2024-11-3 第37節(ホーム最終戦・群馬) みんなで紡いだ梅崎司ラストゲーム!

2024-11-05 17:47:56 | 大分トリニータ

試合前日に発表された「梅崎司選手満了」のお知らせ。


衝撃でした。
来季もやれる。
90分間が無理ならスーパーサブがある。


勝手に来季の構想を思い描いていた私にはまさかの知らせでした。
そうか、そうなのか・・そういうことなのか・・
それなら明日の試合は何としても司に出場してほしい。
いやその前に果たして試合に出るのか?

試合当日、スタメン発表の時間。
入っている、司の名前が入っている。
サブだ。
それなら出場時間は70分か80分くらいか?


なんにしてもそれまでに点を取って司が出れる環境を作ってやりたい。
司の最後の試合。


皆んなでゴールをこじ開け司を笑顔でプレーさせたい。
勝って送り出してあげたい。
そんな司一色の今回のブログ。
今季最後となるホーム最終戦、始まります


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まずは
    
【もふもふニータンランド】


圧倒的ちゃんの中心となる「びっくー」
この日だけは晴れてくれと願っていました。

駐車場からもふもふニータンランドへの行き帰りの移動も最低でも大人3人は必要・・
1年間、北九州から毎回毎回連れてきていただきありがとうございました。


同じく毎試合、圧倒的ちゃんを連れて来ていただいた保護者の皆さん、ありがとうございました。


相手サポさんとの楽しい交流の場となり、それがきっかけでこのレゾドに何度も足を運んでくれたサポさんもいました。
試合前はワチャワチャ楽しく、試合中はバチバチと・・そんなメリハリがあるスタジアム風景が私は堪らなく好きです。
こんな風に本物のニータン、リッジーも遊びに来てくれますよ~。


今日来てくれたお二人は群馬サポさんであり大分サポでもあります。
好きな推しは「ノム」と「伊佐」の両選手。


一緒にピッチサイドで応援しました。
(試合前)


伊佐選手のタオマフが逆なのは勝った興奮があるのかも・・(笑)
来季もぜひ大分に来てください。
「待っちょんよ~」
(試合後)



こちらは鹿児島サポさんであり大分サポのお二人。
野嶽の個サポさんでもあります。
鹿児島と大分の野嶽兄弟2人とも降格してたら・・と思うと堪らなかったでしょう。
半分良くて半分良かった?・・のかな。

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【ウエルカムボード】

今季の中ごろ、女性スタッフの(Mさん)に「ウエルカムボードをうちのクラブもやったらどうでしょうか?」
と提案したところ次節から毎試合描いていただくようになりました。


ご自身の言葉とイラストで描かれたウエルカムボードに感心したり感動したり・・








本当にありがとうございました!


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【ブリコのアジト】
さん。

アップルシナモン=650円
シナモンが嫌いな私が唯一食べることができるのがここのアップルシナモン。
とにかく一度ハマったらそればっかり頼んでしまいます(笑)
当然今日も美味しくいただきました。
『ごちそうさまでした』



このイラストはムギさんです。
持っているのはお店の看板娘『どすこい花子』ちゃん。
名前と可愛さのギャップに萌えます。


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【ピッチサイド】


今日は嫁と一緒にピッチサイドへ!


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【ピッチ内練習】


スタメンが発表された後、数人の方から「ブログの写真は司を多めにお願いします」と言われました。
「もちろんです。頑張ります」と答えたものの責任重大です(笑)
SDカードの予備(64G2枚と32G3枚)を5枚。
カメラの予備バッテリーを3個。
何度もカメラのチェックをして不測の事態に備えます(笑)

司のピッチ内練習です。


司の雄姿を目に焼き付けておこう。


司が頭で合わせて枠内に入ると・・




1年前、大分から契約満了を言い渡された長沢が司のパフォーマンスに思わずガッツポーズ!


