今日、三洋電機がラグビーのトップリーグで優勝を果たしました。実は、ラグビーのことはよく知らないのですが、今回は三洋電機を応援していました。三洋電機を吸収合併したパナソニックは、ブランドの統一を図っていると報じられており、三洋電機の名はもうすぐ消滅してしまうからです。
三洋電機は、われわれの世代にとっては、手塚治虫の「ジャングル大帝」のスポンサー、「うちのテレビにゃ色がある♪」というCMソングで印象深いメーカーです。また、開業医の必需品レセコン(レセプト・コンピュータ)の最大手メーカーでもありました。そして長くプロ野球のオールスター戦の冠スポンサーでもありました。
このブログにアップしている写真は、ケータイ(iPhone)で撮ったものもありますが、多くは三洋のコンパクトデジカメXactiで撮っています(ちなみに”デジカメ”という言葉は三洋電機が商標登録しています)。これは、6年前にレセコンのおまけでもらったものですが、右手片手での操作性が抜群で、他のメーカーのものには代え難く、いまだにメインのカメラとして使っています。ニコンの一眼レフも持っているのですが、特別なときしか使っていません。
そして昨年秋、三洋電機としての最後のヒット商品になるであろう、GOPANというライス・ブレッド・メーカーを発売しました。私は小麦のパンを食べられない体質なので、この商品を心待ちにしていたのですが、注文が殺到して生産が全く追いつかず、4月までは受注を停止している状態という大ヒットです。
いろいろお世話になったメーカーが、またひとつ消えていきます。しかし、韓国のメーカーなどに急追されている電機業界、パナソニックのような大手といえどもうかうかできない状況のもとでは、いたしかたないことだとも思います。日本のメーカーがんばれ。