作って遊ぼう&学校の応援

 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

浮かせ球の作り方(折れ曲がるストロー)

2021-01-11 11:21:29 | 作って遊ぼう教室
折れ曲がるストローと紙で“生き吹き”を作って、ティッシュペーパーで“浮かせ玉”を作ると浮かせ玉遊びのおもちゃが作れます。作ってみませんか!


 浮かせ球は、ストローに息を吹き込み、上に吹き出す空気で、軽い球を浮かせるオモチャです。球を浮かせるにはちょっとしたコツが必要で、練習しなければなりません。出来るようになると成功の喜びがあります。自分で作って遊んでください。

[パソコンページ]

 まず、準備です。

写真の上の方から、
 〇 折れ曲がるストロー1本です。
 〇 受皿の型紙2つ分です。
 この型紙は自作できますが、PDFファイルとしてダウンロードできるサイトも準備しています。必要があれば ここ をクリックしてください。
 〇 ノリとハサミが必要です。
 ※ この他に、浮いて上下する“ 浮かせる球 ”については、後で紹介します。

作ってみましょう。
まず、折れ曲がるストローの加工です。
折れ曲がる側の口にハサミを押し入れて15mm~20mm切ります。それを4回繰り返します。


切り込んだところを四方に開きます。

これでストローの加工はおわりです。

次に受皿を作ります。受皿2つでストローの四方に開いたところを挟んで固定するので、受皿が2つ必要です。その型紙2つ分です。


ひとつずつに切ります。


一つ一つには次のような文字が書かれています。その指示の順序に作業をしていきます。


①切る


②折る


③切る

開くとドーナッツ状になります。


④切る


⑤のり


⑥重ねて貼る


2つの受皿ができました。


受皿をストローに固定します。
まず、受皿の一つを写真のようにストローに差して、四方に開いたところの下に持ってきます。


もう一方の受皿の裏側の全面にのりをぬります。


四方に開いた部分の上方に持ってきて、下方の受皿と合わせて貼り付けます。吹き出し部分が中央にくるように調整します。


これでストロー部分の完成です。

浮かせる球にはピンポン玉や発砲スチロールがありますが、ピンポン玉は6つで108円、発砲スチロールは4つで108円と高価です。そこで次のような浮かせ球をつくりました。

 左から、ティッシュペーパー半分をクシャクシャにしたものです。これを両手で挟んで軽く丸めます。横において、手のひらにノリを付けます。また、丸めたティッシュペーパーを両手で挟んで丸めます。ベトベトからサラサラになったら終わりです。直径15mm程度の球になります。まだノリが乾いていないのでしばらく置いてください。

 真ん中はエコマザーMという緩衝材です。25mm×30mmが80個ほど入って80円です。これをハサミで切って削って丸くします。大変軽いので浮かせ球には最適です。

 右はコーンクッションという緩衝材です。これはハート型に作られていますが、両手で挟んで丸めると丸くなります。割れ目にのりを付けると丸い状態で固定されます。ちょっと重い球になりますが、使いやすい浮かせ球です。

いかがでしたか。うまく作れましたか。

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