横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

三洋電機

2011-01-30 16:09:33 | 院長ブログ

今日、三洋電機がラグビーのトップリーグで優勝を果たしました。実は、ラグビーのことはよく知らないのですが、今回は三洋電機を応援していました。三洋電機を吸収合併したパナソニックは、ブランドの統一を図っていると報じられており、三洋電機の名はもうすぐ消滅してしまうからです。

三洋電機は、われわれの世代にとっては、手塚治虫の「ジャングル大帝」のスポンサー、「うちのテレビにゃ色がある♪」というCMソングで印象深いメーカーです。また、開業医の必需品レセコン(レセプト・コンピュータ)の最大手メーカーでもありました。そして長くプロ野球のオールスター戦の冠スポンサーでもありました。

このブログにアップしている写真は、ケータイ(iPhone)で撮ったものもありますが、多くは三洋のコンパクトデジカメXactiで撮っています(ちなみに”デジカメ”という言葉は三洋電機が商標登録しています)。これは、6年前にレセコンのおまけでもらったものですが、右手片手での操作性が抜群で、他のメーカーのものには代え難く、いまだにメインのカメラとして使っています。ニコンの一眼レフも持っているのですが、特別なときしか使っていません。

そして昨年秋、三洋電機としての最後のヒット商品になるであろう、GOPANというライス・ブレッド・メーカーを発売しました。私は小麦のパンを食べられない体質なので、この商品を心待ちにしていたのですが、注文が殺到して生産が全く追いつかず、4月までは受注を停止している状態という大ヒットです。

いろいろお世話になったメーカーが、またひとつ消えていきます。しかし、韓国のメーカーなどに急追されている電機業界、パナソニックのような大手といえどもうかうかできない状況のもとでは、いたしかたないことだとも思います。日本のメーカーがんばれ。

 

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RED

2011-01-30 14:43:55 | 映画・テレビ

Retired Extremely Dangerous。引退したCIAエージェントが主役のアクション映画。ストーリーは前もって想像がついていた通りでしたが、面白さも期待通り。

アクション映画は、よほどできが良くないと見ないのですが、この映画はブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレンが主演とあれば、それだけで見る価値あり。さらに、メアリー=ルイーズ・パーカー、リチャード・ドレイファス、そしてアーネスト・ボーグナイン!という、わたしの年代の映画ファンにとっては嬉しいオールスターキャスト。皆楽しそうに演じていて、見る方も文句なしに楽しめました。「ロード・オブ・ザ・リング」のエオメル=カール・アーバンの若手敏腕CIAエージェントも、この面々にはたじたじです。

ブルース・ウィリスは不思議な役者です。どんな荒唐無稽な役でも、見る者をなぜか納得させて好きにさせてしまう。

ジョン・マルコビッチは最高。ヘレン・ミレンもかっこいい。

メアリー=ルイーズ・パーカーは、若いころから、「フライド・グリーン・トマト」(1991)、「依頼人」(1994)、「スパイダーウィックの謎」(2008)と、健気なシングルマザーの役が印象に残るのですが、この映画では堂々ヒロイン役を魅力的に演じています。

そしてアーネスト・ボーグナイン!基本的に映画を見るときはできるだけ予備知識なしに見るようにしているので、彼が出演していることは知りませんでした。アカデミー主演賞をとった「マーティ」が56年前。現在94歳!今でも元気で、しかも彼らしい味を出しており、スタッフやキャストからリスペクトされているのが画面から感じとれ、驚きそして嬉しくなりました。

監督はドイツ出身のロベルト・シュヴェンケ。彼もハリウッドが世界中の才能を集めることの1例です。それにしても日本人監督がハリウッドで映画を撮る日はいつ来るのか。

 

 

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脚本家

2011-01-29 21:24:10 | 映画・テレビ

1年間にわたって懐かしい名作をたくさん見せてもらった、第一回午前十時の映画祭の50本の上映が終了しました。来週から第2回の新たな50本の上映が始まります。

キネマ旬報からのこの映画祭の本が出されましたが、その裏表紙にシナリオセンターというシナリオライターの学校の広告が出ており、そこに次のような問題がのっていました。

(問題)この名画の脚本は誰が書いたのでしょうか、線で結びなさい。

ウエスト・サイド物語 ・    ・イアン・マクレラン・ハンター

ローマの休日     ・    ・グレアム・グリーン

明日に向かって撃て! ・    ・ウィリアム・ゴールドマン

羊たちの沈黙     ・    ・アーネット・レーマン

太陽がいっぱい    ・    ・テッド・タリー

天井桟敷の人々    ・    ・ポール・ジェゴフ

第三の男       ・    ・ジャック・プレヴェール

 

