貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

さざれ石のお遊びアクセ

2021-10-05 21:07:07 | 漫筆

ま、ちょっとしたお遊び。

クリスタルワールドさんで売っている「フラワーオブライフ」という名前のアクセサリー用品。中に小タンブルやさざれを入れられる。これはアクアマリン。

手作りアクセサリーの店で売ってる超ミニボトル(200円くらい)にトルマリンさざれ。

同じく、うさ耳型。ラベンダーアメジスト。(色が写ってないね)

下の二つはうちではぬいぐるみ君たちが付けております。(生意気)


色の仕組み追加(可視光蛍光)

2021-10-05 20:56:27 | おべんきょノート

前項で鉱物の色が発生する仕組みついて書きましたけど、一つ抜けているのがありました。
「可視光蛍光」です。ただ、これよくわからない。(わからんものを書くな)

ルビーは「赤色成分を一切含まない緑色光源下においても赤く光ることができる(レーザーは完全な単色光である)。これは、ルビー中に0.1%含まれるCr3+が紫および黄緑色光を吸収し、そのエネルギーを赤色発光として再度放出する性質による」。
これ、「可視光蛍光」じゃないですかね。

蛍光というのは、特定の光が当たると、電子が励起状態になって、通常の軌道からはずれて外の軌道へ飛び出す。けれどその状態は不安定なので、元の軌道に戻ろうとする。その時に余剰的に持っていたエネルギーを特定の波長の光として発散する、ということのようです。
普通は紫外線を当てると発光するのを蛍光と言いますけど、別に紫外線でなくてもいい。つか、可視光か紫外線かは人間の目の仕組みの問題であって、石の方でそれを斟酌する義理はない。特定の光で電子の励起状態が起こって、それが戻る時に別の光を発するなら、それは「蛍光」であることになりますね。
この「励起・収束」は普通に起こっているのか。

「可視光蛍光」については、こんな話もあります。
《まず、螢石の特徴である発光が顕著な標本についてですが、代表的なのはイギリスのロジャリー産、モロッコ産、アメリカのニューメキシコ産が有名です。これらの標本は日光はもちろん、懐中電灯、カメラのフラッシュだけでも蛍光します。つまり、飾っていると常に蛍光しているということです。特にロジャリー産は顕著で普段のエメラルドグリーンが真っ青に蛍光します。見事としか言えません。カット石にしてもアレキサンドライトのように家の中と外でガラッと色が変わります。》「地中に舞う蛍」

ルベライト(トルマリン)に関してこんな話もあります。ルビーと似ています。
《リチアトルマリン(エルバイト)の中でも赤・ピンクのトルマリンをルベライトと呼ぶことがあります。ただその色であればなんでもルベライトというわけではなく人工光や太陽光の下でも色変わりをしないものを特に選んでそう呼ぶのだそうです。光源が変わると色調が変化するものはピンクトルマリン扱いです。》ホシノカケラ

ううむ。よくわかりませんけど、まあこういう「発色の仕組み」もあるようだということで、追加しておきます。