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2022年は客観的な予想を心がけます。

エリザベス女王杯(GI)最終結論

2005-11-12 23:58:15 | 最終結論
◎オースミハルカ
○スイープトウショウ
▲エアメサイア
△ヤマニンアラバスタ
×マイネサマンサ
×レクレドール
★アドマイヤグルーヴ


【展開】
ここはオースミハルカの逃げ。絶好の最内枠を引き、久々の前走を使われて平均ペースの持続性ある流れに持ち込む。2番手は外から掛かり気味にマイネサマンサ、引退レースのメモリーキアヌ、レクレドールら。有力どころではエアメサイアが中団あたりで一番前。スイープトウショウ、アドマイヤグルーヴ、ヤマニンアラバスタらはメサイアを見ながらのレース。お互いをけん制しあえばし合うほど、前の馬有利の流れになる。

【見解】
本命はオースミハルカ。上記に述べたように絶好の最内枠を引き、スッとハナへ立てる。たとえ外からマイネサマンサが掛かり気味に競ってきたとしても、2番手で控えることも可能。8分のデキだった前走を使われて、この中間は熱心に攻め馬を積まれている。平均ペースの逃げに持ち込んで、粘り強い脚を発揮する。後続の有力どころの仕掛けが遅れれば面白い。

相手にはスイープトウショウ。前走の天皇賞5着は異様なまでの超スローの流れでは持ち味が発揮できなかった。牡馬相手に宝塚記念を差し切った脚は本物。好発を決めてメサイアを見ながら仕掛けどころがポイント。自分だけの競馬に徹すれば。

エアメサイアは古馬相手の一戦。秋2走は本格化を告げる末脚。ここはスイープ、アラバスタと強烈な決め手を持つ馬がいるが、同馬も今の充実度と54㌔なら差はない。

ヤマニンアラバスタはゆったりとした追走から終いを生かす競馬が合っており、距離延長は歓迎。休養を挟んで450㌔台で競馬ができるようになって末脚が安定。馬体がキープできれば面白い。

マイネサマンサは最悪の外枠。本来なら内から前に馬を置いて折り合いを付けたかった。鞍上のルメール騎手がどう制御するのか注目。前で競馬できる点は有利。

レクレドールも良馬場で巻き返す。前々走のような積極的な競馬で活路を見出したい。直線平坦なのはいい。

アドマイヤグルーヴはベスト舞台と一度使われたことによる変わり身に期待。鞍上も2戦目で乗りやすい。

有力どころの駆け引きが見ものだ。

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明日の福島、東京メイン予想

2005-11-12 22:36:45 | 最終結論
福島11R 福島記念(GⅢ、芝2000㍍)

◎マイネソーサリス
○ブルートルネード
▲ワンモアチャッター
△グラスボンバー
×セフティーエンペラ
×オースミステイヤー
★プラズマ


【見解】
51㌔マイネソーサリスを本命視。前走の府中牝馬S13着は放牧明けで追い不足。スローの決め手勝負では厳しかった。この中間は順調に乗り込まれ、上積みが見込める。前々走の愛知杯が大外枠発走で終始、馬場のいい大外を通れた。中団の外からスムーズに流れに乗ると、勝負どころでマクッてそのまま粘り強い脚で差し切った。今回は同じ平坦小回りで51㌔。メジロマントル、ブルートルネードらの先行馬がいて、福島のハンデ戦なら流れは遅くならない。勝負どころで馬場のいい大外へ持ち出せれば。


東京11R オーロC(オープン特別芝1400㍍)

◎シャイニンルビー
○グランリーオ
▲カシマフラワー
△ゴッドオブチャンス
×フジサイレンス
×シンボリグラン

【見解】
昨年の覇者シャイニンルビーを本命視。前走の京成杯AH7着は道中、中団のインをぴったりと追走。終始、内の経済コースを通るも、勝負どころで急に手応えが怪しくなる。直線でもジリジリとしか伸びず。鞍上によれば「馬場を気にして手応えが怪しくなった」とのこと。溜めれば一瞬の切れ味は鋭い。府中なら道中下手に動く必要はない。ベストの条件と良馬場で巻き返し必死。


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エリザベス女王杯(GI)展望・2

2005-11-12 00:33:07 | 見解
どうやら日曜日の京都は天候が持ちそうだ。枠順が確定してオースミハルカが最内枠に入った。鞍上の川島騎手からも堂々の逃げ宣言が飛び出している。外国馬との兼ね合いが鍵だが、平均ペースの淀みないラップで飛ばしてもらいたい。ここは有力どころが差し、追い込みタイプが揃い、前々で積極的な競馬をする馬たちの粘りに警戒が必要。折り合いに不安のあるマイネサマンサはルメール騎手の手綱さばきが鍵を握る。前々走のクイーンSの再現を狙うレクレドールも今回は積極的な競馬をするはず。どこまで状態が持ち直しているか。

【マイティーカラー】
前走の府中牝馬S4着は惜しかった。内枠から終始、中団のインを追走するも、折り合いを欠いてチグハグな追走。直線を向いてギリギリまで追い出しを我慢。残り2ハロン地点で追い出されると、追って頭の高い走法だったが、ジリジリと伸びた。重賞レベルのメンバーでスローの決め手勝負の流れと、テンのロスを考えれば高く評価できる。前々走の美作特別1着は終始、馬群の外目を掛かり気味に追走。しかも、3角で早めに仕掛けて先頭へ並びかける。本来ならなし崩しに脚を使わされて脚色が鈍るケースだが、直線でグイッと鋭い脚で突き抜けた。他馬とは格の違いを見せ付ける内容であった。このように折り合いに不安があり、距離延長に課題はある。追って頭の高い走法のため瞬発力勝負では厳しい。だが、少しでも上がりが掛かる展開になって持ち味の長くいい脚が発揮できれば一発があってもいい。


【レクレドール】
前走の府中牝馬S7着は終スローの瞬発力勝負の流れを4,5番手で流れに乗るも、追って案外の内容。一息入って仕上がりは今ひとつだったにしても不満の残る内容であった。前々走のクイーンS1着ではスターリーヘブンとダンスインザムードの作る速い流れを4番手追走。勝負どころで外目をマクって進出。直線入り口で堂々早め先頭へ躍り出ると、そのまま後続の追撃を振り切った。それまでは長くいい脚が続かない印象があっただけに、高く評価できる強い内容だった。平坦の京都へ替わる点はプラス。今回は前々走のような積極策も考えられる。見限れない力はある。


【ライラプス】
前走の秋華賞5着は終始、エアメサイアをマーク。勝負どころの4角で大外へ持ち出す。だが、そこで外へ大きく膨れてしまう。直線でジリジリと伸びたものの、不利は想像以上に大きかった。時計の速い決め手勝負では厳しい面がある。上がりの掛かる展開か降雨で道悪のパワー馬場になれば浮上の余地がある。男馬並みに攻めをビシビシつまれている点には好感が持てる。



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