第37節 対横浜FCとのホーム最終戦。
前日に退任を発表し大分のホームでは最後の指揮となる片野坂監督。
ある女性スタッフさんは「本当に寂しいです。今日は絶対に勝ちたい」と目に涙を浮かべて私に言いました。
この日スタジアムに集まった大分サポ、選手、スタッフ全ての人の想いは
「勝って笑顔で片さんを送り出したい!」
だったのではないでしょうか。
スタジアムみんなの想いが一つになったホーム最終戦。
どんな相手が来ても負けない、と思っていました。
「帰ってきた大旗」
大旗がドームに帰ってきました。
やっぱりこれだよね。
見慣れたゴール裏、見慣れた大旗。
あの時のあの日常に戻りつつあることに心が躍りました。
////////////////////////////////////////////////////////////
「1000枚チャレンジ」
シンガーソングライターの中村慎吾さんが支援企画した「1000枚チャレンジ」
11月27日のホーム最終戦が締め切りでした。
「1000枚達成しました」
1000枚のCDの売り上げ金のすべて「1000枚×1000円=100万円」
を大分トリニータに寄付してくれます。
中村慎吾さんお疲れさまでした。
達成おめでとうございます。
そして、ありがとうございました!!
//////////////////////////////////////////////////
前から気になっていたゲーフラがありました。
観た人もいるかもしれませんがピカピカと光る「ヤマトのゲーフラ」です。
その作ったサポさんとこの日初めて会うことができました。
ヤマトの笑顔がまぶしく感じるほどのクオリティの高さです。
どうして光るのか興味深々でお聞きしました。
実際に光らせてもいただきました。
素晴らしい!!
ありがとうございました!!
来季も観たいのでヤマトには必ず残ってもらいたい。
「カメオくんとおーちゃんの再会」
この日最初に会った圧倒的ニータン。
名前は「カメオ」くん。
昔、トリニータがその失点の少なさから「カメナチオ」と呼ばれていたのをもじったものだそうです。
天皇杯・磐田戦でも会いました。
やっぱり可愛い!
この日、駐車場が混むことを考慮して6時間前に自宅を出ました。
お目当ては「戦うのどに浅田飴」さんでおなじみの「浅田飴」さん。
浅田飴社長ともパチリ。
「来季も大分トリニータをよろしくお願いします」
嫁も浅田飴を買ってきて社長とパチリ。
「ありがとうございました」
さてアクリルキーホルダーはコスプレではないニータンと片さんでした。
もう一つのお目当ては「トリニータスピードくじ」
この日は当たる確率もアップするという。
普段当たらない自分でも当たるのではないかとの「皮算用」(笑)
1回=1000円を2回分。
「おめでとうございます、大当たりです」とカネを鳴らすお姉さん。
一瞬、1億円が当たったかのような錯覚(笑)
いやいやこのご時世に選手の直筆サインが当たるなんて超ラッキー!!
ノムは大好きだし、マグカップも可愛いし(笑)
そうこうしていると浅田飴売り場で仲間を発見。
再び社長と「はい! 浅田飴!」
ところで浅田飴の社長さんの目って本当に優しそうで、人柄の良さが伝わってきて、雰囲気が片さんに似ていると思いませんか?
「浅田飴社長、ありがとうございました、来季もよろしくお願いします」
うちの子・おーちゃんが着ているのは片さんTシャツ。
(仲間が持ってきてくれました)
ちなみに横にいるのは「パンチェル」
この「パンチェル」の家の圧倒的ニータンの名前は「ニータンタン」
やっぱり名前があると親しみも増してきます。
で、みんなで拳を上げて「勝つぞ~!」
今までありそうでなかった「なりきりニータン」
1個=3300円
今日は寒いから見るからに暖かそう(笑)
記念にパチリ!
