うっそーお墓が無い
毎年、13日に上越市と妙高市を
回るお墓参りコース。
今年も何の疑問も持たずに
爺さんのご先祖の墓がある
妙高市のお寺へ行ったのだが…
そう、
そこであるはずのお墓が無かったんです
うちのお墓だけ
移動されちゃったりしてぇ
なんて
墓地の中をキョロキョロ
しながらウロつくが、
やっぱ無い
ここまで遥々?来たからには
お参して帰りたいし、
お寺さんに聞くことにした。
うちの爺さんと同じ歳ほどの
お婆ちゃんが説明に
出て来てくれたんだけど、
私の顔を見るなり
「まあ~、妹さん?」
ゲゲェマジかっ
爺さんの妹と間違えられちゃったよ
妹って私の叔母さんだけど
74歳なんだよ~。
あたしゃ一気に老けちゃったかしら?
「いえ、娘です」強めの否定。
「あら~。」
どうやら爺さんの妹と最後に会ったのが
二十年近くも前らしく、
その時の印象が一緒だったらしい。
ちなみに私と叔母さんは顔が
ソックリなんすよね。
まあ、
ショックが抜け切らぬまま
詳しい話を聞いたわけだけど、
爺さんってば永代経あげて
墓じまいをしたんだそうな。
爺さんも歳だからね。
お寺さんのお婆ちゃんは
気の毒がって
本堂でお参りさせてくれて
有難かったですけどさ、
その時、
うちの相方を見て言ったのが、
「あら?子供さん?」
またしても
ゲゲェマジかっ
どうやら
あたしの老け込み方は
半端ないようです
お盆の出来事でした。