例年同様、ゴールデンウィークはカレンダー通り、祭日と水曜日曜の休診日以外は診療しています。
日曜、月曜は久しぶりの連休で、ゆっくりさせてもらいました。数年前から近所の道路脇などに、野生のヒナゲシが群生しているのが目立ち、だんだん咲いている範囲が広がっているのに気づいていましたが、今年ついに我が家の狭い庭にも登場しました。下の写真の中央付近のオレンジ色の花がそうです。
月曜は上野の東京都美術館のレオナルド・ダ・ヴィンチ展。上野は人で溢れていましたが、月曜は通常は休館日だからか、地味な展覧会だからか、レオナルド・ダ・ヴィンチ展は空いていて、ゆっくり見られました。展覧会の目玉は多数の自筆のメモで、絵は音楽家の肖像という油彩1枚だけです。もっとも、ダ・ヴィンチの絵は世界に十数点しか存在していませんから、1枚でも必見です。顔面の筋肉が皮膚を透かして分かるぐらい、ある意味不自然なまでに描写され、写実ではないその手法が、かえって多彩な表情を一枚の絵に捉えているような、不思議な絵でした。昼は美術館内のレストランで娘一家と待ち合わせて食事。ちょうど12時頃だったのに、レストランもほとんど待たずに入れました。
30日火曜日は、予想通りの大台越え、お待たせしてしまった患者さんには、申しわけありません。診療が終わってから、レセプト。新しいレセコンですが、全く問題なく、終わりました。帰宅して遅い夕食を食べ終わったらもう11時。もう一がんばりすれば、金曜からは4連休です。
5月1日水曜日は、今年1校目の学校健診。学校側の要望で、例年より早い時間から開始。滞りなく終わりました。小学校のすぐ裏は遊歩道になっており、診療所の側の公園まで、遊歩道を歩いて帰れます。遊歩道脇には、アザミなどの花の中に、イネ科の雑草もかなり目立ってきています。春の木の花粉症は、ゴールデンウィークでだいたい終わりますが、入れ替わるようにして、イネ科の雑草の花粉の季節に入ります。木の花粉のように遠くまでは飛びませんが、公園や野原では、ご注意ください。
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そして5月2日木曜日も、大台を大きく越えました。ひとつには、木曜休診の診療所が多いので、普段他の診療所に行かれている方も、当院を受診されたということもあります。診療が終わったときには、8時半になっていました。連休明けの7日の日は、また混むでしょうが、その後は、風邪の季節から花粉症まで続いた、耳鼻科の繁忙期が終わり、夏に向けて閑散期が始まります。