ニータン大好きお姉さん。
絶対に買うだろうな、と思っていたらやっぱり(笑)
ちなみに圧倒的ニータンの名前は「くーちゃん」
「なりきりニータン」が少し大きいのか目元がすっぽり隠れてしまってるのが可愛い(笑)
ピンクの服とピンクの靴のコーデが可愛い女の子とお兄ちゃん。
なりきりニータンとおーちゃんと。
おーちゃんの分の「なりきりニータン」が欲しいと思ったけど、よくよく考えたらなりきらなくてもニータンだったわ(笑)
今季初めてのホーム参戦の「Aちゃん」
来てくれてありがとう!
優しいお兄ちゃんと一緒にやはり今季ホーム初参戦の「Yさん」
お兄ちゃん2人も一緒に写真を撮ったはずが動画になっていたという大失態。
「ごめんなさい。動画を送ります」
席までご挨拶に来ていただいた皆さん、ありがとうございます。
サンタニータンが可愛かったよ(笑)
Nさんもありがとうございます。
試合後にゴール裏から遊びに来てくれた圧倒的ニータン。
名前は「カメぴっぴ」
ハッピを着ているからなのかなぁ(笑)
皆さんの圧倒的ニータンの名前が秀逸。
さてホーム最終戦。
試合開始です。
伊佐は変顔をし、北斗はほっぺを膨らませ、高木はなにかをしゃべるか叫ぶ(笑)
今季見慣れたいつものルーティーン。
前節(36節)でJ2への降格が決まった大分と横浜FCとの対戦。
ただモチベーションは明らかにうちの方が上。
試合直前にキャプテン高木は「トリニータのためにやろう」と激を飛ばしたそうだ。
開始3分。
いきなりのピンチ。
ゴール前での軽率なパスでシュートを打たれ
高木が弾いたボールを再びシュートされたが、ここにいたのが第2のGKペレイラだった(笑)
見事にゴールを守った。
ここがこの試合の分岐点だったのかもしれない。
どうしても先制したい大分に決定機が訪れた。
8分。
敵陣深くから朝陽がスローイン。
ノムが受けてマイナスのクロスを送ると飛び込んだのがヤマト。
ダイレクトシュートでゴールネットを揺らした。
大分先制。
祝福に駆け寄る仲間。
いち早く輪から外れたのはノム。
「早く集まれ」と集合をかける(笑)
たぶんノムは学生時代(中学か高校)少しヤンチャなんだけど実は全員に気を遣うクラス委員だったんじゃないかな、と妄想(笑)
で、ヤマトの第2子誕生の「ゆりかごダンス」
気持ちがいいほど揃っていた。
「ヤマト第2子誕生と先制ゴール おめでとうございます」
17分。
追加点を決めたかにみえたノムのゴールだったがオフサイドの判定でノーゴール。
これは残念。
しかし27分。
横浜高橋選手がGKにボールを返すという何気ないプレーだったが
そのままゴールに吸い込まれオウンゴールで大分2-0リードとなった。
この日の入場者数は「8,551人」
この後、試合はそのまま終わり2-0。
そして「最終戦セレモニー」
ですが、その前に
「片さん モノマネタ~イム」
この日私のブログをご覧になった皆さん。
誰にも言ってはいけません。
実はここだけの話ですが片さんはワッキーさんのモノマネだけではないんです。
もう一人得意なモノマネがあるんです。
誰と思いますか?
そうです。「西城秀樹さん」です。
「ウソ~」と思ったそこのあなた!
いやいや、能ある鷹は爪を隠すんです(笑)
この日の試合で披露してくれました。
では片さんによる西城秀樹さんのモノマネで ”ヤングマン「Y・M・C・A」
「片さん! どうぞ!」
若いうちは~♬ やりたいこと~ ♬ なんでもできるのさ~♬
「Y(ワイ)」
「M(エム)」
「C(シー)」
「A(エー)」
どうです、そっくりだったでしょう(笑)
え!? ワッキーさんの「芝刈り機」のモノマネも見たい?
