佐伯市 釜戸 モイカ釣り

2015-03-13 17:33:31 | 釣り
佐伯市の釜戸にモイカ釣りに行ってきた。
津久見市を抜けトンネルを抜け左折すると瀬会海水浴場がある。
透き通った美しい海、きれいな砂浜。
朝日を浴びた海が綺麗なのだが今日はモイカ釣り。


え? 砂浜でモイカ釣り?  キス釣りじゃないの?
勘違いしている釣り人が多いがこの砂浜ではモイカが釣れる。
一度試してみてはどうだろう?
藻の向こうに遠投ではなく藻の手前でいいんです(笑)
勘違いといえばこの間も波止の先端で力を込めて遠投しているモイカ釣りの人がいたが、間違っている。
確かに波止の先は潮の流れが早く、浮き下を竿一本(約5m)と長くして遠くに飛ばせば釣れそうに思える。
モイカのたくさんいた昔ならそれでも釣れただろうが、乱獲で少なくなった今は釣れない。
ではモイカはどこにいるのか?
一見釣れそうにない波止の根元の藻の生えているところにいる。
でもそんなところは藻に絡まってしまうだろう?
だから浮き下を浅く1ヒロ(1.5m)から1ヒロ半(2m強)と浅くする。
モイカは藻の中から上にいるゼンゴ(アジの子供)を目がけてくるということを知っていれば遠くの沖を流すことがいかに効率が悪いかがわかると思う。




ただし今日は疲れているので座って釣りができる「楽してモイカ釣り」ができるここ。
佐伯市釜戸。
後ろは山、前は高い堤防に囲まれ風が強い日でも大丈夫。




しかも座って釣ることができ、背もたれまであるという「楽ちん釣り場」(笑)
車は後ろに駐車できるので、徒歩10歩という便利さ。
おまけにその後ろは何と公園。
トイレもあり子供の遊ぶところもあるし、自販機もあるという至れり尽くせりな場所。


で、ポカポカ陽気の中、70過ぎのおじいさんと昔話をしていたら浮きが30センチほど沈み浮いてこない。
ここで慌てるとスカってしまう。
缶コーヒーをゆっくり飲み干してもまだ早い(笑)
早く合わせろという視線を横に感じながらゆっくり大きく竿を起こす。
竿先に「ズシ」っとした重量感。
何度かの締め込みの後、観念したように上がってきたモイカ。
お刺身ゲット!!  ノルマ達成。
嫁の喜ぶ顔が浮かんだ(笑)

                  
「マナーの悪い方 お断りします」


「釣り場は来た時よりも美しく」が釣り人のルールということを私を含めて釣り人自身がしっかり頭の中に叩き込んでおきたいと思う。
地元の人にとって「波止場は庭」
その庭を借りている以上、車のエンジンを掛けっぱなしにしたり、ゴミや空き缶を放置したり、撒きえさを綺麗に流さないなどは「釣り人のマナー」というよりも「人としてのマナー」が問われても仕方がないことだと思う。


以前、テレビで放送された「釣り人のマナー」についてのコメント。
・清掃員   
「ゴミの中に捨てられている釣針が手にささるので、2重に手袋をして作業をしている。清掃車には救急箱を常備している。仕掛けは危険なので持ち帰ってもらいたい。」

・漁師   
「釣り場を確保するために停めてある漁船を動かす一部の悪質な釣り人がいる。」

・釣り人   
「こんなにゴミを放置してゆくようでは釣り禁止になってもしかたがない」

これ以上私達が釣りを楽しんでいる場所が釣り禁止にならないよう、マナーとルールを守って釣りをしましょう。
釣り場を守るのは一人一人の釣り人です。










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