数日前に契約満了を言い渡された司の気持ちを今一番分かっているのが長沢なのかもしれない。


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【70人の群馬サポさん】

降格が決まった後でも群馬のために大分まで応援に駆けつけてくれた約70人の群馬サポさん。
ありがとうございます。


湯もみ娘さんたちです。


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【空は…】


今季最後のホーム戦。
毎年10人から15人の選手が入れ替わる大分。
今日ピッチで戦う選手と来季も同じメンバーで共に戦えることはないだろう。
試合に勝つ事も大事だが今日はフットボールを心から楽しもう。

この日の空はホーム最終戦にふさわしくトリニータブルーが広がっていて…
瞬きするのも惜しいくらい蒼くて…綺麗でした。



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【試合開始】 



残留という足枷から解き放たれた今、ホームレゾドで今こそ本来の力で暴れまわれ!!


今季はトリニータの30周年。


まさかの降格か?
というところまで追い詰められた今季。
前節で残留が決まりホッとした反面、今の順位に手放しで喜べないのも事実。


とはいえ30周年という節目の年に降格しなくて本当に良かった。


先制点の欲しい大分。
最初のチャンスは開始5分。
吉田のシュートをGKがファンブルしたところに詰めた屋敷、こぼれ球を新太がシュート。
しかしこれはわずかに枠を逸れた。


16分、大分フリーキックチャンス。
20分、ノムのシュート。
28分にはDFのデルランシュート。
さらには何度も訪れたコーナーキックのチャンス。














チャンスは多く作るものの群馬のゴールを割れず
前半を終わって0-0のスコアレスドロー。

  
【後半開始】


後半開始5分。
ついに均衡が破れた。
50分新太のドリブルから大分コーナーキックのチャンス。


キーパーのパンチングのこぼれ球を保田がゴール前に入れると、ペレイラと交錯したボールをデルランが押し込んだ。


51分デルラン先制ゴール。
これで2試合連続となる。


祝福するペレイラ


ゴール裏に集まる選手。


手招きをしている相手は…


もちろん「司」だ。

    
「デルラン選手 先制ゴール おめでとうございます」









追加点が欲しい大分は61分。
右サイドの屋敷が中に入れると


ノムが右足で絶妙な落とし。


受けた弓場が左足を振り抜くとGKの右を抜けネットを揺らした。


このホーム最終戦で生まれた弓場の貴重な追加点となる今季初ゴール

    
『弓場選手 今季初ゴールおめでとうございます』




67分、新太から長沢
屋敷から宇津元に交代




この日の入場者数
【11,439人】
これで1試合平均1万人を達成!!
今季は優勝争いや昇格をするほどの勢いがあったわけではなく…いやどちらかと言うとネガティブな話題の方が多かったシーズンだったにも関わらず平均1万人を達成した。
これはトリニータに関わった全ての皆さんが誇っていい数字ではないだろうか。


75.6分ごろだっただろうか?

ゴール裏から司のチャントが聞こえてきた。
司はまだか?
隣にいる嫁に『ベンチで司が出そうだったら教えてほしい』とお願いする。


79分
群馬に1点を返され1-2。
頑張れ大分の選手たち。
ここで踏ん張れば司が出れる。


85分
保田から池田
吉田から薩川に交代
薩川は26試合ぶり。


群馬に攻め込まれる時間が続く。

『司が準備してるよ』
嫁からの声にベンチを観ると司の姿。


交代した選手、控えの選手、スタッフ監督に声をかけられ肩を叩かれ口をギュっと結んだ司がそこにいた。


アディショナルタイム4分。
交代だ。


ノムから司へ交代。


キャプテンマークがノムから司の腕に託された。
(そんな決定的な画像は主審に隠れて撮れず(泣)
(ピッチサイドあるある)


さらに司がピッチ入る時に『感謝』を込めてピッチに触る画像も主審の向こう側…(号泣)



この時のベンチの様子は対照的だった。
群馬は監督さん以外全員腰掛けていた。


逆に大分は(司と交代するまでの90分間走り抜いたノム)以外は監督を始め選手もスタッフも全員が立っていた。




司がピッチに立った。
     
蹴散らせ司〜 梅崎司〜
切り裂け司〜 梅崎司〜



いつも感じることだが司が入ると風が変わる。
ピッチの雰囲気が締まる。
そして梅崎司だけが纏っているオーラを感じる。


試合終了。


後で知ることになるがこの時点で司は走れる状態ではなかったようだ。


左の太腿を負傷していることを知った。


痛み止めを打っての出場と知った。


試合前『これがラストゲーム』とチームメイトに語ったと知った。


さまざまな想いが込み上げてくる。


梅崎司。
ドームで観る司は元気そのもの。
試合前のピッチ内練習では仲間の緊張をほぐすためなのかふざける一面も。


しかし一旦試合に入れば手を叩き仲間を鼓舞し仲間をまとめていく。




そんな司が練習場ではときおりキツそうな顔を見せることがあった。
.