しょうがないなぁ。
じゃあ特別だからね(笑)
ワッキーさん、じゃなかった片さん どうぞ!!
「芝刈り機」
///////////////////////////////////////////////////////////////////////
改めて
「最終戦セレモニー」
社長の挨拶に続いて
今季で退任する「片野坂監督の挨拶」
いつものようにサポーターへの感謝の言葉から始まった監督。
「厳しいシーズンになったのは私の責任です、すいません」
と頭を下げる監督に静まり返るスタジアム。
次の言葉を言いかけては涙で詰まらせる姿にそれまで我慢していたものがあふれ出てきました。
声を出せるものなら声をかけたい。
スタジアムのトリサポみんながそんな想いだったのではないでしょうか」。
「またいつかこのピッチに帰ってこれたらと思っています」
この監督の言葉に少し救われた気持ちがしました。
次の高木キャプテンの挨拶が心に刺さりました。
「クラブ・スポンサー・サポーターの力で共に強い大分を!」
本当にその通りだと思うと言い、クラブとして最善を尽くすと。
そして片野坂監督の方を振り返り
「片さん、大分は大丈夫です、強くなります!」と力強く大分のキャプテンとして素晴らしい挨拶でした。
「片野坂監督 ラウンド」
片さんのラウンドが始まりました。
「ブーイングや罵声があるかもしれない」と思っていた中でのラウンド。
勇気がいったと思います。
でもね片さん。
「片さんが心の奥底から大分を愛している」
みんなそのことは知っているんです。
この6年間、片さんの大分への愛情の深さをみんな感じてきました。
と同時に指揮官である片さんの苦悩も共有してきたんです。
このスタジアムで最後となる片さんへの感謝の拍手をしようとするサポはいても、罵声などあるわけがないんです。
みんな片さんが好きなんです。
離れたくないんです
GKから繋ぐサッカー。
相手が食いついてきたところを剥がし、数的優位を作る擬似カウンター。
個の力ではなくチームとして戦い点を取る。
サッカーの楽しさや戦術を教えてくれたのが片さんでした。
片さんのインタビューを聞き慣れている私は他の監督さんのインタビューを聞いていると違和感を覚えます。
相手チームへのリスペクトに欠けた発言や自分の選手への不適切な発言。
一流のものを見ると目が肥えるといいます。
それと同じことかもしれません。
私はこの6年間、ごくごく身近で一流の監督を見てきました。
片さんのインタビューはどんな時でも応援に駆けつけてくれたサポーターへの感謝が一番でした。
負ければ自分を責め、サポーターの皆さんに申し訳ないと言い、勝てば選手を褒めサポーターに感謝する。
相手をリスペクトし相手のチームを呼び捨てにせず必ず"さん"をつけて話をしていました。
勝てば選手の手柄、負ければ自分の責任。
私にとって片野坂監督はトリニータの監督という前に、一人の人間として尊敬する方でした。
楽しい6年でした。
片さんがあの時監督を引き受けてくれなければJ1はおろかJ2も無理だったかもしれません。
そう考えると感謝しても感謝し尽くしません。
いったんゴール裏に挨拶をして歩きかけもう一度戻った片さんはマイクを使わずに大きな声で挨拶をしました。
私には何を言っているのか分かりませんでしたが、文字にしてくれたサポさんがいました。
(ありがとうございました)
「今まで応援ありがとうございます。
最高の大分トリニータです。
大好きです。
この想いを絶対に忘れません。
これからも大分トリニータをよろしくお願いします」
「ありがとうございました」
「クラブと共に成長できたこと、皆様と一緒に戦えたこと、全てが私の誇り」
とコメントした片野坂監督。
おごらず威張らず常に謙虚でそれでいて熱く男らしく
時にはお茶目でときには弾ける片野坂イズム。
片さん、私たちサポも片さんに成長させていただきました。
負けた時も相手をリスペクトする姿勢を忘れることなく言葉に気をつけてきました。
今までで一番感動的で最高の雰囲気のホーム最終戦でした。
ラウンドを終えピッチに向かった片さん。
深々と頭を下げました
朝日新聞さんによると
「6年間の想いとともに、芝をいつも良い状態に管理してくれた方々への感謝も込めて、ピッチにお礼と別れをしたそうです。
「片さんのご家族の皆さん」
6年間もの間、家の大黒柱である片さんをお借りしたことに感謝します。
もし子供さんが小学生低学年だったとしたら一番可愛い時期を一緒に過ごせなかっただろうし、小学校高学年だったとしたら6年経てば高校生です。
子供さんが一番多感な時期に父親が近くにいない不安が奥さんにはあっただろうことは容易に想像できます。
それを考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
ぶっちゃけた話を書くとお金だってJ1の監督としては下から2番目の低さです。
でも大分をこんなにも愛してくれて、戦うことの素晴らしさ、勝つことの喜びを6年間私たちに味あわせてくれました。
来季のことは何も分かりません。
ただ分かっていることは来季、いつものその場所に片さんはいないということ。
分かっています。
分かっていますが・・やはり寂しい。
J3からわずか3年間でJ1に昇格。
誰もなし得なかったこの記録はこれから先、もう破れないかもしれません。
そんなトリニータという1クラブの歴史にとどまらず、Jリーグの歴史を塗り替えたその同じ時代をともに過ごせたことを本当に誇りに思っています。
私の人生の中で片さんに出会ったことは本当に幸せでした。
今は寂しさでいっぱいですが、残された試合を一緒に戦えることを喜びたいと思います。
リーグ戦残り1試合。
そしてトリニーの歴史上初めてとなるベスト4、天皇杯!
勝ちたい!
本気で勝ちたい!
勝って片さんを笑顔で送り出したい。
スタジアムから笑って帰りたい!
頑張ろう!
大分トリニータ!
絶対に勝とう!
『トリニータも片さんも大好きだ〜!』
前日に退任を発表し大分のホームでは最後の指揮となる片野坂監督。
ある女性スタッフさんは「本当に寂しいです。今日は絶対に勝ちたい」と目に涙を浮かべて私に言いました。
この日スタジアムに集まった大分サポ、選手、スタッフ全ての人の想いは
「勝って笑顔で片さんを送り出したい!」
だったのではないでしょうか。
スタジアムみんなの想いが一つになったホーム最終戦。
どんな相手が来ても負けない、と思っていました。
「帰ってきた大旗」
大旗がドームに帰ってきました。
やっぱりこれだよね。
見慣れたゴール裏、見慣れた大旗。
あの時のあの日常に戻りつつあることに心が躍りました。
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「1000枚チャレンジ」
シンガーソングライターの中村慎吾さんが支援企画した「1000枚チャレンジ」
11月27日のホーム最終戦が締め切りでした。
「1000枚達成しました」
1000枚のCDの売り上げ金のすべて「1000枚×1000円=100万円」
を大分トリニータに寄付してくれます。
中村慎吾さんお疲れさまでした。
達成おめでとうございます。
そして、ありがとうございました!!
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前から気になっていたゲーフラがありました。
観た人もいるかもしれませんがピカピカと光る「ヤマトのゲーフラ」です。
その作ったサポさんとこの日初めて会うことができました。
ヤマトの笑顔がまぶしく感じるほどのクオリティの高さです。
どうして光るのか興味深々でお聞きしました。
実際に光らせてもいただきました。
素晴らしい!!
ありがとうございました!!
来季も観たいのでヤマトには必ず残ってもらいたい。
「カメオくんとおーちゃんの再会」
この日最初に会った圧倒的ニータン。
名前は「カメオ」くん。
昔、トリニータがその失点の少なさから「カメナチオ」と呼ばれていたのをもじったものだそうです。
天皇杯・磐田戦でも会いました。
やっぱり可愛い!
