苦節五十年(また嘘を)、やっと出会いました。
ウォータークリア・オーソクレース、なんてね。透明なオーソクレース。正長石。
長石の分類命名はもううんざり。過去の悪戦苦闘はこちらとかこちらとか。何より成分分類と結晶分類をごちゃまぜにする鵺ぶりに腹が立つ。
いいんだよ、透明なオーソクレース、正長石じゃい。正しいんだよ。(違う)
このオーソクレースは単結晶っぽくて、透明。いいですねえ。しかもそれほど高くなかった。
かすかに黄色味を感じる。光り方がすんばらしいんだな。時々向こう側の表面が光って、ムーンストーンのような感じの輝きになる。
蛍光もかわいらしいオレンジピンク。
結晶集合のようになって半透明なのは時々見た。それでもけっこう高かった。長石は汎産の石なのに透明なのは少ない。長石は崩壊しやすいそうだけど、それが関係しているのか。
透明で何が面白い、と言われるかもしれないけど、透明だとその鉱物自体の質感がくっきりする。
いいですねえ、「透明なオーソクレース」。(三度も連呼したね)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます