2月は雪が降るなどで、あまり飛んでいなかったスギ花粉も、一昨日には春一番も吹き、本格的な飛散期に入っています。
6月に、舌下免疫療法のエキスが発売になります。免疫療法は、かなり長期間続けなければならず、しかもすべての患者さんに有効ではないのですが、副作用の可能性もあり得るのですが、治療を終了しても症状が出ない可能性、ある意味の完治の可能性のある、唯一の治療法です。それが、注射ではなく、舌下に滴下する方法で、できるようになります。
しかし、どの医療機関でも処方できるわけではなく、まず関連学会が開く講習会を受講し、その上でインターネットによる詳細な内容の講習を聞いて、テストも受け、合格してはじめて登録される、登録医がその登録医療機関だけで処方できるのです。
私は、既に昨年9月の日本鼻科学会の講習会に参加していましたが、2週間前にその受講証明書が届き、今日インターネットの講習を聞いて、処方予定医療機関に登録しました。これで、スギ花粉舌下液が発売され次第、処方を始めることができます。