この日、駐車場が混むことを考慮して6時間前に自宅を出ました。
お目当ては「戦うのどに浅田飴」さんでおなじみの「浅田飴」さん。
浅田飴社長ともパチリ。
「来季も大分トリニータをよろしくお願いします」
嫁も浅田飴を買ってきて社長とパチリ。
「ありがとうございました」
さてアクリルキーホルダーはコスプレではないニータンと片さんでした。
もう一つのお目当ては「トリニータスピードくじ」
この日は当たる確率もアップするという。
普段当たらない自分でも当たるのではないかとの「皮算用」(笑)
1回=1000円を2回分。
「おめでとうございます、大当たりです」とカネを鳴らすお姉さん。
一瞬、1億円が当たったかのような錯覚(笑)
いやいやこのご時世に選手の直筆サインが当たるなんて超ラッキー!!
ノムは大好きだし、マグカップも可愛いし(笑)
そうこうしていると浅田飴売り場で仲間を発見。
再び社長と「はい! 浅田飴!」
ところで浅田飴の社長さんの目って本当に優しそうで、人柄の良さが伝わってきて、雰囲気が片さんに似ていると思いませんか?
「浅田飴社長、ありがとうございました、来季もよろしくお願いします」
うちの子・おーちゃんが着ているのは片さんTシャツ。
(仲間が持ってきてくれました)
ちなみに横にいるのは「パンチェル」
この「パンチェル」の家の圧倒的ニータンの名前は「ニータンタン」
やっぱり名前があると親しみも増してきます。
で、みんなで拳を上げて「勝つぞ~!」
今までありそうでなかった「なりきりニータン」
1個=3300円
今日は寒いから見るからに暖かそう(笑)
記念にパチリ!
ニータン大好きお姉さん。
絶対に買うだろうな、と思っていたらやっぱり(笑)
ちなみに圧倒的ニータンの名前は「くーちゃん」
「なりきりニータン」が少し大きいのか目元がすっぽり隠れてしまってるのが可愛い(笑)
ピンクの服とピンクの靴のコーデが可愛い女の子とお兄ちゃん。
なりきりニータンとおーちゃんと。
おーちゃんの分の「なりきりニータン」が欲しいと思ったけど、よくよく考えたらなりきらなくてもニータンだったわ(笑)
今季初めてのホーム参戦の「Aちゃん」
来てくれてありがとう!
優しいお兄ちゃんと一緒にやはり今季ホーム初参戦の「Yさん」
お兄ちゃん2人も一緒に写真を撮ったはずが動画になっていたという大失態。
「ごめんなさい。動画を送ります」
席までご挨拶に来ていただいた皆さん、ありがとうございます。
サンタニータンが可愛かったよ(笑)
Nさんもありがとうございます。
試合後にゴール裏から遊びに来てくれた圧倒的ニータン。
名前は「カメぴっぴ」
ハッピを着ているからなのかなぁ(笑)
皆さんの圧倒的ニータンの名前が秀逸。
さてホーム最終戦。
試合開始です。
伊佐は変顔をし、北斗はほっぺを膨らませ、高木はなにかをしゃべるか叫ぶ(笑)
今季見慣れたいつものルーティーン。
前節(36節)でJ2への降格が決まった大分と横浜FCとの対戦。
ただモチベーションは明らかにうちの方が上。
試合直前にキャプテン高木は「トリニータのためにやろう」と激を飛ばしたそうだ。
開始3分。
いきなりのピンチ。
ゴール前での軽率なパスでシュートを打たれ
高木が弾いたボールを再びシュートされたが、ここにいたのが第2のGKペレイラだった(笑)
見事にゴールを守った。
ここがこの試合の分岐点だったのかもしれない。
どうしても先制したい大分に決定機が訪れた。
8分。
敵陣深くから朝陽がスローイン。
ノムが受けてマイナスのクロスを送ると飛び込んだのがヤマト。
ダイレクトシュートでゴールネットを揺らした。
大分先制。
祝福に駆け寄る仲間。
いち早く輪から外れたのはノム。
「早く集まれ」と集合をかける(笑)
