筋金入りのパニック障害。
同じ所をグルグルして
生きてます。
太空昇段試験の度に指摘される
楷書の雑さ。
払い、はね、止め
無意識に書いているという批評。
先生は霊媒師みたいだ。
何で見える。
朱色の矢印がいっぱい。
ここも無意識、
これも無意識と
書き込まれている。
左払いもスッと払わず
手首をこねってしまう。
この部分も前回指摘された。
まだ、
何が良くて
何が悪いのか
分からないので
細かく教えていただける事が
嬉しい。
とにかく
最後まで気を抜かずに丁寧に。
癖はなかなか直らないけど
適当な雑な楷書は止めよう。
リビングは
書道用具に占領された。
だりこっぺ。
キッチンカウンターには
墨液が並び
筆がバケツに入ってる。
何個買っても足りない
カラーボックス。
そして紙の山。
壁に飛び散る墨飛沫。
マジに見ていたら
汚なすぎて
急に気持ち悪くなった。
ゲロゲロゲロゲロ
グヮッグヮッグヮッ。
あっ、
今日のお稽古では
太空の半紙課題と
調和体の練習をしました。
しかしなぁ・・・。
どうしたらいいがろっかね。
この汚部屋。
松風閣詩巻の臨書、
たかが41文字書くだけなのに
切れる集中力。
何回、書き直すのじゃ。
何回、文字飛ばしすれば
気が済むのじゃ。
おっちょこちょい。
法帖を確認してるつもりで
ちゃんと見てない。
息切れしてきた。
ハァ、ヒィー、フゥー。
でもガンバ!
明日は師匠にみてもらうのじゃ。
新潟現代の書展Ⅲ。
未だ興奮冷めやらずです。
春の公募展用に書いた
私のヘボい作品なんて
(やっぱりボツでしたが・・)
ヤギに食わせてしまえ!と
思いました。
何で観賞後も尾を引く
スッキリ感があるのかな?と
考えてみると、
縛りがなく、
心が自由に見える。
計算された作為が
あったにしても、
だまし絵みたいに
錯覚おこしてわからない。
こんな感じに思えました。
秋の公募展に向けて
考えてるお題があるのですが、
方向がうっすらと見えて来て
ヤル気だけ満々です。
それと昨日は
旧新津市にある秋葉ガラスへ
行ってきました。
新潟日報に載ってた所です。
大量生産では無い
手作り感があるガラス達が
並んでいましたよ。
欲しかったな・・予算が。
楽しみにしてた書展の前期が
弥彦コミュニティセンターで
始まった。
会場に入るなり刺激的な作品が
並んでいて気持ちが高揚する。
誰かが言ってた。
「書道やってなくても楽しめるね」
作品の幅が広くて、厚くて、
凄いと思った。
会場の中には先生方の書道に
対するコメントが貼って有り、
お顔の写真入りだったが
あっ!思わず叫んでしまった。
高校の書道授業で習っていた
丹羽先生がいらっしゃる。
驚いた。
高校を卒業してからも
どうしておられるかと思い出し
最近も丹羽先生の手掛かりを
求めてネット検索したばかりだ。
去年の5月29日に書いた
15の書き初めという題の
ブログの中に登場する先生である。
当時はお手本通りに書く書道しか
知らない私だったので
創作の練習をしたり
篆刻もあったりの授業は
衝撃的だった。
創作は本当に苦しんだ。
お題には「飛翔」という言葉を
選んだが
最後まで先生の指導が理解できず
きれいに書く習字のままだった。
なぜ創作があるのか
お手本通りに書くのが書道では
ないのかと
今まで練習してきた事が
全部ひっくり返されたみたいで
すごくショックを受けた。
もう40年前の事なのに
鮮明に思い出される。
丹羽先生は恩師なのだ。
でも、お元気そうで良かった。
先生の作品を拝見できて良かった。
入場チケットに書いてあった
ー弥彦で出会うーという言葉。
本当に出会えた。
そして書展の後期も楽しみです。