返事など、いつもの事務仕事。最後に今日回収した睡眠時無呼吸の検査の解析をして、これで本当の仕事納めです。今年も大過なく終わることが出来ることに、感謝です。
開院以来、年末年始の休みは、12月30日から1月4日までにしています(1回だけ例外がありました)。もちろん、休診する医療機関が多い29日に診療が必要な患者さんのためですが、実は出身大学の付属病院の休みが、昔から30日から4日までと決まっているのです。その習慣をそのまま続けているとも言えるかも知れません。
帰宅すると、その出身大学の同窓会新聞が、届いていました。いろいろとお世話になった、耳鼻咽喉科主任教授であり病院長でもある、森山寛先生の退任記念講演のニュースが、第1面に出ています。第2面には、私より15年ほど後輩である、講師の松脇先生が日本鼻科学会賞を受賞した記事がありました。もちろん新聞の編集委員の方に特別な意図があってこのような組み合わせにしたわけではないでしょうが、世代交代の時期なのかと、感慨深いものがあります。