たぶんノムは学生時代(中学か高校)少しヤンチャなんだけど実は全員に気を遣うクラス委員だったんじゃないかな、と妄想(笑)
で、ヤマトの第2子誕生の「ゆりかごダンス」
気持ちがいいほど揃っていた。
「ヤマト第2子誕生と先制ゴール おめでとうございます」
17分。
追加点を決めたかにみえたノムのゴールだったがオフサイドの判定でノーゴール。
これは残念。
しかし27分。
横浜高橋選手がGKにボールを返すという何気ないプレーだったが
そのままゴールに吸い込まれオウンゴールで大分2-0リードとなった。
この日の入場者数は「8,551人」
この後、試合はそのまま終わり2-0。
そして「最終戦セレモニー」
ですが、その前に
「片さん モノマネタ~イム」
この日私のブログをご覧になった皆さん。
誰にも言ってはいけません。
実はここだけの話ですが片さんはワッキーさんのモノマネだけではないんです。
もう一人得意なモノマネがあるんです。
誰と思いますか?
そうです。「西城秀樹さん」です。
「ウソ~」と思ったそこのあなた!
いやいや、能ある鷹は爪を隠すんです(笑)
この日の試合で披露してくれました。
では片さんによる西城秀樹さんのモノマネで ”ヤングマン「Y・M・C・A」
「片さん! どうぞ!」
若いうちは~♬ やりたいこと~ ♬ なんでもできるのさ~♬
「Y(ワイ)」
「M(エム)」
「C(シー)」
「A(エー)」
どうです、そっくりだったでしょう(笑)
え!? ワッキーさんの「芝刈り機」のモノマネも見たい?
しょうがないなぁ。
じゃあ特別だからね(笑)
ワッキーさん、じゃなかった片さん どうぞ!!
「芝刈り機」
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改めて
「最終戦セレモニー」
社長の挨拶に続いて
今季で退任する「片野坂監督の挨拶」
いつものようにサポーターへの感謝の言葉から始まった監督。
「厳しいシーズンになったのは私の責任です、すいません」
と頭を下げる監督に静まり返るスタジアム。
次の言葉を言いかけては涙で詰まらせる姿にそれまで我慢していたものがあふれ出てきました。
声を出せるものなら声をかけたい。
スタジアムのトリサポみんながそんな想いだったのではないでしょうか」。
「またいつかこのピッチに帰ってこれたらと思っています」
この監督の言葉に少し救われた気持ちがしました。
次の高木キャプテンの挨拶が心に刺さりました。
「クラブ・スポンサー・サポーターの力で共に強い大分を!」
本当にその通りだと思うと言い、クラブとして最善を尽くすと。
そして片野坂監督の方を振り返り
「片さん、大分は大丈夫です、強くなります!」と力強く大分のキャプテンとして素晴らしい挨拶でした。
「片野坂監督 ラウンド」
片さんのラウンドが始まりました。
「ブーイングや罵声があるかもしれない」と思っていた中でのラウンド。
勇気がいったと思います。
でもね片さん。
「片さんが心の奥底から大分を愛している」
みんなそのことは知っているんです。
この6年間、片さんの大分への愛情の深さをみんな感じてきました。
と同時に指揮官である片さんの苦悩も共有してきたんです。
このスタジアムで最後となる片さんへの感謝の拍手をしようとするサポはいても、罵声などあるわけがないんです。
みんな片さんが好きなんです。
離れたくないんです
GKから繋ぐサッカー。
相手が食いついてきたところを剥がし、数的優位を作る擬似カウンター。
個の力ではなくチームとして戦い点を取る。
サッカーの楽しさや戦術を教えてくれたのが片さんでした。
片さんのインタビューを聞き慣れている私は他の監督さんのインタビューを聞いていると違和感を覚えます。