司が最後の挨拶で語ったように
『ここ数年体に鞭打って自分に言い聞かせてプレイし続けてきました。』
この言葉がズッシリと胸に刺さる。
試合に出れない苦しみ。
体が思うように動かない辛さ。
責任感の塊のような漢だからこその苦悩。
しかしそれも全て練習場でのこと。


ひとたびピッチに立てばサポーターを鼓舞し、吠える。


第12節のアウェー 熊本戦のように相手GKと笑顔で駆け引きもできる。
まさに頼れる漢。
大分の大黒柱である。

    
【試合が終了した直後の司】


「悔いなくやり切った」
「晴れやかな気持ちでピッチに立たせてもらいました」
「仲間がゴールを決めてくれて最後にピッチに立たせてくれてみんなと喜べる瞬間を味わえて本当に嬉しかったです」

キャプテンマークを巻いた梅崎司選手の最高の笑顔の写真が撮れただけで私自身大満足している。


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【最終戦 セレモニー】


自分の好きなチームの好きな選手たち。
今シーズンはなかなか見ることができなかった。
忘れかけていた笑顔。
こんなにも胸があたたかくなるものなんだ。
   
「14 池田 廉」





「5 中川 寛斗」


「4 薩川 淳貴」



「10 野村 直輝」


「8 町田 也真人」「11 渡邉 新太」「23 小野 俊輔」



「23 小野 俊輔」「20 木許 太賀」「34 藤原 優大」


「24 西川 幸之介」「6 弓場 将輝」「35 佐藤 丈晟」



「34 藤原 優大」


「32 濵田 太郎」「25 安藤 智哉」


「93 長沢 駿」


「36 松岡 颯人」


「11 渡邉 新太」


「8 町田 也真人」


「13 伊佐 耕平」


「19 小酒井 新大」



「22 ムン キョンゴン」


「41 キム ヒョンウ」


「44 吉田  真那斗」「21 鮎川 峻」


「26 保田 堅心」「44 吉田  真那斗」「21 鮎川 峻」


「18 野嶽 惇也」「99 高橋 大悟」


「16 茂 平」


「片野坂 知宏 監督」


「吉坂 圭介 GKコーチ」


「西山 哲平 GM」


哲平さん、長い間大分トリニータのためにご尽力いただきありがとうござました。


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勝ち点3を掴もうとするたびにスルリと指の間から逃げていった今季。
強引に引き寄せようとしても慎重になりすぎてもなかなか捕まえられませんでした。


自分の中にある全てを出し切り相手とのやりとりに全力で挑む。


ときに知識に支えられたり…
ときに経験が援護してくれたり…
逆に『本能的な勘』が救ってくれたり…


しかしそこに正解は無く、その時その時での最高のパフォーマンスが求められました。




全てを出し切りゴールが決まった時の瞬間、


苦しんで苦しんで勝ち切った時のあの瞬間。


すべては選手の笑顔が観たいから…


仲間の笑顔が観たいから…


監督、スタッフは声を出し檄を飛ばし、選手はピッチの中でなんとか点を取ろうともがき、サポーターは全力で飛び跳ね背中を押し続けた。
司はゴールをした選手を祝福するため全力で駆け寄る。
迎える選手たち…

スタジアム全体が梅崎司を中心に一体となり勝利を手繰り寄せた。

みんなで紡いだ梅崎司のラストゲーム!
今季で引退する梅崎司選手。
彼の背中の大きさ、力強さを忘れない。


ありがとう司。
ありがとう梅崎司!


選手、監督、スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、スポンサー様、対戦した相手サポの皆さん、保護者会メンバーの皆さん、そして何よりもトリサポの皆さん。
ありがとう、
今シーズンもたいへんお世話になりました。

本当にありがとうございました。


そして最後にレゾナックドーム大分に感謝!!
ありがとうございました




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