横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

今後の花粉予想

2011-03-31 06:15:00 | 院長ブログ

 品川区の永倉先生が作成してくれている2011年花粉状況のグラフを見ると、スギ花粉は3月16日をピークにばらつきのある正規分布のような形で減りつつあるようです。しかし、減ったといっても50個以上を非常に多いと評価するわけですから、1430個も飛ぶ日はもうないにせよ、まだまだ注意が必要です。もう少しすると、スギとヒノキの花粉の数が逆転して、ヒノキの方が多くなります。スギ花粉症だけの方でも、4月中旬まで、ヒノキについては5月初旬まで、用心してください。

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いよいよ春 今日のニュースから

2011-03-30 19:20:04 | 院長ブログ

 ハクモクレンが咲きました。

 毎年、スノードロップ→クロッカス→ハクモクレンまで来ると、本当に春が来たなあと思います。この後、春のクライマックス、桜の季節がやってきます。

 今日のニュースから

 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、東日本大震災で被災したいわき工場を訪れ「4月中旬には一部操業を開始し、6月初めにはフル稼働できるだろう」との見通しを明らかにした。同工場から撤退するのではとの懸念については「その心配はない。あらゆる手段を通じていわき工場の復興に尽くす」と語った。ゴーン社長は約1時間工場を視察し、担当者から被災状況の説明を受けた。約300人の従業員や取引メーカー社員を前に「危機をチャンスにしてほしい。今こそ日産スピリットを発揮してもらいたい」と激励した。(日経新聞) 

 ゴーンさん、さすがですね。現地に直接行って、復旧について期日まで明言し、最も懸念されること(工場を海外に移してしまう)を即答で否定。従業員もさぞ安心したでしょう。こちらまで、何かほっとします。

 もうひとつ

 宮城県南三陸町の避難所に29日、イスラエル政府の医療チームが診療所を設置し、診察を始めた。東日本大震災で、日本が海外政府の医療チームを受け入れるのは初めて。厚生労働省は、大災害時には外国人医師による医療行為も許容されるという見解を示し、被災県に連絡している。イスラエル軍の医師や看護師ら計約60人は、町スポーツ交流村の避難所前にプレハブの仮設診療所6棟を設置。日本人医師の指導を受けながら、エックス線検査や血液検査、分娩(ぶんべん)など、幅広い診療を行う。他の避難所への訪問診療も行う。(毎日新聞)

 ありがたいことです。昨年1月にはハイチへ、3月にはチリへ、日本の(自衛隊の)20-30人規模の医療チームが、大地震のあった国に派遣されたというニュースがあったのですが、そのときは日本がこんなことになるとは想像もできず、聞き流してしまっていました。

 

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高名の木登り

2011-03-28 08:33:09 | 院長ブログ

今朝も車のフロントグラスにたくさんの花粉が付いていました。まだしばらく花粉は飛びそうです。

通常、当院の患者さんは、朝一番が通園前の幼稚園児、午前中がまだ幼稚園に行っていない乳幼児と専業主婦の方や高齢の方、午後早めが幼稚園児、その後小学生、夕方は仕事をされている方とそのお子さんというように、時間帯によっていらっしゃる方が違います。

でも今日の予約状況を見ると、午前中と夕方は予約がいっぱいなのに、午後早めはほとんどありません。春休みは、皆さん午前中のうちにいらっしゃろうとするのでしょう。

例年この時期になると、花粉症の方にも薬がいきわたり、その薬が効いている限り受診されませんから、花粉がかなり飛んでいても、患者さんの数は減ります。春休みで帰省されたり、新学期の準備で忙しかったりもあると思います。冬から半年続いていた耳鼻科の季節も、大過なく終わろうとしています。比較的患者さんの少ない半年間が始まりますが、そういうときこそ気を緩めないということも大事です。

高名の木登りも、「目くるめき、枝危きほどは、己れが恐れ侍れば、申さず。あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ」と言っています。

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予定停電の新しいグループ分け

2011-03-27 15:54:12 | 院長ブログ

 今日発表された新しいグループ分けhttp://www.tepco.co.jp/images/kanagawa.pdfでも、当院は停電除外地域になっていました。明日からも、通常どおり診療を行います。

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花粉と放射能

2011-03-26 19:30:51 | 院長ブログ

屋根などに溜まった黄色い粉を見て、放射性物質でないかと思い、気象庁に多くの問い合わせがあったそうです。もちろんこれは花粉です。

いろいろな情報があるようですが、専門家のお話で一致しているのは、チェルノブイリのような爆発は起きないということ。チェルノブイリでは、核分裂が起きている状態の炉心が吹き飛びました。福島原発では核分裂は停止しており、チェルノブイリにはなかった圧力容器や格納容器という頑丈な壁が、炉心の回りにあります。

放射能漏れは、容器本体ではなく、容器と外をつなぐ配管のどこかから起きていると考えられます。炉心から数百メートル離れたら、放射能は一時的に高くなっても限定的と考えられます。

昨晩は、九州にいる親族から電話。地震の後、東京にいる親戚から、懐中電灯、電池を頼まれて送り、次には米を頼まれて送り、今度はペットボトルの水を送って欲しいと頼まれたが、九州でもペットボトルの水は売り切れで手に入らないとのこと。こちらは大丈夫かと心配になって、電話をくれたそうです。大丈夫ですと答えました。

放射能を怖がっているよりも、もっと大切なことが、たくさんあるように思います。

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