青葉と初めての買い物

2015-02-26 17:34:53 | 青葉 日記
青葉 1歳と10ヶ月。
転ばずに走れるようになった。
片言だが喋れるようになった。
私たちの言葉を全部ではないが理解するようになった。

先月 2人で買い物に行った。
2人っきりでの買い物は初めての経験なので嬉しいやら心配やら。


コンビニまでは200mほどの距離。
大人の足で5分か10分。
カラスの声が聞こえると「かぁかぁ」と鳴き声をまねる。
走り出したかと思うと急に立ち止まり、今来た道を引き返す。
まったく予測がつかない。
車が前からも、後ろからも来るので絶えず警戒をしていないと危ない。


ここは電車のホーム。
改札口なんかは無い。
誰でも自由に出入りができる。


危険だという事を教えるためにあえてホームを歩かせた。
もちろん前からも後ろからも電車が来ていない事を確認したうえでだが。
「ここは危ないから」と言うようなことを何度も教えたのだが・・・。
わかってくれたのかどうか心配だ。


コンビニの中に入りしばらく青葉の行動を見てみた。
通路を歩いていた青葉が立ち止まりじっと見ている。
一番下の段にある「きのこの山」というお菓子だ。
「欲しい」と言うでなく「手に取る」でなく、ただじっと見ている。
上から見る私と目が合った。
「にこ」っと笑った。
再び目をそらしお菓子を見つめている。
当然お菓子は赤ちゃん用のお菓子しか食べさせられない。
買ってあげたいが買えば青葉ママとばぁばの非難に耐える自信が無い(笑)
この何とも言えない気まずい空気に、一旦隣の通路に行き、時間をかせいだ。
数分後。
じっとのぞいてみた。
お菓子を見つめていた青葉と再び目が合った。
「にこ」っと笑った。
「そのお菓子が欲しい?」
あ~~ばかばか、言ってしまった。
「うん」とうなずく青葉。
「じゃあ、お姉さんのところにお金を払いに行こうか」
きのこの山を胸に抱きレジへと急ぐ青葉。
8割の満足と2割の後悔の私。
家に着いた頃にはこの割合は完全に逆転していた(笑)



なぜかゴミのことを「ビービー」と呼ぶ。
その「ビービー」を拾い始めた(笑)
どうやら小石も青葉にとっては「ビービー」のようだ。


それを私にくれてどうやら捨てて来いということらしい。
周りは小石だらけ。
これは、今日中に家に帰れそうもないぞ(笑)


コンビニから家まで200m。
結局2時間かけて帰った。
ママとばぁばは公園に行って遊んでいると思っていたようだ。


お菓子の件はどうなったのか?
はい、青葉の見ていないところで赤ちゃん用のお菓子と中身を入れ替えた(笑)
喜んで開けた青葉。
中身がいつものお菓子だったので不思議そうな顔をしていた。
私の胸の奥で「きりり」と罪悪感の音がした。

そんな青葉の断乳が3月6日から始まる。
保育園に行っていてママと接する時間が少ないせいか、ママが休みの日は何度も欲しがり、夜中には必ず欲しさに起きては泣く。
青葉もママも辛いだろうがそれを知っている私たちも辛い。
でも赤ちゃんからお兄ちゃんになる過程だから仕方がない。
心を鬼にして。
がんばれ!
青葉と青葉ママ!!








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