信州の旅(松本山雅遠征)・・その1・・松本に到着

2014-10-16 16:57:11 | 大分トリニータ
昨日(10月15日)大分に帰って来た。
10月9日に出発したので6泊7日の遠征となる。
アウェーに行く度にその土地の方々と色々な話をするのだが、今回のように相手からフレンドリーに接してくれたのはここ松本が初めてだった。
どなたと話をしても「ようこそ松本へ」とやさしく接してくれた。
「困った事はないですか」と声をかけられた。
たくさんの方達と本当に良い出会いがあった。
そんな出会った方々、ふれあった方々を中心に今回は書きたいと思う。

○ 信州松本に到着  (10月9日)
○ 安曇野へ     (10月10日)
○ 試合(松本山雅戦)(10月11日)
○ 立山・黒部アルペンルート(10月12日)
○ 上高地      (10月13日)
○ 千葉(銚子)に移動(10月14日)
○ 銚子電鉄・犬吠埼へ(10月15日)

以上が今回の旅(遠征)の日程になる。

その前に一言お礼を。
昨晩(10月15日)やれやれと我が家に帰り荷物を開けるとカメラがない。
観光はもちろん、試合、仲間との打ち上げ、タオマフをあげて撮った大事な写真が何も無い。(安曇野観光までは別のカードに保存していた)
2人で記憶をたどり、電話をするも「ありません」の返事。
眠れぬ夜を過ごし今朝9時半。
最後の最後、「羽田空港忘れものセンター」にかけるとこれがドンピシャ。
ありました。
親切な方が届けてくれていた。
カメラは買いなおせば良い。
でも仲間と一緒に撮った写真はお金では買えない。
本当に良かった。
拾って届けてくれた方、本当にありがとうございます。
顔も名前もわかりませんし、このブログの存在さえも知らないと思いますが、本当にありがとうございました。



「出発」
10月9日 佐臼ライナーで大分空港へ
台風18号が過ぎたと思ったら19号が後ろに迫ってきた。





心配した乗り継ぎもうまくいき「新宿西口」から「松本」行きの高速バスに乗る。





バスの窓から見える風景が段々変わってくる。
九州に住む私からすると「北アルプス」なんて聞くだけでテンションが上がってくる(笑)




「松本駅バスセンター」
午後3時「松本駅バスセンター」に到着。
大分を出て9時間半。
やっぱり信州松本は遠い。疲れた(笑)




しかし疲れていても時間いっぱい観光するのが私達夫婦の良いところ(笑)
歩いて「国宝 松本城」へ。
その途中、途中で目に付くのが「松本山雅」さんのポスターに登り旗。
店のショーウインドーにはマスコットにタオマフ。
完全なアウェーにも関わらず気持ちは「わくわく」



「大名町のはんこや」
なにせ「信州」とか「そば」とか「松本」とかいう文字が目に入るだけで「憧れの地」にやってきたという思いが強い。
一度通り過ぎたのだが「無料 貸し自転車」の文字につられて引き返したのがここ「大名町のはんこや」さん。
「自転車借りていいですか?」のお願いに「良いですよ」と快く返事をしてくれた。
そしてこの方こそが今回の旅(遠征)で知り合った最初の方なのだ。
詳しくは後で(笑)




その自転車でさっそうと松本市内を風のように走る「おばちゃ・・ではなく 嫁」
行き先は「国宝 松本城」




「千歳橋」   
その途中にある「千歳橋」・・・「ちとせばし」じゃなくて「せんさいはし」と読む。
元は大手橋と言う、木製の橋であった。
木製ゆえ度々流されたが、1876年(明治9年)になって取壊した大手門門台の石を利用した石橋に替えられた。
石製なので、流される事なく千年も万年もと願って「千歳橋」となった。



「花いっぱい運動発祥の地」
「花いっぱい運動」は,戦後の荒廃の中で「社会を美しく・明るく・住みよく」し, 花を通じて人々の気持ちを豊かにする という願いを込めて,1952(昭和27)年に 当時松本市の小学校教員だった小松一三夢氏が提唱して始まった。




現在 松本市内を歩くと,街中のいたるところに小さな花壇があり 店先には花が飾られて, さりげなく美しい街並みを作っている。




「がま侍」
2005年、東京芸大の学園祭で学生が作製したもの。
カエルの街「縄手」で当時の芸大生の心意気を受け継ぎ「縄手」もがんばっていこうと設置したもの。




「国宝 松本城」
文禄(1593~1594)年間に建てられた五重六階の天守としては日本最古。
幾たびかの存続の危機を、市民の情熱により乗り越え、四百余年の風雪に耐え、戦国時代そのままの天守が保存されている。
10月11、12、13日の3日間「信州・松本そば祭り」が開催されたが・・・日にちが合わず断念した。




明治の大改修後の昭和11年、国宝に指定された(昭和27年再指定)
別名「深志城」とも呼ばれている。
姫路城、彦根城、犬山城とともに四つの国宝城郭のひとつ。
夕陽に浮かび上がる姿が美しい。




周辺は松本城公園として整備されており、北アルプスを抱いた威風堂々とした姿と、季節ごとに見せるさまざまな表情が美しい。




「連結複合式天守」
天守のうち、大天守・渡櫓・乾小天守のまとまりを「連結式天守」と呼び、戦いの多い時代に造られたため、石落しや狭間が多く、窓は少なく、守りやすくなっている。
大天守・辰巳附櫓・月見櫓のまとまりは「複合式天守」と呼び、平和な時代になってできたため、戦うための備えが無い。
二つの形式を合わせ「連結複合式」と呼ばれている。