相手チームへのリスペクトに欠けた発言や自分の選手への不適切な発言。
一流のものを見ると目が肥えるといいます。
それと同じことかもしれません。
私はこの6年間、ごくごく身近で一流の監督を見てきました。
片さんのインタビューはどんな時でも応援に駆けつけてくれたサポーターへの感謝が一番でした。
負ければ自分を責め、サポーターの皆さんに申し訳ないと言い、勝てば選手を褒めサポーターに感謝する。
相手をリスペクトし相手のチームを呼び捨てにせず必ず"さん"をつけて話をしていました。
勝てば選手の手柄、負ければ自分の責任。
私にとって片野坂監督はトリニータの監督という前に、一人の人間として尊敬する方でした。
楽しい6年でした。
片さんがあの時監督を引き受けてくれなければJ1はおろかJ2も無理だったかもしれません。
そう考えると感謝しても感謝し尽くしません。
いったんゴール裏に挨拶をして歩きかけもう一度戻った片さんはマイクを使わずに大きな声で挨拶をしました。
私には何を言っているのか分かりませんでしたが、文字にしてくれたサポさんがいました。
(ありがとうございました)
「今まで応援ありがとうございます。
最高の大分トリニータです。
大好きです。
この想いを絶対に忘れません。
これからも大分トリニータをよろしくお願いします」
「ありがとうございました」
「クラブと共に成長できたこと、皆様と一緒に戦えたこと、全てが私の誇り」
とコメントした片野坂監督。
おごらず威張らず常に謙虚でそれでいて熱く男らしく
時にはお茶目でときには弾ける片野坂イズム。
片さん、私たちサポも片さんに成長させていただきました。
負けた時も相手をリスペクトする姿勢を忘れることなく言葉に気をつけてきました。
今までで一番感動的で最高の雰囲気のホーム最終戦でした。
ラウンドを終えピッチに向かった片さん。
深々と頭を下げました
朝日新聞さんによると
「6年間の想いとともに、芝をいつも良い状態に管理してくれた方々への感謝も込めて、ピッチにお礼と別れをしたそうです。
「片さんのご家族の皆さん」
6年間もの間、家の大黒柱である片さんをお借りしたことに感謝します。
もし子供さんが小学生低学年だったとしたら一番可愛い時期を一緒に過ごせなかっただろうし、小学校高学年だったとしたら6年経てば高校生です。
子供さんが一番多感な時期に父親が近くにいない不安が奥さんにはあっただろうことは容易に想像できます。
それを考えると申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
ぶっちゃけた話を書くとお金だってJ1の監督としては下から2番目の低さです。
でも大分をこんなにも愛してくれて、戦うことの素晴らしさ、勝つことの喜びを6年間私たちに味あわせてくれました。
来季のことは何も分かりません。
ただ分かっていることは来季、いつものその場所に片さんはいないということ。
分かっています。
分かっていますが・・やはり寂しい。
J3からわずか3年間でJ1に昇格。
誰もなし得なかったこの記録はこれから先、もう破れないかもしれません。
そんなトリニータという1クラブの歴史にとどまらず、Jリーグの歴史を塗り替えたその同じ時代をともに過ごせたことを本当に誇りに思っています。
私の人生の中で片さんに出会ったことは本当に幸せでした。
今は寂しさでいっぱいですが、残された試合を一緒に戦えることを喜びたいと思います。
リーグ戦残り1試合。
そしてトリニーの歴史上初めてとなるベスト4、天皇杯!
勝ちたい!
本気で勝ちたい!
勝って片さんを笑顔で送り出したい。
スタジアムから笑って帰りたい!
頑張ろう!
大分トリニータ!
絶対に勝とう!
『トリニータも片さんも大好きだ〜!』