すべて今回の50本に入っていた映画ですが、私が即答できたのは、第三の男のグレアム・グリーンだけでした。

もっとも、この問題は答えを線で結ぶ形式なので、推理で解くことはできます。

イアン・マクレラン・ハンターの名はうろ憶えでしたが、ダルトン・トランボが赤狩りで仕事を追われていた時代に借りた名前として記憶の片隅にありましたので、ローマの休日。もっともイアン・マクレラン・ハンターは架空の名前ではなく、別の実在の脚本家の名前なので、問題としては少し不適切問題かも。

太陽がいっぱいと天井桟敷の人々はフランス映画です。リストの中のフランス的名前は、ポール・ジェゴフとジャック・プレヴェール。ここでジャック・プレヴェールが天井桟敷と、これもかすかな記憶で結びついていて思い出されたので、ポール・ジェゴフの方が太陽がいっぱい。

羊たちの沈黙の脚本家は今まで一度も意識したことがなく、リストの中で全く記憶の片隅にもない名前テッド・タリーがそうだと判断。

ウエスト・サイド物語と明日に向かって撃て!の脚本家はかつて意識したことがあるので、かすかに記憶にあるウィリアム・ゴールドマンとアーネット・レーマンが、それぞれどちらかの脚本家であるはず。ここはほとんど勘でウエスト・サイド物語がアーネット・レーマン、明日に向かって撃て!がウィリアム・ゴールドマン。

一応全問正解で、なんとか面目を保ちました?? 映画ファンを自認し、脚本が大切だと常々言っているのに、監督に比べて、脚本家はあまり意識していなかったということに気づき、自分でちょっと驚きました。

 

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ソーシャル・ネットワーク

2011-01-26 17:22:29 | 映画・テレビ

予告編ではあまり食欲をそそられなかったのですが、ゴールデングローブ賞の受賞と、今日会った税理士さんがフェイス・ブックをやっていると聞いたので、見たくなりました。

フェイス・ブックの創始者、マーク・ザッカーバーグを描いた作品。ハーバードのコンピュータおたくが、いかにして史上最年少の億万長者になったのか、何を求めそして何を失ったのか。実在の人物を映画にするときは、功罪評価がある程度定まった過去の人を描くことが多いですが、今現在の人(現在26歳)を、罪の部分を含めて描くということは、珍しいのではないでしょうか。

監督はデヴィッド・フィンチャー。「セブン」(1995)や「ベンジャミン・バトン」(2008)では、非凡なのは分かっても好きにはなれなかったのですが、今回の映画は、ファースト・シーンからラストまで、すべての場面で全く緊張が緩むことがなく、それでいてイヤなやつだと思っていた主人公にラストでは感情移入してしまうという、秀逸な作品になっています。誰かがフィンチャーをヒッチコックに例えているのを読んだことがありますが、その意味が少しだけ分かった気がします。

フィンチャーの次作は、ダニエル・クレイグ=007の「ミレニアム」、スウェーデン映画のリメイクですが、今から楽しみです。なお、「ミレニアム」のヒロインに抜擢された新進女優ルーニー・マーラは、今日のソーシャル・ネットワークにも重要な役で出演していました。

さっき知りましたが、ソーシャル・ネットワークは、アカデミー賞でも監督賞など8部門にノミネートされたことが今日発表されました。

 

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禁煙指導 原稿とテレビの校正

2011-01-26 17:20:43 | 院長ブログ

昨夜は北部病院耳鼻咽喉科との勉強会でした。部長の門倉先生は、禁煙指導を一生懸命されており、喉頭がんなど耳鼻科領域の癌のリスクは明らかに高まり、親の喫煙によって子供の中耳炎の悪化を招くなど、病気になる前に予防したいという先生の情熱が伝わってくるお話をうかがいました。昨年の区民祭りでも、イベントを行って、禁煙のアピールをされたそうです。何ごとであれ、世の中のためになることを、一生懸命やっている人は好きですので、門倉先生を応援したいと思います。

私はというと、もちろん自分は喫煙しませんし、中耳炎のパンフレットhttp://home.catv.ne.jp/hh/fukami/AOM.pdfにも親の喫煙のリスクにつていも書いているのですが、患者さんに禁煙を勧めるときは、甘くなりがちです。リスクを分かった上で人に大きな迷惑がなければ、本人の自由であり責任であるという気持がどこかにあるからです。しかし、喫煙は受動喫煙の問題、癌になったとき家族に物心両面での負担をかけ、国に高額の医療費を負担させるなど、明らかに人にも迷惑をかけます。

昨日、医事新報の原稿と、テレビ神奈川の放送(1月28日)の出演部分の、それぞれの最終校正の依頼がメールで届いていました。昨夜は帰宅が遅くてできなかったので、今朝早起きしてチェックしました。テレビの方の画像は、データ便というデータ無料転送サービスが使われていました。メールに添付できない大容量のデータには、こういうサービスがあるのですね。ひとつ勉強になりました。午前中は税理士さんと面会。今日は午後に映画を見たかったので、早起きをしたのです。

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