 ・観覧時間
  午前8時30分から午後5時まで
  ただし、入場できるのは午後4時30分まで
 ・定休日 12月29日から1月3日
 【観覧料】
  ・個人の場合
  大人 610円、小中学生 300円




「階段が急になってるから」
「足を踏み外さんように」
「ゆっくりでいいよ」
と一人一人に言い聞かせるように話す「粋なおじさん」
少しだけ話をさせていただいた。
忙しかったのにありがとうございました。




確かにお年寄りが多かったし、長さも高さもまちまちの階段は登りづらかった。



「第一回松本検定マスタークラス合格」
松本城を後にして先ほど借りた自転車を返して話をしていると突然「トリサポさん?」と聞かれた。
そこから話が弾んだ(笑)
名刺をいただいた。
「第一回松本検定マスタークラス合格  松本の達人」と書かれていた。
そして「大名町商興会 会長」さんだった。




トリニータの事にも随分詳しい。
それもそのはず「Aおばちゃん」を知っていた。
まだお会いした事はないけども・・とは言っていたが・・・(笑)
さっそく嫁がおばちゃんに連絡。
またまた、話が盛り上がる。
商売の邪魔をしてはいけないので再会を約束して分かれた。




「まるちゃん」
「はんこや」さんにお聞きした「まるちゃん」に来た。
もしも「山雅サポ」さんがいれば一緒に酒を飲んで試合前に盛り上がろうかと考えていたが
時間が早かったせいかまだどなたもいなかった。 
あ~あ残念。




この店は、「松本山雅」と「AC長野パルセイロ」との対決、”信州ダービー”を描いた映画「クラシコ」に登場する。
山雅サポさんの中ではよく知られた店。
最初はトリサポが来ていいのかなと思ったが、「山雅サポ」は常に「ウエルカム」ですからと聞き勇気を振り絞ってやってきたのに(笑)
店主の「まるちゃん」は本当に気さくな良い方だった。




お店の中は当然の「山雅カラー」




お店の外にある「山雅伝言版」には
「行こうぜ J1」
「ここまで連れてきてくれた、反町山雅をなにがあっても信じて行こう」と書かれてあった。
同じ地元チームを愛するサポとして、胸が熱くなる。




「8オンス」
次に紹介してくれたのがこのお店「8オンス」
探していたら「どこを探しているの?」と声をかけられた。




その方と一緒に店に入って頼んだのが「塩尻のワイン」
立ち飲みは初めて。
声をかけてきたお客さんは山雅サポさんではなかったがそれでも山雅サッカーを熱く語ってくれた。
松本市民とクラブの良い関係が本当に羨ましいし見習いたいと思った。




「居酒屋 一歩」
今日最後のお店(笑)
【松本山賊焼】の生みの親はココ
 松本市には数十年来市民に愛され続けている「松本山賊焼」という地元グルメがあり、応援団が設けられるほど親しまれている。




「松本山賊焼」は鶏のむね肉、またはもも肉に片栗粉をまぶして1枚まるごと豪快に油で揚げたもの。
ショウガを入れたたれに肉をよく漬け込むのが味付けのポイントだという。
同店の「松本山賊焼」はもも肉を使用し、たれに地元産の信州味噌を加えることで、コクをプラスしているのが特長だ。
本当に美味い。
ああ、書いていて又 食べたくなった。
地酒が豊富で、特に大信州の品揃えは県内一!
私達が飲んだのはこの店の一番人気「極寒辛口」
口当たりが良くほのかな香りが心地よい。
くせがなく何杯でも飲める。



気さくでやさしい店長さん。
又、又 松本山雅さんの話で盛り上がった(笑)



「煮イカ」  
ご存知「県民ショー」に出たようだ。
いやぁ、初めて食べたが美味かった。



信州の珍味(イナゴ、はちの子、ざざむし)
この3品を食わずに信州を出るな・・・と言われた(笑)
「はちの子」を頼んだ(頼むなよ)
目をそむけた。
無理。
パスいち。
絶対に嫁の好きな食べ物だ。
彼女は無類の珍味好き。
くそゥ、嫁より先に食ってやる。
食った。 あれ? あれ?
美味いぞ。
そんなはずはない。
2匹目。 やっぱり美味い。
あれれれ、「ざざむし」もいけるかも。


「ざざむし」      
なんじゃ、こりゃ!!
なんじゃ、こりゃ!
もう、絶対に無理、無理、無理、無理。
ここで嫁が一言。
「へん、たかが虫」
「わたしゃあ、ごきぶりでも、イモリでも、クモでも平気なんじゃけん」
「なーーんともない」
「男やろーもん」
オレはおかまで良い・・・・とは言えんかった。
あ~そこまで言うなら食おうじゃないか。
1匹 口に入れた。
あれれ? けっこう美味いかも。
でも2匹目を食べようとして姿をじっと見てしまった。
ざざむし君と目が合った・・・気がした。
嫁がそんなに好きな好物をオレばかりが食べるわけにはいかない。
全部食べたいがここはその権利を嫁に譲ってやる事にした(やさしい)
嫁 ぜーんぶ食べていいよ。



こうして信州・松本の初日が終わった。
明日(10月10日)は嫁が恋焦がれていた「安曇野」へ。

その2につづく







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